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保育の中で うた を楽しむには? うた が苦手な保育学生さん必見!

歌が苦手
保育者を目指すなら知ったおきたい!保育現場での「 うた 」のこと。うた に苦手意識を持っている人は意外に多いですよね。保育の中では、上手に唄うことよりもっと大切なことがあるんです。ぜひチェックしておきましょう♪
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1. 保育に うた は欠かせない!

保育の現場では必ず うた を歌う活動があります。
朝の会や帰りの会、季節の行事や誕生日会、手遊び歌遊びなど、子ども達の生活は音楽と共にあります
保育者を目指す学生のみなさんの中には「 うた が苦手」「人前で唄うのは好きじゃない…」と思っている人もいるかもしれませんね。
今回はそのような人に知って欲しい、保育の中での「 うた 」についてお伝えしていきます。

2. 乳児クラスでの うた への取り組みは?

小さな子どもは音階に合わせてしっかり歌うことができません。ですが先生が唄っているのを聞いたり、手遊び歌に合わせて手を動かしたり身体でリズムをとったりする様子は見られます。
乳児クラスでは、簡単な手遊び歌やわらべ歌が主な音楽活動になります。
保育者の身振り手振りに合わせて遊びを楽しんだり、わらべ歌を歌ってもらってゆったりとした音階を楽しみます。
またペープサートや絵本などで、歌詞に合わせたお話を見せながらうたを楽しむことも。
ゆったりした曲、歌詞の繰り返しのある曲であれば少しずつ うた を覚えて歌う姿も見られるようになります。誕生日会や季節の行事などに、幼児クラスと一緒になる時は、お兄さんお姉さんの元気な歌声を聞かせてもらうこともあります。
私の勤務していた園では朝の活動として、「おはようのうた」をピアノに合わせて保育士が歌っていました。子ども達はその曲に親しみ、お辞儀をしたり、「おはよう♪」のところだけ歌ったりと、毎朝とてもかわいらしく うた を楽しんでいましたよ。

3. 幼児クラスの うた への取り組みは?

幼児クラスでは、年齢に合わせた難易度の季節の うた を練習しみんなで歌っていきます
短い歌であれば繰り返し聞いて歌っていくことですぐに覚えてしまいます。
長い曲や複雑な歌詞の うた は、模造紙や黒板に歌詞を書いておいてしばらくはそれを見ながら歌うこともあります。
保育者は歌詞をしっかり頭にいれておくことはもちろん、鍵盤を見ずに子どもの様子を見ながらピアノ伴奏ができるようにしておきます。また歌詞を先に歌ったり、「サンハイ!」と歌いしの合図をすることなどが必要になります。
身振り手振りやダンス、手話を付けて歌うこともできるようになので、参観や発表会で保護者に向けて披露することも。

4.  うた が苦手でも楽しむことが大切

このように保育者は、子ども達や同僚、時には保護者の前で うた を歌うことがあります
 うた が苦手な人にとっては、人前で歌うことはハードルが高く感じるかもしれません。
でも、保育者は うた が苦手でも大丈夫です!
あくまでも主役は子ども達なので、保育者自身が誰もが聞き入るような美しい歌声である必要はないのです。
乳児クラスでのわらべ歌や手遊びで大切なのは、穏やかな気持ちで優しい声で歌うこと。
幼児クラスで うた を歌う時に大切なのは、子ども達と一緒に うた を楽しむ姿勢です!
子ども達の中でも音程がずれていても、元気いっぱいに心から楽しんで歌う子が大勢いますね。
幼児期には、正しく歌うこと以上に音楽が「楽しい」という気持ちを育てることが一番大切です。保育者自身が子どもと一緒に音楽を奏でる楽しさを感じることで、子どもも うた が好きになっていきます。
もちろん子ども達に教えるには「正しい歌詞」と「正しい音程とリズム」も必要。歌詞は繰り返し練習することで、誰でも覚えることができます。
正しい音程とリズムがどうしても難しい曲は、CDのお手本やピアノの音で音程を教えることもできるので気負い過ぎなくて大丈夫です。
自分が歌う以外の働きかけとして、子どもの気持ちを盛り上げるような言葉かけや、曲に親しめるような導入をしてあげるのもいいですね。
自分が うた を上手く歌うことにこだわらず、子どもが楽しく歌えるよう意識していくと良いと思います。実際に うた が苦手な担任のクラスでも、子どもたちはとても上手!ということもあります。
ですので、もし うた が苦手でもステキな保育者になることはできると思います。子ども達に「楽しさの種」をたくさん植えてあげられる保育者を目指して…がんばりましょう!
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執筆者:ほいコレ 編集部

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