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【保育】泣く子の対応に困ったら|新年度の朝を乗り切る基本5つ+現場テク4選

泣く子
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1. 新年度の朝は泣く子が多くて当たり前!
2. 保育で大切な「泣く子の気持ち」
3. 今日から使える!泣く子・保護者対応5つの基本
①最初の3秒は「名前+笑顔」
②保護者には「安心ワード」を伝える
・大泣きで離れられないときはどうする?
③次にすることを伝えて見通しをつくる
④自分で選ぶ、小さな「選択」を作る
⑤泣いたままでOK!気持ちを受け止める
4.まだある!保育士が現場で使う朝の受け入れ小技
1⃣パペットが迎えに来る作戦
2⃣小さなミッションをお願いする
3⃣朝の安心スポットをつくる
4⃣保護者とのお別れルーティンを決める
5. 朝の受け入れは保育士の関わりで変わる

1. 新年度の朝は泣く子が多くて当たり前!

新年度が始まると、朝の登園から泣いてしまう子もたくさんいます。
初めての環境や先生・クラスの変化で、
子どもは「ここは安心できる場所かな?」「ママと離れるのは寂しい」ととても不安に感じるからです。
「大泣きされると、正直かなり焦ります…」
「どうやって言葉をかけてあげればいいのかわからない…」
と感じる保育士さんも多いはず。
でも、これは新年度によくある、とても自然なことです。
泣くという行動は、子どもにとってその不安を表現する一つの方法。
子どもが安心できる場所だとわかってくると
少しずつ落ち着いてくるものです。

2. 保育で大切な「泣く子の気持ち」

朝の受け入れで大切なのは、
「泣かせないこと」ではなく、“安心できる関わり”をすること
例えば泣いている子どもは、
  • いつもと違う場所に来た
  • 保護者と離れて寂しい
  • 先生や友だちにまだ慣れていないから不安
といった気持ちを抱えています。

3. 今日から使える!泣く子・保護者対応5つの基本

ここからは、忙しい朝・泣き声大合唱の朝でも
安心感を伝えられる「受け入れの基本」を紹介します。
特別な準備がなくてもできるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

①最初の3秒は「名前+笑顔」

登園してきた子には、まずはっきりと名前を呼んで笑顔であいさつをします。
「〇〇ちゃん、おはよう!」
「先生、来てくれてうれしいな」(ここまでで3秒!)
名前を呼ばれることで
「先生が自分を見てくれている」と感じます。
人は自分の名前を呼ばれると親しみを感じやすいものですよね。
保育士が笑顔で迎えてくれることでここは安心できる場所なんだとわかってくるのです。

②保護者には「安心ワード」を伝える

保護者もまた、子どもと同じように不安を感じています
「うちの子、大丈夫かな」
「慣らし保育中、ずーっと泣いてたらどうしよう」
心が張り裂ける思いで子どもを送り出しています。
(お母さんも涙を流して出勤することもあるんですよ)
そのため朝の受け入れでは、
子どもだけでなく保護者にも安心感を伝えられる関わりが大切になってきます。
そんなときは、
「大丈夫ですよ、お迎えの時にきちんと様子をお話させていただきますね」
「少ししたら好きな遊びを見つけられると思いますよ」
など安心できる一言を伝えてみましょう。
保護者の表情から、その安心感は子どもにも伝わりやすくなるものです。

・大泣きで離れられないときはどうする?

朝の受け入れでは、保護者から離れられず大泣き(いわゆるギャン泣き)してしまう子もいます。
中には、保護者から引きはがされるように登園する子もいて、正直「これで大丈夫かな…」と悩むこともあります。
そんなときは、まず保護者に声をかけましょう
・「後ろ髪を引かれますよね。でもここからは私たちが責任を持ってお預かりします。安心してお仕事に向かってくださいね!」
・「一度バイバイタッチして『お迎え来るからね』と伝えたら、そのまま私たちにお任せください。その方が、〇〇ちゃんも早く気持ちを切り替えられるんですよ。」
保護者があまり動揺せず、いつものように子どもから離れてくれると、
子どもは少しずつ気持ちを切り替えられるものです。
保護者と離れられた後は、「うんうん、寂しかったね。一緒に待っていようね。お母さん来るまで絵本見て待ってようか!」と
子どもにも声をかけながら、少しずつ登園の流れができるといいですね。

