雨の続く梅雨の保育実習にオススメ!室内で 身体を動かす遊び のアイデアを3つご紹介します。 この遊びをすれば子どもたちが自然と笑顔になり、楽しい実習になりますよ。戸外に出られない時も大丈夫。ぜひ実習生のみなさんは参考にしてみてくださいね。
1. 梅雨の時期も、静の遊びと動の遊びをバランスよく
みなさんは雨が好きですか?
しずくや雨音、風情があってスキ!…という人もいれば
雨の日はなんだか憂鬱…という人もいるかもせれませんね。
梅雨のこの時期、幼稚園・保育園では、お気に入りの傘や長靴で嬉しそうに登園してくる子もいれば、てるてる坊主を作っておひさまを心待ちにしている子も。
元気いっぱいの子どもたちですから、雨が続くと戸外に出られずストレスが溜まりがちになります。
毎日室内で静の遊びばかりが続くと、なんだか子どもたちのケンカが増えたな…と感じることもあります。
子どもたちにとって静の遊びと動の遊びをバランスよく行うことは大切なこと。
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落ち着いてする遊び=静の遊び 絵本、製作、お絵描きなど
身体を動かす遊び=動の遊び ごっこあそび、かけっこ、体操など
そこで今回は雨の日も 身体を動かして遊べる室内遊びのアイデアをご紹介します!
2. 保育室でできる 身体を動かす遊び 3つ
それでは雨の日も室内で身体を動かして遊べる遊びを3つご紹介していきます。
イスやテーブルを片付けて保育室を広く使って遊びましょう。
どれもクラスみんなで楽しめますよ♪
1.おひっこしゲーム
対象年齢:2~4歳児
準備:ビニールテープで床に線を2本引きます。子どもたちは片方の線の内側に入って待機します。
保育者が「○○組のおひっこし!」と言ったら、子どもたち反対の線の内側まで行動します。
保育者は移動中の子どもを追いかけ、子どもは保育者に捕まらないように逃げながら線内まで走ります。
アレンジ
なれてきたら「○○組の…お…にぎり!」「○○組の…お…そうじ!」「○○組の…お…むらいす!」「○○組の…お…しり!」などなど、フェイントを入れると盛り上がりますよ♪
2.動物のおさんぽ
対象年齢:3~5歳歳児
準備:子どもたちは保育室の端に一列に並んで待機します。
保育者が「いぬのおさんぽ!」と言ったら子どもたちはいぬになりきって四つん這いで保育室の反対側まで行動して戻ってきます。
・「うさぎのおさんぽ!」と言ったら、頭に手を乗せ耳を作ってジャンプで移動
・「へびのおさんぽ!」と言ったら、寝転がって身体をくねくねしながら移動
・「うまのおさんぽ!」と言ったら、高這いで早く移動
・「ライオンのおさんぽ!」と言ったら、ハイハイで途中「ガオー!」と吠える
このように、保育者が見本を見せつついろいろな動物になりきって動きます。
アレンジ
円になって歩きながら、次々と動物を変えていくこともできます。
お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、おじいさん、おばあさん、赤ちゃんなど年齢や、怒っている人、笑っている人、泣いている人など表情をテーマにして遊ぶこともできます。
3.変身遊び
対象年齢:3~5歳歳児
準備:子どもたちは保育室に広がって待機します。ピアノまたはCDでBGMを用意します。
ピアノやCDで曲が流れたら、子どもたちはぶつからないよう保育室内を走ります。
曲が止まったら保育者が「お地蔵さんに変身!」と言って子どもたちはその場でピタっと止まり、それぞれお地蔵さんのポーズをします。
・「フラミンゴに変身!」で片足立ち
・「バレリーナに変身!」でつま先立ち
・「ちょうちょに変身!」で手を大きく広げて片足立ち
このように
いろいろなポーズをしていきます。
アレンジ
子どもたちがピタッとポーズを決められるよう、「固い○○の銅像に変身!」と言うようにしてもいいですね。「大きい木」「カンガルーの親子」「虹」など2人~数人で一つの銅像になるよう協力するのも楽しいですよ。
子どもたちが早く走り過ぎて危険な時はBGMをゆっくりにすると、自然にスピードダウンします。ピアノであれば、早く・ゆっくり・高音・低音と弾き方を変えることで、子どもたちの動き方が変わり走る時もメリハリがつけられます。
3. 身体を動かす遊び で笑顔いっぱいに過ごそう♪
いかがでしたか?
戸外に出られない日が続く時も、保育室でできる 身体を動かす遊び を取り入れれば子どもたちの表情はグッと明るくなるはずです。
今回紹介した遊びは、遊んでいるうちに自然と笑顔になるものばかり。
雨が続く時の以外にも
・運動会や発表会の練習が続いている時
・クラス替えをしたばかりで友達関係を作りたい時
・子どもたちがイライラしがちな時
このような時に取り入れると、子どもたちの気分転換になり雰囲気が変わりますよ。
準備も簡単なので、ぜひやってみてくださいね!
子どもたちの笑顔いっぱいの、楽しい保育実習になるよう応援しています。