保育に役立つおすすめ 絵本 ♪今回のテーマは『天気』です。 絵本 の中では、子ども達にとって普段から身近な天気、雲や雨、風などが取り上げられています。 絵本 に絡めたかんたん実践例もご紹介しますので、ぜひ保育の参考にしてみて下さい。
1. 子どもの興味を広げる『天気』がテーマの 絵本 !
ほいコレでは、保育に役立つ情報をたくさん発信中!
今回は、おすすめ 絵本 をご紹介するシリーズ。
テーマは、『天気』です。
晴れ、雨、風…など、天気は子ども達に身近なテーマではありますが、
改めて注目してみると不思議がいっぱい!
子ども達の「なんで?」「どうして?」をたくさん引き出すことで、
興味関心が広がっていくと思います。
絵本 を通して自然科学の不思議や楽しさに触れてみましょう♪
2. 『天気』がテーマのおすすめ 絵本 10選
それでは、『天気』がテーマのおすすめ 絵本 をご紹介していきます。
おすすめ①
『あめかな!』
U.G.サトー 作・絵 福音館書店
乳児さんにおすすめの天気 絵本 。
ポツリと空から落ちてくる雨のしずくが、
青色や緑色のきれいな絵の具で表現されていてとても素敵です。
シンプルだからこそ際立つ雨の表現は、
子ども達にもわかりやすく伝わると思います
おすすめ②
『かぜ びゅんびゅん』
新井洋行 さく 童心社
こちらも乳児さんにおすすめの天気 絵本 。
普段目には見えない「風」が、可愛らしいイラストで表現されていて、
小さな子ども達でも「風」をイメージしやすい一冊。
絵本 を読んでから戸外に出てみると、
子ども達も風を体感することに楽しさを感じるかも♪
おすすめ③
『エルマーのおてんき』
文・絵/デビッド・マッキー 訳/きたむらさとし BL出版
乳児さんにおすすめ!ぞうのエルマーシリーズ。
雨、雪、曇り…色々な天気の中で、
ぞうのエルマーはいつでも楽しく遊びます。
天気の変わりやすい季節にもおすすめの一冊。
今日の天気はどうなるかな…とワクワク過ごせそうです♪
おすすめ④
『きらきら』
谷川俊太郎/文 吉田六郎/写真 アリス館
雪の結晶を見たことがありますか?
雪といえば、白くてフワフワしているもの…
そんな子ども達のイメージがガラッと変わりそうな一冊。
「こんなに色々な形があるんだ!」と、
大人でもびっくりするような雪の結晶の写真 絵本 を、
ぜひ子ども達と楽しんでみて下さい♪
おすすめ⑤
『くもとそらのえほん』
五十嵐美和子作・絵 武田康男・監修 PHP
「にゅうどうぐも」「ひこうきぐも」「うろこぐも」…
雲には色々な形、種類があることを、
写真のような細かいイラストで子ども達に伝えてくれる 絵本 。
大人でも勉強になりますよ♪
「今日はどんな雲かな?」と毎日空を見上げるのが楽しくなるような一冊です。
おすすめ⑥
『にゅうどうぐも』
野坂 勇作 作 / 根本 順吉 監修 福音館書店
夏の季節によく見られる「にゅうどうぐも」。
にゅうどうぐもとはどんな雲なのか、
絵本 のページをめくるごとに空や雲の様子が変化していくので、
子ども達にもわかりやすく伝わります。
絵本 を縦に使って描かれているので、
ダイナミックな雲や空を楽しむことができるおすすめの一冊です。
おすすめ⑦
『しずくのぼうけん』
マリア・テルリコフスカ 作 / ボフダン・ブテンコ 絵 / うちだ りさこ 訳 福音館書店
「水ってなに?」「雨ってどこからくるの?」
そんな自然の不思議を、主人公「しずく」の冒険によって伝えていく一冊。
説明だけでは難しい内容も、
かわいいイラストでわかりやすく表現されているので、
自然科学へ興味を持つきっかけにもなりそうです。
おすすめ⑧
『にじ』
さくらい じゅんじ 文 / いせ ひでこ 絵 福音館書店
空にかかるきれいな虹を見ると、
なんだか嬉しい気持ちになりますよね。
きれいだけど不思議がいっぱいな「虹」。
「虹ってどんな風になっているのかな?」という疑問が、
子どもらしい視点で描かれている一冊です。
おすすめ⑨
『あしたの てんきは はれ? くもり? あめ?』
野坂 勇作 作 / 根本 順吉 監修 福音館書店
「明日の天気は…晴れ?曇り?」
子どもでも天気予報がきるようになる 絵本 !
雲の形や風、夕日や月の様子など、
明日の天気を予想する上で見るポイントがわかります。
保育の中でも、子ども達と空を見上げて天気予報をしてみましょう♪
おすすめ⑩
『はじめての てんきえほん』
絵: てづかあけみ 文: 村田弘子 監修: 武田康男 PIE International
天気に関することが詳しく、でもわかりやすく載っている図鑑絵本。
雲の種類やその高さ、風の強さや天気図まで!
「天気のことをもっと知りたい!」という子ども達におすすめの一冊です。
3. 保育ですぐに使える!かんたん実践例
最後に、 絵本 に絡めたかんたん実践例をご紹介します。
実践例『雲の観察日記』
対象:5歳児
【導入】
絵本 『くもとそらのえほん』 五十嵐美和子作・絵 武田康男監修 PHP(上記おすすめ⑤)
【内容】
導入で 絵本 を読み、雲には色々な種類があることを知らせる。
「みんなも雲の観察をしてみよう!」と声を掛け、
その日の雲を観察し、絵に描きおこす。
雲の特徴をみんなで話し、どんな種類の雲なのか考える。
雲の観察週間として、期間を決めて時々雲の観察日記を書きためていき、
雲の変化を楽しみましょう。
最後に観察日記をまとめて紐で閉じたら完成です。
いかがでしたか?
今回は、『天気』がテーマのおすすめ 絵本 10選& 絵本 に絡めたかんたん実践例をご紹介しました!
『天気』は、子ども達にも身近なことであり、
自然科学に興味を持ってもらう入口としてはピッタリだと思います。
意外と大人でも知らなかった…ということがたくさんあると思うので、
絵本 を通して色々な発見を子ども達と一緒に楽しめたら良いですね。
子ども達は、普段から自分の身の回りのことにたくさん興味を持っています。
その興味を保育の中で広げていくことで、
「もっと知りたい」という探求心が高まったり、
「次はこうしてみよう」といった発想力や行動力も育っていくと思います。
保育の中で、子ども達の力を伸ばす「刺激」を取り入れながら、
成長をサポートしていきましょう。
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