『 託児所 』ってどんなところか知っていますか?これから実習や就活を控えている保育学生さんは必見♪今回は、 託児所 の基本をわかりやすく解説します。実習や就活前にきちんと理解し、準備しておきましょう。
1. 託児所 ってどんなところ?
ほいコレでは、保育学生さんの進路に役立つ情報をお届けしています!
今回は、『 託児所 』の基本をわかりやすく解説♪
託児所 ってどんなところか知っていますか?
実は、 託児所 の明確な定義はありません。
一般的には、保育の必要な子どもを預かる施設ですが、
国の基準に該当しない認可外保育施設の一つということになります。
また、 託児所 の中でも規模や内容により、
自治体に届け出が必要な施設と、届け出不要な施設とがあり、
運営形態も様々です。
自分の進路について考える第一歩として、
託児所 について理解しておきましょう。
認可外保育施設である 託児所 の運営元は、企業や個人など様々です。
例えば、事業所(会社)内や、病院内の 託児所 、
ベビーホテル、商業施設内にある 託児所 などがあります。
保育時間は、 託児所 により違います。
事業所内や病院内であれば従業員(託児所利用者)の就業時間に対応した保育時間であったり、
商業施設内であれば、その施設の営業時間に準じていたりするでしょう。
また、ベビーホテルのように、夜間の時間帯の保育を担っている場合もあります。
受け入れ年齢は、0歳~就学前という場合や、
託児所 によっては小学生まで受け入れている場合もあります。
託児所 の運営形態により違いますが、
一時利用などの場合は、毎日決まった子ども預かるわけではありません。
正社員、契約社員、派遣社員、パート、アルバイトなど、
託児所 によって雇用形態の種類には違いがあります。
時間シフト制など、自由度の高い働き方ができる 託児所 もあるでしょう。
2. 託児所 で働くには?
次に、 託児所 で働くには、どのような条件が必要なのでしょうか。
託児所 によっては、資格不要の場合もありますが、
保育に関する資格を持っていることでお給料面でプラスになる場合も。
・保育士資格
・幼稚園教諭免許
・看護師資格 など
※取得見込みも含まれます。
基本的に、採用試験を設けていない場合が多いでしょう。
書類選考や面接などを経て、採用されるという形が一般的です。
託児所 の採用募集は、随時行っている場合がほとんどです。
保育の就活に特化した就活情報サイトや、
保育の就活フェアなども毎年開催されているので、
参加してみるのもおすすめです♪
↓保育の就職に役立つ!就活情報を収集しましょう♪
3. 託児所 で働くことのメリット・デメリット
最後に、 託児所 で働く上でのメリットやデメリットを見ていきましょう。
【メリット】
★求人が多い
託児所 の求人は1年を通して数多く、
就職しやすいと言えます。
また、採用試験を設けていない場合も多いので、その点もメリットの一つです。
★作り物や書き物が少ない
託児所 の運営形態にもよりますが、
一般的な保育園や幼稚園に比べ、年間の行事が少なく、
保育士の仕事の一つである作り物や書き物も少ないでしょう。
このような保育以外の仕事は、保育士にとって実際かなり負担に…。
ですから、残業や持ち帰りの仕事がほとんどないということにもつながります。
★働き方の自由度が高い
託児所 によってはスポット的な働き方も可能なので、
一般的な保育園や幼稚園に比べると、働き方の自由度が高いと言えます。
保育学生でもアルバイトができる施設もあるので、
チャレンジしてみるといいですよ♪
【デメリット】
★給料・福利厚生
給料や福利厚生に関しては 託児所 によって大きな差があるため、
就活の際にきちんと確認する必要があります。
お給料はもちろんですが、有給休暇や特別休暇、
通勤手当や住宅手当など、細かい福利厚生についてもリサーチしましょう。
★子どもとの関係作り
一時預かりのスポット利用ができる 託児所 などは、
いつも同じ子どもが来るわけではないので、
毎回子どもとの関係作りは一からとなります。
やっと慣れてきた頃にお迎え…ということも少なくないでしょう。
★人材不足
託児所 によって差がありますが、
常に人手が足りていないという場合も少なくないでしょう。
資格不問の施設もあるので、
保育士としてのスキルアップ環境は十分でないことが多く、
スキルアップするには個人での積極的な勉強が必要です。
いかがでしたか?
今回は、『 託児所 』についての基本をご紹介しました。
就活前にきちんと理解しておくことで、
時間をかけて進路について考えることができ、
また、就職準備も慌てずに取り組めるのではないでしょうか。
未来の保育士さんを応援しています!
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