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私って 保育士 に向いてないのかな?と思っているあなたへ

保育士に向いている
保育士 を始めて数年たつと、誰でも一度は思うこと。「子どもがかわいく思えない」 「職場が窮屈な感じがする」「心も体も疲れている」 それをどうやって克服することが出来るのかを考えてみましょう!
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1. 自分が 保育士 に向いてない、と思っていませんか?

  保育士 の仕事を始めてしばらくすると、ふと湧き上がる不安
「私って 保育士 に向いていないのかな?」
子どもは自分が思っていた以上にうるさくて、大変で、そして面倒くさいものです。
あんなにかわいいと思っていたのに、その気持ちが薄れてきてしまった・・・
もう私は 保育士 に向かない人間じゃないのかしら?
この仕事をしてもいいのかしら?
そんな気持ちを持ったことはありませんか?
現代の日本は特に、 保育士 の負担がとても大きいですよね。
子どものころから憧れた「保育士さん」
「子どもが好き!「音楽や絵本も好き!」
描いていた世界はパステル色で、天使のような子ども達と明るい太陽の下で
笑いながら走っている…さしずめそんなところでしょうか?
なのに、子ども達は言うことを聞かない
思いもしない行動をとり、いつも危険が伴う
ちょっと怪我でもさせたら、モンスターペアレンツが怒鳴りこんでくる。
こんな日常が続くと、子ども達に怒ってばかりいて優しくできない自分がいて、
そしてそんな自分を責めて、「 保育士 に向かないのでは?」という疑問が湧き出て来たことはありませんか?
そんな真面目で、自分に厳しいあなたにお話ししたいのです

2.自分が思っていた 保育士 と違う現実

一般的に「 保育士 は優しくていつもニコニコしている印象」だと思います。
しかし現実は、言うことを聞かない子どもたちを追いかけまわし、
炎天下で日焼けをし、家に持ち帰って書類を書き、保護者には気を使い…
「はあ…」と疲れることばかり。
同じ年の友達は、新しいメイクをして、彼氏とデートに行っているのに、
私は休みの日は疲れて寝ている…
こんなはずじゃなかったのに!
こんな私は 保育士 には向かないのかな?
他の仕事をしたほうがいいのかな?
そう考えることは、決して罪ではありません
それが現実の 保育士 の姿でもあるのですから。
かくいう保育士歴39年の筆者も、毎日のようにそう思っていました。
OLをしている友人が羨ましく、おむつを替え、子どものこぼしたご飯粒をつけた服のまま歩いている自分が、なんだかみじめに思ったこともありました

3.それでも 保育士 を続けるわけ

保育士以外の、素敵な女子ライフを送っているように見える友達の仕事の現実はどうなのか?
一般の会社では上司や先輩がいます。( 保育士 もそうですが)
男の人もいる会社も多いでしょう。
営業職では売り上げを取らなければならず、事務職は一日パソコンに張り付いて会社の中の人間関係も複雑です。
女性だから、と現代でも不自由な思いをさせられることもあります。
男の人以上に仕事をすると、煙たがられたり、厳しい扱いをされることもいまだにゼロではありません。
しかし、
保育園の子どもたちは、お客様のようにぺこぺこしたりする必要もなく、
「先生!先生!」といってくれます。
嘘やごまかしもせず、そのままを信じることが出来ます。
そして何より、あの柔らかな肌に触れた時に、子どもたちの生きる血潮が感じられます。
大変なイベントの準備も、ゆくゆく自分のスキルになりますし、
子どもや保護者が喜ぶ姿を見たら、やりがいを感じることでしょう。
先日の話になりますが、コロナの登園自粛で長期間子どもたちに会えない日が続きました。
久しぶりに会ったKちゃんが、ドアを一回開けて私の顔を見た瞬間、固まってしまいました。
「Kちゃん、どうしたの?具合でも悪いの?」と声をかけると、
涙をいっぱい溜めて、私に駆け寄ってぎゅうーっと抱きついて
「先生、会いたかった。」とわんわん泣いたのです。
それを見て、還暦間近の私も泣いてしまいまして…
こんな、60にもなるおばちゃんに、どこの誰が「会いたかった」と泣いてくれますか?笑
お世辞も言わないけど、その分本気でぶつかってくれる子ども達と過ごしているのは会社勤めでは味わえないことですよね。
損得なしに「先生、大好き」と言ってもらえる仕事は他にはないし、
昨日ママを恋しがって泣いていた子どもが、
今日は自分の手を握って、お母さんにバイバイした!
というような日々の成長を見る喜びは、何にも代えがたいものです。
はい、 保育士 は大変
体力も使います。
でも、年々要領を得てくるものです
そしてなにより皆さんには子どもの成長を見ながら自分も成長できるという
大きな喜びと、そして大きな役割があることを思い出してほしいのです。
絶対に数年後に「あんなに悩んでいたけど、私っていい 保育士 かも!」と思える日が来ますから!
どんな小さなことでもいい、自分の「やりがい」を見つけてみましょう!

執筆者:ほいコレ 編集部

それでも保育士が好き!

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