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【保育実習】 実習日誌 が苦手な方必見!記録の書き方のポイント教えます

日誌
保育実習で必ず書くのが 実習日誌 !でも記録することが苦手…書き方がよくわからない…そう感じている方はいませんか?でもポイントをしっかりとおさえれば大丈夫! 実習日誌 を書くコツをつかんで、苦手意識を克服しましょうね♪
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1. 実習日誌 の記録ってなんだか苦手…

保育実習で大変と感じること苦手意識の強いものってなんでしょうか?
私自身が学生時代、実習でいやだったのは、
ダントツで「 実習日誌 」でした。
もともと作文が苦手な私は、
毎日毎日書かなくてはならない 実習日誌 が苦痛でならなかったのです。
大まかな書き方は、実習の事前授業で教えてもらっていましたが、
正直自分の中で消化できていませんでした。
とりあえず、教えてもらったように型にはめて日誌を書く毎日…。
どうやって書けばいいのかな…
この書き方でいいのかな…
保育士さんにどう思われるかな…
そう思いながら書いていたことを覚えています。
この 実習日誌 、そもそもなんの為に書いているのでしょうか。
学校の先生に見せる為?
単位を取るため?
保育士さんに認めてもらうため?
一番は、なによりも『自分の為』
自分の為とは、どういうことか?
 実習日誌 を書くことで、自分の力になることがたくさんあります。
・出来事を客観的に捉える力
・簡潔にわかりやすく書く力
・深く考える力
このような記録をする上で大切な力が 実習日誌 を書くことで徐々に身についていきます。
実は、これらの力は保育士になってからも大変重要なものなのです。
『記録』は保育士さんの業務の一つ。
毎日の保育日誌、連絡帳、個人の成長の 記録 など、
記録 しなければいけないことは山ほどあります。
限られた時間の中でこなしていくためには記録する力を身に付けることが必要!
その力を身に付けるためのトレーニングの一つが、 実習日誌 なのです。
保育実習での出来事を記録して、考察して、感想を書く…
学生時代の私は、この 実習日誌 に対してあまり深く考えず、
毎日ただ余白を埋めるように書いていました。
けれど、保育士の立場で 実習日誌 を振り返った時、とても反省しました。
ただ書くだけでは、トレーニングにはなりません。
きちんとポイントを意識しながら書こうとしなければいけなかったのです。
では、どういったポイントを意識すればよいのでしょうか?
保育の記録を書く上で、意識するべき 実習日誌 のポイントをお教えします。

2.意識して書こう! 実習日誌 のポイントはズバリ…これ!

まず、 実習日誌 を記録する上での基本ポイント
そして、 実習日誌 の項目別ポイントをご紹介します。

【基本ポイント】

①読みやすい字
 実習日誌 は誰もが読みやすいような字で書くことを心掛けましょう。
字の上手下手ではなく、丁寧に書くことが大切です。
②語尾の統一
ですます調よりも、「~だ」「~である」というような語尾で統一することが好ましいと思います。
保育士になってからも、基本的な記録はこの書き方です。(連絡帳は除く)
③正しい言葉選び
「話し言葉」と「書き言葉」を知っていますか?
普段話しているような言葉をそのまま 実習日誌 で書くことはいけません。
例えば…
「ら」抜き言葉
× 食べれない
○ 食べられない
「い」抜き言葉
× 食べてる
○ 食べている
また、保育に適した言葉というものがあります。
例えば…
× 食べさせる
○ 食事の介助をする
「~させる」「~してあげる」という表現は、子どもに指図しているような印象となってしまうので避けましょう。
「子どもの成長を援助する」という視点や立場で物事を捉えて表現することを心掛けるといいですよ。
④5W1H
5Wとは、
When(いつ)・Where(どこで)・Who(だれが)・What(なにを)・Why(なぜ)
1Hとは、
How(どのように)
この5W1Hを意識すると、わかりやすい、伝わりやすい文章になります。
特に 実習日誌 では、書いているうちにwho(だれが)が抜けて、主語がわかりにくくなることがあります。
子ども、保育士、実習生など、誰の動きや言葉なのかはっきりとわかるように書きましょう。
⑤誤字脱字チェック
書き終わったら、必ず読み直しましょう。
誤字や脱字がないかの確認はとても大切です。
また、言葉選びや言い回しなども違和感がないか確認しましょう。
⑥保育所保育指針のチェック
実習前に一度確認していると思いますが、
特に発達の段階保育士の援助についてなどは、振り返りや考察する上でも大切ですので繰り返し読んでおくといいですよ。

【項目別ポイント】

①目標・ねらいは具体的に
目標やねらいは、大まか過ぎるとどのような視点で観察すればいいのかわからず、深く見ることができません。
具体的に書くことで、今日は特にこのポイントに注目する!という意識も生まれ、
 実習日誌 も書きやすくなると思います。
× 3歳児の発達を学ぶ。
○ 3歳児の発達の特徴を知り、その援助の方法を学ぶ。
②流れ・動きは客観的に
生活の流れ・子どもと保育士の動きなど時系列で書いていく部分は、
流れがわかりやすいように客観的に書いていきます。
もし、同じ部分に実習生の気付きなどを書き込みたい場合は、
記号や囲みなどを付けて動きの記述と混ざらないようにしましょう。
また、全体の動き個の動きは別でとらえましょう。
基本は全体の動きを書き、気になる個の動きがある場合は、記号やカッコなどを付けると見やすくなります。
③気付き・感想は目標を軸に
気付いたことや感想は、その日の目標やねらいを軸にして書きます。
具体的にエピソードなどを取り上げると書きやすく、
読み手も情景が浮かぶので読みやすくなります。

3.保育実習での経験・ 実習日誌 は宝物!

 実習日誌 の記録についてポイントに分けてご紹介しましたが、いかがでしたか?
ひとつひとつは難しいものではないと思いますが、
実際に書くとなると、どこか抜けてしまったりわかりにくくなってしまったりすることがあるかもしれません。
けれど、ポイントを意識して書くことで徐々に慣れていけると思います。
また、自分の文章の傾向(ら抜き言葉を使いやすい、主語が抜けやすい…など)をつかめると、
どこを特に気を付ければ良いかわかりますよね。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
保育実習での経験やその 実習日誌 は、学生の立場だからこその気付きに溢れています。
私自身保育士として10年以上働いても、実習での思いや印象的な出来事をまだ覚えているのです。
そして 実習日誌 を読み返すと、初心を思い出すことができます。
貴重な実習経験をしっかりと 実習日誌 に残し、将来の夢に向かって頑張りましょう!
応援しています!
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

夢に向かって頑張ろう!

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