ハンカチ遊びを知っていますか?ハンカチ一枚あればできるハンカチ遊びは保育におすすめ!乳児さんから幼児さんまで楽しめる遊びです。ハンカチの折り方だけでなく、ねらいや効果、導入などもまとめて載せていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
子ども達の気持ちを惹きつける遊びは何かあるかな?
すぐにできるちょこっと遊びが知りたい…!
そんな声にピッタリの保育ネタ、あります♪
今回は、保育におすすめの『ハンカチ遊び』をテーマにします。
ハンカチ1枚を折るだけで遊べるので、覚えておくとさまざまば場面で役立ちますよ♪
ハンカチ遊びの効果や折り方、展開例などをご紹介しますので、
ぜひ参考にしてみてください。
1. 保育に役立つハンカチ遊びのメリットや効果とは?
ハンカチ遊びは、ハンカチ1枚でさまざまなものを折って作れるおすすめの遊びです。
ハンカチ遊びのメリット
・ハンカチがあればどこでも遊べる。
・簡単な折り方でさまざまなものが作れる。
・折り紙遊びの導入になる。
また、ハンカチ遊びをすることは子どもの発達にさまざまな効果があります。
ハンカチ遊びの効果
・指先をたくさん使う遊びのため、指先や脳の発達を促す。
・ハンカチで作って見立てることで想像力が育まれる。
・折り方を覚えることで記憶力を伸ばす効果がある。
ハンカチ遊びは、特別な準備が必要ありません。
自由遊びの時間やスキマ時間などでも、
ハンカチがあれば子ども達と一緒にすぐ遊べる点も魅力的ですね。
2. ハンカチ1枚で遊びが広がる!ハンカチの折り方
・おいしそう♪【ハンカチキャンディ】
「キャンディーどうぞ!」「ありがとう」
乳児さんでもこんなやりとりが楽しめるハンカチキャンディ♪
子どもに人気のハンカチで作るキャンディは、自分で作るなら4歳くらいからがおすすめです。
折り方
①ハンカチを三角に折る。
②両端の角をそれぞれ中心で少し重ねて折る。
③底辺部分を2回折り上げる。
④そのまま裏返す。
⑤三つ折りにする。
⑥底辺部分を1回折り上げる。
⑦上の角をふくろ部分に入れ込む。
⑧下のふくろ部分に指を入れてひっくり返す。
⑨左右の角を引っ張り出す。
⑩形を整えたら、キャンディの完成♪
【ポイント】
・おすすめのハンカチサイズは、25㎝角(完成サイズ15㎝位)です。
・⑦は折りたたみながらしっかりとふくろに入れ込むとその後崩れにくくなります。
・ぴょんぴょん跳びそう⁉【ハンカチうさぎ】
かわいい手乗りサイズのうさちゃんでお人形あそび♪
たくさん作って並べてもかわいいですよ。
ハンカチで作るうさぎは、自分で作るなら4歳くらいからがおすすめです。
折り方
①ハンカチを広げ、両端の角を束ねる。
②束ねた部分をひと結びする。
③下の部分をもうひと結びしてハンカチの端を少しだけ結び目から出す。
④形を整えたら、うさぎの完成♪
【ポイント】
・おすすめのハンカチサイズは、50㎝角(完成サイズ15㎝位)です。
・小さいサイズのハンカチだと結びにくいので注意!
