新年度の保育園では、朝の受け入れでお母さんと離れる時、 泣く 子が多くいると思います。今回は、朝の受け入れで 泣く 子にどう関わればいいのか、またその保護者にどう接したらいいのかを考えてみましょう。新人保育士さんは参考にしてみてくださいね。
1.慣れるまで朝の受け入れで 泣く 子は多い
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今回のテーマは、『朝の受け入れ』です。
保育園では、朝の受け入れはやることがたくさんある忙しい時間帯の一つ。
ただ園児を預かるのではなく、
保護者の方から伝達事項を伺ったり、
子どもを視診したり、電話を受けたり…
保育をしながら色々なことを同時にやらなければなりません。
そんな朝の受け入れですが、
保護者の方と離れる時に 泣く 子や、
保育室に入るのを嫌がる子もいます。
特に乳児クラスの受け入れでは、
最初は 泣く 子が多く、
新人保育士さんは戸惑ってしまうかもしれません。
そこで今回は、
保育のノウハウとして、朝の受け入れで 泣く 子にどう関わればいいのか、
また、その保護者に対してはどう接したらいいのかなどをご紹介していきます。
2. 朝の受け入れで 泣く 理由や子どもへの関わり方は?
それではまず、朝の受け入れで子どもが 泣く 理由はどんなものか考えてみましょう。
【子どもが 泣く 理由は?】
・新しい環境に不安
・お母さんと離れたくない
・どこか調子が悪い
子どもが朝の受け入れ時に 泣く 理由のほとんどが、
『不安』を感じているからだと思います。
特に新年度は、新しい環境になかなか慣れず、
不安な気持ちが大きくなってしまうもの。
新しい場所、新しい先生など、環境の変化に子ども達はとても敏感です。
お母さんやお父さんと離れたくないという気持ちから 泣く 子も多く、
保育士との関係が出来るまでは、
スムーズな朝の受け入れは難しい場合が多いかもしれません。
また、朝の受け入れで子どもが 泣く 他の理由として時々あるのが、
どこか体調が悪いことを知らせるサインというもの。
特に、まだ言葉で上手く伝えることのできない乳児クラスの子ども達は、
泣いたりぐずったりして不調を訴えている場合があります。
例えば、
いつもよりも顔が赤いかな?と感じて検温したら熱があった。
右手を動かさないと思ったら、脱臼していた。
など、
思いもよらない理由で 泣く こともあるので、
不安で泣いているだけと思わず、
子どもの様子をしっかりと観察することが大切です。
【 泣く 子にはどう関わればいい?】
・笑顔で迎える
・気持ちを受け止める
・気持ちを切り替えられるような言葉かけ
まず、何といっても笑顔が大切です。
不安な気持ちを抱えながら登園してくる子ども達に、少しでも安心してもらえるよう、
毎日笑顔で「○○ちゃん、おはよう」と声を掛けましょう。
受け入れの時に毎日笑顔で声を掛けてもらうことで、
子ども達も少しずつ緊張がとけ、慣れていくと思います。
また、子どもの気持ちを受け止めること。
「泣かないよ」と最初から否定せず、
「そうだよね、寂しいよね、大丈夫、先生と一緒にいってらっしゃいしようか。」
など、
「わかるよ」と 泣く 子の気持ちを受け止めながら、
寄り添うように関われるといいですね。
そして、気持ちを切り替えられるような言葉かけも大切です。
「○○ちゃん、先生と積み木しようか。」
「あれ?お外に鳥さんがいるね。見てみようか。」
など、なんでもいいので、
泣く 子の気持ちが少しでも切り替わるよう関わりましょう。
【保護者への対応は?】
・笑顔で迎える
・保護者が安心できるような言葉かけ
・子どもの様子を確認する
朝の受け入れでは、
子どもと同じように、保護者の方も不安を抱えている場合があります。
私自身も自分の子どもを預ける時に経験していますが、
子どもが朝の受け入れ時に 泣く と、
後ろ髪をひかれる思いでお仕事に行かなければなりません。
そんな時、保育士さんに笑顔で、
「大丈夫ですよ、お預かりしますね。いってらっしゃい。」
と言ってもらえると、
親の方も少し気持ちが切り替わり、「よし、頑張ってこよう」と思えたりします。
子どもだけでなく、保護者の方にも安心してお仕事に行っていただけるような言葉かけが出来るといいですね、
そして、
「○○ちゃんは、体調変わりないですか?」
などと声を掛け、子どもの様子に変わりないかを確認しましょう。
朝は時間に余裕のない場合が多いので、
保護者の方との会話はあまり長くならないよう意識しておくことも大切です。
3.安心して保育園で過ごせるように
いかがでしたか?
今回は、保育のノウハウとして、
朝の受け入れで 泣く 子にどう関わればいいのか、
また、その保護者に対してはどう接したらいいのかなどをご紹介しました。
朝の受け入れは、子ども達にとって『園での一日の始まり』です。
子ども達が安心して保育園で過ごせるよう、
意識して朝の受け入れを行いましょう。
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