保育実習の前の オリエンテーション 。初めて実習園に行くためとても緊張しますよね。 オリエンテーション で大事なコトを聞き逃してしまったら実習で困ってしまいます。そんなことのないよう、 オリエンテーション の時に気を付けたいポイントをご紹介します。
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1.保育実習の オリエンテーション ってなに?
2. オリエンテーション で気を付けたいポイント
3. オリエンテーション が終わったら実習の準備を始めよう
1. 保育実習の オリエンテーション ってなに?
保育実習が決まったら、初めに オリエンテーション がありますね。「よくわからない」「どうすればいいんだろう…」と不安に思っていませんか?
オリエンテーション は、実際の保育実習が始まる前の説明会のようなもの。
実習に向けて、自分が不安に思うこと、聞いておきたいことはもちろん、実習園に迷惑をかけずに実りある実習にできるよういろいろなことを確認していきます。
実習が始まる前に、まずは、 オリエンテーション で失敗しないようポイントをチェックしておきましょう!
2. オリエンテーション で気を付けたいポイント
【服装は清潔感を意識して清楚に】
ピアスやネックレス、指輪などのアクセサリーは外します。
スーツなどの清楚な服装で、革靴が無難。カジュアルすぎるサンダルなどの靴や、高いヒールの靴は避けましょう。
長い髪は束ね、控えめの落ち着いたカラーで。爪は短く整えましょう。清潔感が大切です。細かい決まりはなく、先生としてふさわしい身なりであれば大丈夫。自分なりに考えてみましょう。
【明るい笑顔と謙虚な態度で】
コートは玄関前で脱ぎましょう。また脱いだ靴はきちんと揃えて。部屋に入る時は「失礼します」と言ってから入り、椅子には「どうぞ」と声を掛けられてから座ります。
お辞儀は首だけ倒すのではなく腰からしっかりとしましょう。
相手の話にうなずくだけではなく「はい」と明るく返事をしましょう。
そして、笑顔を忘れずにしましょう!
緊張していても自然にできるよう、普段から立ち振る舞いを意識しておくといいですよ。
【確認事項を漏らさず聞こう】
園の方で必要事項をまとめてくれている場合もありますが、聞き逃しのないよう自分でも聞きたい事をまとめておくと安心です。
確認しておきたいこと
・園児数、クラス数、クラス名
・職員構成 (園長、主任、担任、栄養士、バスの運転手…)
・子どもの様子、地域の様子
・出勤日、出勤時間(実習日数は足りる?実習中の行事は?)
・通勤時、保育中の服装
・朝や保育後の仕事
・実習日誌の書き方(学校で日誌の書式が決まっている場合は見てもらう)
・部分実習や全日実習の有無、日程
・朝の会や帰りの会で歌う曲の譜面をもらう
・その他注意事項
上記のことは実習中に必要になってくるので園から説明になければ自分から質問してみてくださいね。
そして、自分が気になることをしっかりきいておきましょう。
「子どもとは、どのていど関わってよいですか?」
「手遊びをさせてもらえる機会はありますか?」
「〇歳児を担当したいのですが、可能でしょうか?」
など、自分が「こんな実習にしたい!」「こんなことが学びたい!」ということを事前に伝えておけるといいですね。実習先の先生に、やる気や情熱が伝わりますよ。
3. オリエンテーション が終わったら実習の準備を始めよう
オリエンテーション を終え、ある程度実習の流れが見えてきたら実習の準備を進めていきましょう。
実習にそなえよう
・持ち物・服装の準備
・実習のねらいを考える
・もらった楽譜のピアノ練習
・子どもたちへの自己紹介を考える
・園の情報収集(園のホームページを見る、周辺地域の様子を知るなど)
その他、 オリエンテーション で言われたことをしっかり準備しておきましょう!
また、事前に実際の通勤時間に、自宅から園に行ってみることも大切です。電車の混み具合、乗り継ぎ時間などシュミレーションできて安心ですよ。
そしてなにより大切な準備は、体調管理!
実習は精神的にも体力的にもハードです。つい、いつもより無理をしてしまうこともあるかもせれません。実習前はゆっくりと過ごし、早寝早起きをして栄養をしっかりとって体調を整えておきましょう。
子どもたちに負けないくらい、元気いっぱいに実習にのぞみましょうね!