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【保育】どうしよう!? 実習 で困ったシリーズ:『子ども同士のケンカ』

子ども同士の喧嘩
保育の 実習 で困ったことが…「子どもたちが突然ケンカし始めた!上手く対応できなくて…どうしよう!?」 実習 での出来事やお悩みに、元保育士がアドバイス!困ったことの事例と対応のポイントをご紹介しますので、参考にしてみて下さいね。
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1.保育の 実習 で困ったこと…

保育学生さんにとって大事な 実習 。
保育現場の空気を肌で感じることができる!
実際に子どもたちと触れ合うことで色々な発見がある!
そんな 実習 ですが、突然の出来事に上手く対応できなかった…
どうすればいいの…?
と感じることもあると思います。
その中でも実習生が対応に悩むことが多い、子ども同士のケンカやトラブル
ケンカで手が出てしまった!
遊びに入れず仲間外れの子どもが…!
今回は、 実習 での困ったこと『子ども同士のケンカ』について取り上げたいと思います。

2.実習 で困った事例と対応のポイント

では、具体的な事例と、対応のポイントをご紹介します。

【事例1】

『突然のケンカでお友達のことをペン!手が出てしまった…』
子どもたちとおままごとをしていた実習生。
そこに、別の遊びをしていたAちゃんがやってきました。
Aちゃんは、おままごとをしていたBちゃんが持っているリンゴのおもちゃを欲しがります
しかし、Bちゃんは大きな声で「ダメ!」と拒否しました。
すると突然、AちゃんはBちゃんのおもちゃを取ってしまいます
おもちゃを取られてしまったBちゃんは怒り、Aちゃんの頭をペン!と叩きました
この事例では、おもちゃの取り合いからケンカになり、最終的に手が出てしまいました。
乳児クラスでは、起こりやすい事例ですね。
対処のポイント
・年齢の特徴に応じた可能性を予測。
・お互いの思いを受け止めて代弁。
・気持ちの伝え方を具体的な言葉でおしえる。
・別の案を提案する。
・手が出てしまった時は、いけないことを伝える。
乳児クラスの場合、思いを上手く言葉で表現できないことも多くあります。
おもちゃの取り合い場所の取り合いなどでケンカに…
実習生は、可能性を予測しておくことも大切!
もし手が出そうになっても、とっさに対応できる場所にいましょう。
そして、お互いの思いを受け止めて代弁し、伝え方をおしえます
「Aちゃんはこれを使いたいんだね。『かして』って聞いてみようか」
「Bちゃんはまだ遊んでいるからイヤなんだね。じゃあ『あとでね』って言おうか」
などと具体的に教えてあげられるといいですね。
貸してもらえなかったAちゃんには、別の案を提案しましょう。
例えば、
「このイチゴも美味しそう!Aちゃんもどうぞ?」
その後、もし手が出てしまった場合はどう対応する…?
まず、「イヤだったんだね」気持ちを受け止め
「でも、ペンしたら痛いよ。ペンしないでね。」
「おもちゃ取ったら○○ちゃんイヤだよ。取らないでね。」
とお互いへ短く簡潔にいけないことを伝えましょう。
叩かれたことで赤くなったり傷になったりした場合は、すぐに保育士さんに伝えて下さい。
慣れない実習生の話を聞こうとしない場合もあるかと思いますが、
優しく、真摯に対応することが大切ですよ。

【事例2】

『遊びにいれて!とやってきたお友達を、イヤだ!と仲間外れに…』
子どもたちと、カードゲームを楽しんでいた実習生。
ゲームの途中で「いれて!」とCくんがやってきました。
すると、その場にいた子どもたちが「ダメ!入れてあげない!」と拒否します。
Cくんは、「なんでだよ!」と怒ってしまいました。
この事例は、幼児クラスで起こりそうなケンカですね。
言葉でのやりとりができるようになった一方、
言い方や言葉の選び方が原因でトラブルになることが多くなります。
対処のポイント
・子ども同士のやりとりをまずは見守る。
・お互いの思いを具体的に伝えるよう促す。
・ポジティブな言葉がけを心掛ける。
幼児クラスになると、子どもたち同士で思いを伝え合うことが上手になります。
ですから、まずはすぐに介入せずに見守ること。
お互いのやり取りの中で、
言葉足らずであったり、一方的であったりした場合は、
「どうしてそう思ったの?」
「○○くんはどう思う?」
などと、かけはしのような役割で対応することが大切。
「入れてあげない」というネガティブな言葉が先行しがちですが、
実習生はポジティブな言葉がけをしましょう。
例えば、
「この回が終わったら、一緒にやろう!」
「人数が増えたらもっと盛り上がりそうだね!」
など、ポジティブな言葉を掛けることで、その場の空気が変わることも。
子どもたちは実習生の言葉をよく聞いていますよ!

3. 実習 は失敗しても大丈夫!

いかがでしたか?
保育の 実習 での困ったこと『子ども同士のケンカ』の対応ポイントをご紹介しました。
目の前でケンカが起きると、どう対応していいのか困ってしまう気持ちもわかります。
でも、それこそが 実習 !
自分なりに対応してみましょうね。
たとえ失敗しても大丈夫!
子どもたちとしっかり向き合い、関わろうとすることが大切です。
そして、現場の保育士さんにもアドバイスをしっかりともらいましょう
応援しています!
実習
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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