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保育実習で困ったこと 子どもが言うことを聞いてくれない!声かけ方法は?

声かけ
保育実習で困ったのは、子どもが言うことを聞いてくれない時。そんな時にさっと使える声かけの具体的な方法4つをご紹介。実習に行く前にチェックしておきましょう。
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1.保育実習子どもが言うことを聞いてくれなくて困ったことありませんか?

たくさんのかわいい子どもたちとの出会いに、ワクワクしながらのぞんだ保育実習。
けれど実際は思い通りに行かずに落ち込んだり悩んだりすることも多くありました。その一つに「子どもがいうことを聞いてくれず困った」ということがありました。
実習中は保育補助として、主活動に参加したがらない子どもを、参加するよう誘導する場面が随時やってきます。
そんな時「イヤだ!」と言われてしまったらどうしたらいいでしょうか。

今回は子どもに「イヤ!」と言われた時に、実際に保育の場面で行っていた声かけを紹介します。

実習に行く前に、保育の引き出しとして、子どものやる気スイッチを押す声かけのレパートリーをぜひ知っておいて欲しいと思います。

2.子どもが言うことを聞かなくて困った時はこうしてみよう

活動に参加しない子がいた場合まずかけるのは前向きな言葉だと思います。
「楽しそうだからやってみようよ!」「きっとできるよ!」「○○する時間だよ~」などなど…。
目新しい実習生のそのような声かけに、はりきって行動する子がほとんどだと思います。
また、「どうして参加しないのか」を子どもの状況から探っていくのも、とても良い勉強になりますね。実習生の立場でもできることがあれば解決につとめ、子どもを前向きな気持ちにさせてあげられると嬉しいですね
それでも中には「イヤ!やらない!」と言い張る子や黙ってしまう子もいます
そんな時に役立つ4つの対応を紹介します。
・先生を助けて、教えてと頼ってみる

「次はなにをする時間?先生、わからないからやって見せてくれる?」と声かけしてみると「いいよ!」とすんなり行動してくれることがあります。「困っているならたすけてあげよう」と、優しい心がやる気に繋がります。

・反対のコトを言ってみる
なぜか「やって」と言われるとやりたくなくなり「ダメ!」と言われることほど、やってみたくなるのが子どもゴコロ。
 そこで「もう○○はしないで、〇〇ちゃんだけお外で遊んじゃう?いいのかな~」と、して欲しいコトと正反対のコトを言ってみるのも手。
「そんなのイヤだ~!」と言って活動に参加することがあるので、アマノジャクなところがある子にはそんな声かけを試してみてください。
・好きなもので気をひこう
○ちゃんの好きな水色の折り紙があるから、水色を使って作ろうよ!」「そうだ!粘土で○○くんの大好きな救急車つくってみようか?」などなど…その子の好きなものが分かっていたら活動と関連つけて伝えましょう。その活動を楽しめるヒントをあたえれば、興味を持ってくれるはず。
・甘えを受け止めよう
活動に参加しない理由が、その子自身の情緒が安定していないからという場合は、まずは甘えを受け止めることが必要かもしれません。
実習をしていて、なんだかいつも機嫌が悪いなにもしたがらないという子がいる場合は、一対一の関わりや抱っこなど甘える時間を設けることで解決に繋がるかもしれません。その場合は担任の先生に相談して、対応の仕方を確認してから行動しましょう。
これをしたら低評価になる可能性大!NGな声かけ方法
早くしないと○○先生に怒られちゃうよ!」「いいかげんにしなさい!」
脅しの言葉や感情的に叱りつける言葉で子どもを動かそうとするのは、保育のプロとして良い対応ではありません。先生として子どもを叱ることが必要な時もありますが、まだ信頼関係の築けていない実習生に、突然叱られると子どものショックは大きいです。
思った通りに子どもが行動しない時も、焦ってキツイ声かけにならないよう気を付け、優しい笑顔を心掛けましょう。

3.その子に合った関わり方が経験でわかってくる

どうしても言うことを聞いてくれなかった時は、担任にその状況を説明すれば大丈夫です
やらない理由や前後の状況、自分がどんな声かけをしてみたかなどを伝えます。すると担任先生が、上手に声かけをして参加を促してくれたり、状況によっては今日は参加しなくていいなどの判断をしたりします。
自分で解決できなくても落ち込む必要はありません
実習生は勉強中の立場で、担任ではないので知らない子どもの一面も多くあるため、それは仕方のないこと。
現場の先生のやり方を見て学んだり、どうしてそのように判断したのか保育後に質問をしたりしてみましょう。その経験は大きな学びになるはずです
あまりにも言うことを聞いてくれない子がいるとついイライラしてしまうこともあるかもしれません。けれど、そのような子どもとも、通じ合えた時の嬉しさはひとしおです。実習でうまくいかなくても、実際に先生になってから子どもと向き合っていく中で、上手な声かけが身についていきます。「自分は保育士に向いてないのかな?」と心配する必要は全くありません。
実習中に困ったこと、疑問に思ったことは実習録にもしっかり書き込んでおきましょう!

執筆者:ほいコレ 編集部

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