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【保育就活】 満3歳児保育 ってなに?園の特色を知って就活の参考に♪

3歳児保育
保育の就活お役立ち情報♪今回は『 満3歳児保育 』をしている幼稚園について取り上げます。聞いたことはあるけれど、『 満3歳児保育 』ってそもそも何?…そんな保育学生さんは必見!保育の就活に関わることなので、事前にチェックしておきましょう。
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1. 保育の就活前にチェック!

ほいコレでは、保育学生さんに役立つ情報をたくさん発信中!
今回は、保育の就活先選びに関係する園の特色について取り上げます。
幼稚園・保育園はそれぞれ色々な特色を持っていますが、
今回取り上げるのは、『 満3歳児保育 』をしている幼稚園について。
3歳からの保育料無償化制度に伴い、
幼稚園によっては 満3歳児保育 を取り入れている場合があります。
満3歳児って3歳児とは何が違うの?
どんな保育をするの?
今回は、就活に関わる園の特色『 満3歳児保育 』について解説しますので、
就活前にチェックしておきましょう。

2. 満3歳児保育 ってなに?

まず、『3歳児』と、『満3歳児』の違いですが、
3歳児…新年度4月時点で3歳を迎えている子(一般的な年少クラス)
満3歳児…4月時点では2歳で、その年度内に3歳になる子
という違いがあります。
つまり、1学年違うということです。
 満3歳児保育 は、年度途中で3歳を迎えた子が、
4年保育という形で幼稚園に入園します。
入園可能時期については園によって多少違いがありますが、
「3歳を迎えた翌月の始め」から入園することができる場合が多いようです。
また、クラス運営のやり方も園によって違いがあり、
満3歳児のみのクラスがある場合と、
その年の年少クラス(1学年上の子ども達)に混ざって一緒に過ごす場合と、があります。
年少クラスに混ざる場合は、
 満3歳児保育 で入園した子ども達は翌年もう一度年少クラスに在籍する形です。

◆子どもにとっての 満3歳児保育

 満3歳児保育 は、子ども(保護者)にとってどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
【メリット】
人との関わりが広がる
・集団生活を通してできることが増える
【デメリット】
慣れるまで時間がかかることも
まず、早くから集団に入ることで、子どもは色々な人と関わります。
幼稚園の先生や友達、年上の子ども達など、
家庭だけでは経験できない関わりを持つことができ、
色々な刺激をたくさん受けながら過ごすことができるでしょう。
また、集団生活を送る中で、
生活の流れルールを少しずつ覚え、
身の回りのことに自分で挑戦する機会も多くなります。
一人では「やりたくない」ことも、お友達と一緒なら「やりたい」に変わったり、
やってみたら「できた!」と自信になったりすることも。
このような経験をしていく中で、子ども達は大きく成長していきます。
一方で、まだイヤイヤ期真っ只中の満3歳児さん。
「いきたくない!」と登園を拒んだり、
お家の人と離れるのが嫌で号泣したりする場面も見られると思います。
園生活に慣れるまで時間のかかる子もいることを知っておきましょう。

◆先生にとっての 満3歳児保育

 満3歳児保育 は、園で働く先生にとってどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
【メリット】
・翌年の年少クラスに余裕を持てる
【デメリット】
・園によっては人員に余裕がない
先生にとっての大きなメリットは、
 満3歳児保育 を経験している子ども達の存在が、
翌年の年少クラスに大きく影響することだと思います。
 満3歳児保育 は、幼稚園に正式入園するということなので、
もちろん翌年そのまま年少クラスに進級していきます。
ですから、翌年の年少クラスは 満3歳保育 を経験してすでに園生活に慣れている子ども達がいてくれるので、
クラス内が年少からの新入園児さんばかりにならず、
少し気持ちに余裕をもって保育ができるでしょう。
デメリットとしては、
園によっては 満3歳児保育 をしていることで、
人員に余裕がない場合もあると考えられます。
ですから、就活先を探す際は、
 満3歳児保育 の受け入れ定員やその担任数、満3歳児のクラス編成運営の仕方など、
各園の状況をしっかりと確認することが大切です。

3. 園の特色をしっかり調べよう!

いかがでしたか?
今回は、『 満3歳児保育 』をしている園について取り上げました。
近年では乳児期からの保育ニーズが高まり、幼稚園に入園する園児が少なくなってきていて、
幼稚園としても園児数の確保が課題となっています。
そのため、保護者のニーズに応える形で 満3歳児保育 を始める園も多く、
 満3歳児保育 を実施する幼稚園がこれから増えていく可能性も。
これからの時代、4年保育がスタンダードになっていくかもしれません。
保育の就活では色々な園の情報をしっかりと集め、
実際に見学に行って質問することも大切です。
自分が働くイメージを持ちながら、
焦らずに就活を進めていきましょう。
満3歳児保育
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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