どの園でも、部分実習や完全実習はあると思います。
部分実習や完全実習については、こちらの記事でご紹介しています⇓
実習に入ってからは毎日の日誌や指導案の提出など、日々行うことがあり忙しくなります。
実習中に慌てずに済むように、事前にアイデアを年齢別に考えておいた方がよいです。
また余裕があれば、体を動かす系の内容と製作系の内容と両方考えておくと、内容の指定が入ったとしても対応しやすいです。
手遊び、歌遊びを子ども達と一緒に行うことをイメージして練習しておくと良いです。
これも年齢別にいくつかレパートリーを持っておくと対応ができます。
実際の例としては、部分実習とは別でしたが、実習生が先生が来るまでの時間に手遊びをして子ども達と過ごしてくれていました。
どの先生からもとても好印象でしたし、子ども達も楽しい遊びを提供してくれる先生が大好きになります!
子ども達の反応を見ながら一緒にできるのも実習ならではの経験ですので、担当の先生に確認しながらたくさん経験できるといいですね!
③絵本の読み聞かせ
子ども達の前で読むことをイメージしながら、有名な絵本を年齢に合わせて選び、練習しておくと良いですね。
もし自分の持っている絵本を読みたいという場合は、事前に担当の先生に確認しておきましょう。
園では子どもに提供する絵本としてふさわしいかどうかを考えて絵本を置いています。
自分の持っている絵本がその園に合うかどうか、必ずアドバイスを頂いた方が、実習がスムーズに進みます。
④実習日誌のポイントをつかむ
1番大事なポイントとしては、ただの事実の羅列にならないことです。
事実の羅列のみの日誌は後で読み返した時に参考になるものが少なく、自分のためになりません。
子どもの様子を書く際には、自分がその子どもの様子に対して、どう思ってどう対応したのかを書いてください。
具体的にどういう言葉を掛けたのか、周りの先生はどんな様子だったかなど、簡潔に詳しく書きましょう。
また、日誌を返していただく際には、自分がした対応についてもアドバイスを頂きましょう。
合わせて、先生であればどう対応するのかなど質問してみるのもよいです。
子ども達との関わり方の引き出しを増やすことができますよ!
3. 子ども達への想いが大切
1番大切なのは子ども達と一緒にこんなことを楽しんでみたい!という想いで、事前準備を進めることです。
実習に入ると、日々の日誌・指導案・設定の準備などいっぺんに行わなければならなくなり焦りますし、ご指導を頂きやり直す必要も出てきます。
やり直しに時間が取られ、更に焦る状況に…というようなことになる実習生も少なくはありません。
そうなると、設定保育等の内容を決める際、とりあえず決めないと!という決め方になってしまうことに…
ただ、これだと実際に子どもたちの前で行う時には上手くいかないことが多いです。
本来は、とりあえず決めるものではありません。
より子ども達に合って、一緒に楽しめるものをということを最優先に考えた上で活動を決めるべきなのです。
ですから、ただできそうなことを考えておくのではなく『子ども達とこんなことをやってみたい!子ども達とこんなことを一緒に楽しみたい!』という想いを大切に、内容を実習前から考えておいてほしいと思います。
子ども達最優先で考えた想いは、必ず子ども達に伝わります。結果として、子ども達にとってもあなたにとっても楽しい良い活動になることが多いです。
そして、その達成感はあなたの喜びや自信にもつながります。
子ども達への想いを大切に、子ども達と一緒に実習を実りあるものとして下さいね!