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【保育就活05】実習日誌の書き方は?ポイント教えます!

\実習中の実習日誌の書き方について/日誌のポイント
保育実習で必ず必要な日誌。難しい!と感じている学生さんへ。何を書けばいいのか、メモは取っていいの?項目ごとに書き方を説明します。ねらいや目標、子供・実習生・先生の動きなど、項目が多すぎて分かりにくいので、一つ一つ解説します。
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いよいよ保育実習のシーズン到来ですね。
実習期間は一瞬で一日が過ぎ去っていきますが、最後に忘れてはならないのが実習日誌です。
何をしたか忘れた…、なに書こう…となる前に、「日誌を書くためのポイント」をお伝えします。
もちろん先生になってからも役立ちますので、実習で身につけちゃいましょう!

実習日誌には何を書くの?

なんで実習日誌を書くの?

実習日誌は学校によって形式が違います。しかし、多くは以下のようになっています。
日誌の項目

クラス・人数・担任名・ねらい
目標・時間・活動・環境
こども動き・実習生の動き・保護者の動き
感想・反省・準備物・指導者コメント

こちらの7~8割は埋めましょう
文字もできる限りきれいな字で書いてください。担任の先生、指導者、園長先生などさまざまな人が見ることになる日誌です。
斜めになったり丸字も避け、きれいな字をこころがけましょう。

メモは取っていいの?

メモは取っていいの?

園の歴史が長い場合、「メモをとるなんてとんでもない!覚えなさい!」とおっしゃる園長先生も少なくありません。
ペンを持ち歩くことも、子どもにケガをさせてしまうこともあるので、難しい場合があります。
その場合は、汚れや水滴につよい腕時計を持ち出来る限り時刻を覚えられるようにしましょう。
子どもたちに声をかけるときは名前も一緒に呼ぶように意識しましょう。名前を忘れてしまっても「ごめんもう一度教えて~!」と話しかけたらきっと教えてくれるはずです。積極的に声をかけましょう!

項目ごとに見ていきましょう!

項目ごとに見ていきましょう!

それでは実際に、項目ごとの注目ポイントを上げていきます。

クラス・人数・担任名・ねらい

これらは最初から決まっていますので、担任の先生に確認して記入しましょう。
ねらいの意図を担任の先生に詳しく聞くのも勉強になると思います。どのようにして考え決めたのか、
学年で決めた大まかなねらいから個別のクラスの狙いを考えていると思うので、参考に話を聞いてみてください。

目標

自分のその日の目標です。力を入れたいことや、学びたいことを記入しましょう。
子ども達と関わるという言葉を選びがちになると思いますが、実習を経験していくにつれ、具体的に「〇〇を目標に声掛けをし、〇〇できるように誘導する」などと一歩踏み込んだ目標を立てれるようになれたら良いですね。

時間

活動の始まりと終わり、の時刻を記入しましょう。
結構細かい上に忘れがちなので、メモにを書いて忘れないようにしましょう!
万が一忘れてしまったときは担任の先生にお伺いしましょう。あまり何度も聞くのは避け、出来る限りは覚えるようにした方がいいですね。

活動

朝のごあいさつから、制作、遊び、昼食、午睡、お帰りまで、どのような内容をしたのか記入しましょう。
記入する際は、活動の大まかな内容(外遊び・昼食など)をやや大きく太字で記入し、それについての文章を箇条書きにするなどして、ほかの内容と混ざらないように書き方も工夫してくださいね。
声掛けやお手伝いの促し方、細かいところにも保育者の意図や心遣いが隠れていますので、子どもたちばかりではなく保育者の動きもしっかりと様子を見て下さい。

環境

子どもたちがどういう状況でその活動をしていたかです。
場所、保育士と子どもの距離や立ち位置、机やいす、教材の配置、準備したもの、言葉だけではなく図にして記入しましょう。
保育者が準備したものと、子どもたちが準備したものなども。図にするときはフリーハンドではなく定規をつかって、丁寧に書くことを心がけましょう。

子ども・実習生・先生の動き

子どもの動き

各活動中の子どもの動きです。より具体的に記入しましょう。
項目

・外遊びに行く前にお約束の話を聞く
・ほとんどは元気よくお外に行ったが外に出たくない子もいる。
・保育者が「一緒に遊ぼう、○○くんの好きな△△しようよ!」と声掛けをして、ためらっていたが、友達も誘いに来て、一緒に外に出た。

などなど。新しい先生は、みんなから構われひっぱられるとおもうのですが、子ども達に流されず、周りの状況もよく見て下さいね。

実習生

実習生の動き

自分自身が活動中、なにをしていたかを記入しましょう。
子どもたちに次々と声をかけられ、あれしようこれしようと流されてしまいがちですが、積極的に手伝いをしたり、子どもに声掛けをしましょう。
最初は、担任の先生の指示で動くことが多いと思いますが、日を重ね、流れがわかってきたら自分から動けるように意識しましょう。

先生

先生の動きを記入しましょう。
項目

・どんな行動をとっていたか。
・子どもたちにはどう説明し、注意をおこなっているか。
・遊具の取り合いになってしまったらどう接していたか?
・様々な子がいる中で個別対応はどうしていたか?

見るべきところは、たくさんあります。
保育者と実習生の書く欄が同じだった場合はふたつが混ざらないように記号で分けたり(■保育者 □実習者など)して必ずわかりやすい表記にしましょう。

感想・反省

一日を通した全体の感想と、気づいたこと。嬉しかったことや困ったこと。〇〇できなかったので明日は挑戦したい、など具体的に記入しましょう。
最初は思うようにいかず、反省点が多くなってしまうと思いますが、最初はそれが当たり前。
明日、あさってと、反省した分同じだけ気づいたこと、嬉しかったことも書けるようにしましょう。

記入の時の書き方にも注意

記入の時の書き方にも注意

「出席確認」をするのは保育者なので、「幼児の活動」としては、「出席調べを受ける」と表現しましょう。
園や先生たちの解釈によるのですが、同様に「トイレ」も「排泄」、「褒める」なども「認め、励ます」など置き換えた方が良いでしょう。
「~~するよう促す」というのも使いすぎないように注意
元気よく行う」という表現もしがちですがそれだけではないはず。
元気よくのなかにも保育者はさまざまな配慮をおこなっています。よく観察してみましょう。
環境の部分では特殊な並びだけ図にしがちですが、給食の並びやお昼寝にも保育者の心配りがあります。
机の配置によってこどもたちがどう動くか、保育者の狙いも考えてくださいね。

最後に

たくさん学校で勉強していてもはじめての実習では、誰でもパニックになってしまいがちです。
大勢の子どもの前での緊張、ピアノ、制作、絵本、給食、掃除、そして一斉にしゃべりかけてくる可愛い子どもたち…(笑)
実習期間中はあわただしく過ぎてしまいますが、この記事を参考に、実習期間を乗り越えてくださいね!

執筆者:ほいコレ 編集部

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