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ほとんどの乳児がかかる 突発性発疹 とは?保育士になる前に知っておこう!

突発性発疹
保育士になるなら、知っておきたい子どもの病気のこと。今回はほとんどの子どもが1歳児までにかかる 突発性発疹 についてご紹介します。高熱と発疹が特徴で、0歳児クラスでは耳にする機会も多いはず。しっかり把握して保護者に寄り添った保育を目指しましょう。
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1. 保育士なら知っておきたい病気のこと

保育士を目指している皆さんこんにちは!
保育士になるなら、子どもとの遊び方や人気の製作方法など事前に知っておきたいことは多いですよね。
ほいコレではそんな保育士に役立つ様々な情報を発信していますが、今回ご紹介したいのは病気のこと。
保育園に通う子ども達の健康は、保護者にとっても保育士にとっても最も気にかけたいことではないでしょうか。
でも子どもの病気は種類も多くて覚えるのも難しい…。実際に我が子がかからないとピンとこない…という人も多いのでは?
そこで今回は、1歳児までにほとんどの乳児がかかる 突発性発疹 をクローズアップしてご紹介します。
 突発性発疹 は子どもを持つ保護者なら、ほとんどの人が知っている病気です。
0歳児クラスに入ると、保護者の間では「もう突発はやりました?」なんて会話を聞く機会もあるかもしれません。
そんな保護者にとって常識の病気について、保育士になる前に知っておいて損はないはず!
保育士になる前にぜひ、 突発性発疹 について知っておきましょう♪

2. 多くの乳児がかかる 突発性発疹 とは

 突発性発疹 とは、1歳までに86%の子どもがかかり4歳までにほとんどの子どもが経験しウィルスを獲得する病気です。
発症する年齢は0、1歳児が99%を占めています。
特徴としては2〜5日ほど38度以上の高熱が続き、解熱後に身体中や顔に発疹が出ます。
熱が下がって治ったと思った頃に発疹が身体中や顔に出るので、あとから「 突発性発疹 だったんだ」とわかることも多いです。
 突発性発疹 は、ヒトヘルペスウイルスHHV6番もしくは7番というウイルスが原因で起こる感染症の一つ。
特別な予防や薬はなく、感染経路もハッキリしないことが多いです。
ですが一度経験すると体内にウィルスが残るので、保護者や保育士などの大人に感染する可能性は低いのでご安心を。
季節性はないので、夏でも冬でもかかる子どもがいます。
子どもの様子ですが、 突発性発疹 では高熱が出ていても食欲や機嫌が良いことも多く、解熱後発疹がかゆくなり逆に機嫌が悪くなるというケースもあります。
また便がゆるくなる子どもが多いようです。
発疹の出る範囲も個人差がありますが、2〜5日で自然に治癒することが多く特別な治療が必要ないことが多い病気なので心配しすぎる必要はありません。
突発性発疹 はほとんどの子どもが4、5ヶ月〜1歳頃までに経験し、赤ちゃんが初めて熱を出す原因の一つとしても有名な病気です。

また20〜40%で症状の出ない子どももいるので、知らないうちに感染していたということもありますよ。

ここで気になるのが保育園の登園制限ですが、突発性発疹 は感染を気にする病気ではないので、特別な登園制限はありません◎
解熱後2日経っていれば登園してくる子どもも多いようですが、発疹の程度にも差があるので医師に確認してもらうと安心ですね。
 突発性発疹 の主な症状や特徴
突然38度以上の高熱が2〜5日続き、解熱後に身体や顔に発疹が出る
・高熱でも元気なことが多い
・発症するのは4、5ヶ月〜1歳までの子どもが多い
・4歳までにほとんどの子どもが感染し、ウィルスを獲得する
節性はなく、オールシーズン感染する子どもがいる
 突発性発疹 の対処法
・特別な治療は必要ないことが多い
・特別な予防方法もない
・保育園も登園制限はない

3.保護者の気持ちに寄り添った保育を目指そう♪

今回は1歳までに多くの乳児が発症する 突発性発疹 についてご紹介しました。
 突発性発疹 は自然治癒することが多い病気ですが、発熱を伴うのでコロナウィルスの疑いが出ることもあります。
ですが、 突発性発疹 の症状などを知っていると慌てずに済むこともあるかもしれません。
また若い先生が 突発性発疹 について知っていると、保護者としては「若いのによく知っているな〜」とさすがに思います!
初めての育児で赤ちゃんが発熱し不安になっている保護者の方がいたら、今回ご紹介した 突発性発疹 の可能性も考えてあげられるといいですね。
もちろん保育士は医師ではないので、病気の診断はできません。
ですが病気の知識を持っておくことで、保護者の気持ちに少しでも寄り添うことは可能です。
そんな素敵な保育士を、これからも一緒に目指していきましょう!
ほいコレは未来の保育士さんを応援しています。
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執筆者:ほいコレ 編集部

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