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保育学生さん必見♪ 公立保育園 ってどんなところ?わかりやすく解説!

公立保育園
『 公立保育園 』ってどんなところか知っていますか?これから実習や就活を控えている保育学生さんは必見♪今回は、 公立保育園 の基本をわかりやすく解説します。実習や就活前にきちんと理解し、準備しておきましょう!

 

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1. 公立保育園 ってどんなところ?

ほいコレでは、保育学生さんの進路に役立つ情報をお届けしています!
今回は、 公立保育園の基本をわかりやすく解説♪
 公立保育園 ってどんなところか知っていますか?
保育実習などでお世話になったことがある方もいると思います。
行ったことはあるけれど、どのような特徴があるのかわからない…
そんな方は必見です!
自分の進路について考える第一歩として、
 公立保育園 について理解しておきましょう。
運営元
 公立保育園 は、市町村(地方自治体)が運営しています。
『○○市立△△保育園』という名前の保育園は自治体が運営する公設公営の保育園。
ちなみに、公設民営の保育園というのは、民営なので私立保育園です。
保育時間
自治体や園によって多少違いますが、
月曜日~土曜日7:00頃~20:00頃の範囲で保育を行っている場合が多いでしょう。
園児
受け入れ年齢は、0歳(生後57日~)~就学前
0歳児クラスは、自治体や園によって受け入れ可能な月齢が違います。
例えば、同じ自治体内の 公立保育園 であっても、
生後57日~受け入れ可、8か月~受け入れ可、0歳児保育はなし
というように、園によって変えている場合もあります。
職員
保育士は、正規職員非常勤職員、園によっては派遣職員も一緒に働いています。
正規保育士は、在職年数や昇格試験によって主任、主査、副園長、園長などと役職が変わっていく仕組みが一般的。
そのため、職員の年齢層が幅広いことが多いでしょう。
保育士の他に、調理師看護師用務職員なども働いています。

2. 公立保育園 で働くには?

次に、 公立保育園 で働くには、どのような条件が必要なのでしょうか。
ここでは、正規職員としての採用情報をご紹介します。
必要資格
保育士資格
・幼稚園教諭免許(自治体によっては必要としています)
※取得見込みも含まれます。
採用試験
 公立保育園 で働く公立保育士は、地方公務員です。
ですから、まずは市町村の公務員試験を受験する必要があります。
受験資格として年齢制限があり、30歳前後までとしている場合が多いのですが、
最近は即戦力となる経験者枠を設けている自治体も少なくありません。
公務員試験の試験内容は、
一次が筆記試験(一般教養科目、専門科目)、
二次が面接や、自治体によってはピアノなどの実技を行う場合もあります。
また、公務員試験の特徴として、
試験に合格すれば採用が即決定という訳ではなく、
まずは合格者名簿に登録され、その後配属先が決定してから正式採用という流れになります。
採用試験日程
翌年4月採用枠であれば、6~8月頃に募集があり、
7~9月頃に公務員試験がある場合が多いようです。
しかし、日程は各自治体によって違いがあるので、早めに確認をしましょう。
公務員試験については、こちらの記事もチェック!

3. 公立保育園 で働くことのメリット・デメリット

最後に、 公立保育園 で正規職員として働く上での、メリットデメリットを見ていきましょう。

【メリット】

★お給料
お給料は各自治体によって差がありますが、
公務員は在職年数に応じて階級が上がっていくので、基本的にはそれに伴って少しずつお給料も上がっていく仕組みです。
安定して少しずつ伸びていくので、長く勤めることで確実にお給料が上がっていきます。
★福利厚生
公務員の福利厚生は手厚いといわれています。
共済組合の加入や、休暇取得の制度充実、レジャー施設や宿泊施設の優待割引、共済の保険・年金などへの加入など。
育児休暇は最長で3年取ることができます。
★社会的信用性が高い
公務員は、社会的に信用性が高い職業です。
安定した収入や、失業するリスクが低いことで、クレジットカードやローン審査が通りやすいというメリットもあります。

【デメリット】

★公務員試験
公務員試験は、一般的に倍率が高いと言われています。
人気の自治体は20倍(20人に1人が合格)となるところも!
また、筆記試験では一般教養科目がネックに。
試験勉強は必須です。
★異動がある
公務員は、数年に1度定期的に異動がありますが、保育士も同じです。
自治体内の 公立保育園 の間を異動するのですが、
異動のたびに新しいメンバーや職場に慣れていかなくてはいけません。
★副業は禁止
公務員は副業が禁止されています。
ですから、ちょっとしたアルバイトや、動画投稿の収益などもNGです。
いかがでしたか?
今回は、『 公立保育園 』についての基礎知識をご紹介しました。
就活前にきちんと理解しておくことで、
時間をかけて進路について考えることができ、
また、就職準備も慌てずに取り組めるのではないでしょうか。
未来の保育士さんを応援しています!
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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