・耳部分は少し大きめにするとかわいくできます。
・おしゃれアイテム【ハンカチリボン】
おしゃれごっこに使えるハンカチリボン♪
頭や首元にあてると、すてきに変身できますよ。
ハンカチで作るリボンは、自分で作るなら3歳くらいからがおすすめです。
折り方
①ハンカチを広げ、左右を中心に合わせて折る。
②そのまま裏返す。
③上下を中心に合わせて折る。
④右側上下のハンカチ角、左側上下のハンカチ角をそれぞれまとめてもち、左右に引っ張る。
⑤向きを変えると、リボンの完成♪
【ポイント】
・おすすめのハンカチサイズは、25㎝角の(完成サイズ20㎝位)です。
・ボンは「ネコの耳」としても応用できます♪
・皮がむける⁉【ハンカチバナナ】
本物みたいに皮をむくのが楽しいハンカチバナナ♪
手遊び「くいしんぼうのゴリラ」の歌に合わせて皮むきしても楽しいですね。
ハンカチで作るバナナは、自分で作るなら3歳くらいからがおすすめです。
折り方
①ハンカチを広げ、中心に向かって四つ角を折る。
②中心部分をつまんで、もう片方の手で全体を束ねてもつ。
③皮をむくように四つ角を下に下げると、バナナの完成♪
【ポイント】
・おすすめのハンカチサイズは、25㎝角(完成サイズ10㎝位)です。
・張りのあるハンカチを使うと形が崩れにくいのでおすすめ。
・チュウチュウかわいい【ハンカチねずみ】
チュウチュウお人形遊びに使えるハンカチねずみ♪
ハンカチキャンディに少し手を加えるだけで作れます。
ハンカチで作るねずみは、自分で作るなら5歳くらいからがおすすめです。
折り方
①キャンディの折り方の⑨までは同じように進める。
②片方の端をひと結びしてねずみの頭部分を作る。
③形を整えたら、ねずみの完成♪
【ポイント】
・おすすめのハンカチサイズは、25cm角(完成サイズ10cm位)です。
・②で結んだら、結んだ端(耳部分)をできるだけ広げるとねずみらしくなります♪
・パペットみたいに遊べる♪【ハンカチ人形】
パペット遊びができるハンカチ人形♪
友達同士で「こんにちは」とやりとりを楽しむのもいいですね。
ハンカチで作る人形は、自分で作るなら4歳くらいからがおすすめです。
折り方
①ハンカチを広げ、上下を中心に合わせて折る。
②そのまま裏返す。
③左右の上の角を中心に向かって三角になるように折り下げる。
④さらに左右を中心に合わせて折る。
⑤左右のふくろ部分に指2本を差し込む。
⑥向きを変えると、人形の完成♪
【ポイント】
・おすすめのハンカチサイズは、25㎝角(完成サイズ20㎝位)です。
・ポケット部分を下に下げると、人形の洋服部分が変わって変身します♪
3. 展開例を参考に♪ハンカチを折ったらどう遊ぶ?
・展開例1【おままごとに使う】
ハンカチで作ったバナナやキャンディは、おままごとに使って遊びを広げていきましょう。
遊びの例
・バナナやキャンディを作って食べるまねっこ遊びをする。
・カゴにハンカチキャンディをいくつか入れて、「いらっしゃいませ~」とキャンディ屋さんごっこをする。
ハンカチで作ったものを見立て遊びに使うことで、想像力がより広がっていきます。
さまざまな色、サイズのハンカチを用意しておくと、
子ども達のイメージや表現がさらにふくらんでいくでしょう。
・展開例2【出し物の小道具として使う】
歌やお話の出し物の小道具としてハンカチで作ったネズミやうさぎなどを使うのもおすすめ♪
遊びの例
歌遊び『いっぴきののねずみ』
「♪いっぴきの のねずみが~」の歌に合わせてハンカチで作ったねずみを順番に出していく。
≪ポイント≫
・ハンカチねずみは、色やサイズを変えて作るとおもしろいですよ。
・テーブルなど、ハンカチねずみを並べられる台を準備すると見やすくなります。
・「のねずみ」を「のうさぎ」に変えてハンカチうさぎバージョンでも楽しめます。
4. 保育に使える遊びは【ほいコレinfo】で検索♪
今回は、保育におすすめの『ハンカチ遊び』についてご紹介しました。
ほいコレinfoでは、ハンカチ遊びの他にも保育に使える遊びをたくさんご紹介しています。
製作あそびや運動遊びなど、
保育内容に迷ったときはほいコレinfoをぜひチェックしてみてくださいね♪
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