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【3歳児からのカスタネット】 カスタネット の持ち方から説明します!

カスタネット
幼稚園・保育園では、2学期にイベントがたくさんありますね。今日はイベントでの合奏や音楽遊びに使える、はじめての カスタネット の教え方についてご紹介します。 カスタネット は3歳児クラスのはじめての合奏にもピッタリなんですよ!ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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1. はじめてにピッタリの カスタネット

2学期を迎えて、保育園・幼稚園で生活もだいぶ慣れてきたのではないでしょうか♪
そんな2学期は行事がたくさんありますよね。
運動会や音楽会、授業参観や親子遊びなど…
2学期は子ども達の成長した姿を見せられる、絶好の機会なんです。
その機会に、 カスタネット を使って、はじめての合奏や音楽遊びに挑戦してみませんか?
言ってしまえば、 カスタネット は何歳からでもできます!
トントンたたくと音が出る、最もかんたんな打楽器だからです。
今日は、はじめて カスタネット にチャレンジしたいという、3歳児クラスの先生に
 カスタネット の持ち方から教え方のコツまでご紹介したいと思います。
楽しい合奏や音楽遊びができるといいですね。

2. カスタネット で遊んでみよう

・あそびのねらい
〇楽器に興味を持ち、音を鳴らすことを楽しむ
〇ピアノに合わせて音を鳴らし、音感やリズム感をはぐくむ

・ カスタネット の持ち方を説明しよう

まず、子ども達が始める前に、みんなのまえで先生の カスタネット を見せてみましょう。
 『カスタネット のお口をひらくと、ポコッと出ている部分がありますね。
それが下に見えるように左の手のひらに置きます。
そしたら、ゴムに中指(お兄さん指)を通しますよ。』

・ カスタネット のたたき方を説明しよう

『では、右の手でたたいてみます。
バチンバチンと指を開いてたたくのでは、カスタネットさんも痛いので少し手のひらを丸めますよ。
たまごが入るくらい、丸めましょう。
そしたら、指先でトントンとたたいてみます。
どんな音が鳴るか聞いていてね。
トントン・タンタンとかわいい音がなりましたね。
ではみんなにもやってほしいのですが、その前にお約束があります。』
 カスタネット のお約束
カスタネット の間に指をはさまないように気をつけてください。
先生のお話がはじまったら、すぐに音をならすのはやめて机の上に置きましょう。
大切なお話が聞こえなくなってしまいます。
スモックがある園は、 カスタネット を使わない場面ではポケットに入れて行動すると音がガチャガチャしなくて良いですよ!

・実際に音を鳴らしてみよう

みんなの手に渡ったら、もう一度持ち方とたたき方の説明をして見せてあげましょう。
みんなが持てたら音を出して遊びます。
最初はリズムなどにこだわらず、 カスタネット に慣れることを楽しみましょう。

注意点

・正しい持ち方とたたき方をしているか、確認しましょう
間違った持ち方やたたき方は、思わぬケガやまわりとの事故になりかねません。
・音に敏感な子どもは、大きな音を嫌がることがあります。
落ち着くまで静かなところから見学したり、イヤーマフを使用すると解決することもあります。
ムリに大きな音に慣れさせるのは、逆効果になるのでやめましょう。

3.ピアノやCDの音に合わせて カスタネット をたたいてみよう

はじめての カスタネット におすすめの曲はこちら♪
・かえるのうた
・おもちゃのチャチャチャ
・手をたたきましょう
・ミッキーマウス・マーチ
全部の節をたたかずに、
ケロケロの部分やチャチャチャのリズムの部分だけ合わせてたたいてみましょう。
音楽を聞いて、リズムにあわせてたたくことで、合奏のおもしろさが伝わると思いますよ!

4. カスタネット を使って音を楽しもう

いかがでしたか?
 カスタネット の持ち方から教え方までの流れをご紹介しました。
最初は、楽しくなってバンバンたたいて音を鳴らす子もいたり、
カチカチする音を楽しむ子もいたり、様々な様子が見られると思います。
まずは、 カスタネット に慣れて楽しんでください。
お約束をした後に、遊びの時間をたっぷりとりましょうね。
音楽に合わせて、たたけた達成感が子ども達の自信へとつながります。カスタネット
その積み重ねが、だんだん発表会の合奏へとつながっていくと思いますよ。
楽しい音楽の時間になりますように、応援しています!

執筆者:岡田なな 先生(保育士)

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