③次にすることを伝えて見通しをつくる

次にする行動を具体的に伝えることは、
子どもの気持ちをうまく誘導できるポイントです。
例えば「最初に一緒に靴をしまいに行こうか」「お支度終わったら、シール帳のシール見てみようか」
このように、次にすることを順番で伝えると
「これから何をするのか」という見通しが立ちます。
見通しが立つこと、子どもは「それならやってみようかな」という気持ちになっていきます。
「先生も一緒に行くから大丈夫だよ」「一緒にやってみようね」
と声をかけながら、子どもと一緒に行動して様子を見守りましょう。

④自分で選ぶ小さな「選択」を作る

子どもは、自分で選ぶことができると
自分の気持ちを優先してくれたことに
少し安心できるようになります。
例えば、「靴箱こっちとこっち、どっちに入れる?」「折り紙の色はピンクにする?水色にする?」
といったように、小さな選択肢を作ってあげる方法です。(ほんの小さなことでOKです)
「自分で決めたんだ!」という気持ちがあると、子どもは前向きになって顔つきも変わっていきますよ。

⑤泣いたままでOK!気持ちを受け止める

朝の登園時に大泣きしている子を見ると、
「泣かないで」と、すぐに泣き止ませようとしてしまいますよね。
でも子どもにとっては、大好きな保護者と離れるつらい時間
寂しくて涙が出てきてしまうのは自然なことなのです。
もし自分が悲しくて泣いているときに、一番に「泣かないで」と言われたら…
「自分の気持ちをわかってもらえないんだ」と、もっと悲しくなってしまいますよね。
まずは「寂しかったね」「お母さんと一緒にいたかったね」
と、子どもの今の気持ちをそのまま言葉にして受け止めてみましょう。
そうすることで、子どもは「あ、先生はわかってくれた」と感じ、少しずつ安心へと向かっていきます。
無理に泣き止ませようとするのではなく、
「泣いたままでも大丈夫だよ」という関わりが大切なのだと思います。

4.まだある!保育士が現場で使う朝の受け入れ小技

朝の受け入れでは、ちょっとした工夫で子どもの気持ちを惹きつけることができるんです!
次は、保育士が現場でよく使うリアルなテクニックをご紹介します。

1⃣パペットが迎えに来る作戦

パペットやぬいぐるみで子どもに声をかけます。
「〇〇ちゃん来てくれたの!?ぼく待ってたよ!」
「手をつないでくれる?一緒にお部屋に行こう!」
パペットを使うと「何か楽しいことがあるかも?」と思いやすく、お部屋に入るハードルが下がります。

2⃣小さなミッションをお願いする

登園してきた子に、簡単なお手伝いやお当番をお願いするのも一つの方法です。
「先生のお手紙、一緒に運んでくれる?」
「今日のお当番カード並べてくれる?」
役割をもらうことで、自然と他のことに意識を向けることができますよ。

3⃣朝の安心スポットをつくる

クッションや絵本などを用意して、
少し落ち着けるコーナーをつくります。
「少しここで休んでみようか」といって誘ってみてください。
一度休憩して静かに過ごせる時間を作って、興味のある遊びに誘ってみてくださいね。

4⃣保護者とのお別れルーティンを決める

ハイタッチやぎゅっとハグなど、毎日同じ流れでお別れします。
「じゃあ、ママとバイバイタッチしたから、お部屋にいこうか!」と声をかけていきます。
子どもが自分で区切りを作ることで、
「バイバイタッチしてもちゃんと迎えに来てくれる」と
少しずつ理解できるようになっていきます

5. 朝の受け入れは保育士の関わりで変わる

新年度の朝は、子どもも保護者も、そして先生もドキドキですね。
でも、少しの工夫で安心感はグッと変わります。
  • 名前+笑顔で迎える
  • 子どもの気持ちを受け止める
  • 小さな選択や役割を作る

完璧でなくても大丈夫。

子ども達だけでなく先生も、だんだん慣れていくものです。

少しずつ様子を見て試してみてくださいね。
今は「この大泣きはいつまで続くんだろう…」とつらく感じている人もたくさんいると思います。
でも、毎日の積み重ねで、子どもは必ず慣れます。
「子どもの適応力って本当にすごいね」と先生・保護者と笑い合える日がやってきますよ。
それには、先生がドーンと構えて見守ること。それはそれは子どもの大きな力になります。
小さな工夫と声かけを積み重ねながら、一緒に見守っていきましょうね。
4月いっぱいは大変ですが、今日も安心して一日をスタートできますように。

執筆者:岡田なな 先生(保育士)

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