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【保育】 自己肯定感 とは?子どもの育ちに欠かせない大切なチカラ 

自己肯定感
子どもにとって大切な『 自己肯定感 』って…何?今回のテーマは、『 自己肯定感 』について。 自己肯定感 とはどのようなものか、保育の中で心掛けたい関わり方のポイントなどをまとめてご紹介していきます。ぜひ参考にしてみて下さい♪
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1. 『 自己肯定感 』ってなに?

ほいコレでは、保育に役立つ情報をたくさん発信中!
今回のテーマは、『 自己肯定感 』です。
 自己肯定感 ってよく聞く言葉だけど、実はよくわからない…
という方は必見!
今回は、 自己肯定感 とはどのようなものか
保育の中で心掛けたい関わり方などをまとめてご紹介します。
 自己肯定感 とは
文字通り「自分を肯定する力」のこと。
自分自身のそのままを受け入れ、
自分のことを大切に思えたり、自信をもって過ごせたりする感覚。
 自己肯定感 に関する研究は様々な観点から現在も進められていますが、
子ども、特に乳幼児期にはとても重要なものだと言われています。

2. 自己肯定感 は子どもの育ちの根っこ

まず『 自己肯定感 』というものがなぜ重要なのかについてです。
 自己肯定感 が高いとどんな効果があるのでしょうか。
 自己肯定感 が高いと…
・色々なことに意欲的に挑戦できる
・失敗した時でも気持ちを切り替えることができる
コミュニケーションをとるのが上手い
子どもは 自己肯定感 をしっかり持てていると、
身の回りの色々なことに対して「やってみたい!」意欲的に行動するようになります。
色々なことに挑戦すると、色々な経験をすることができ、
そこから色々な力が育っていく…
 自己肯定感 は子どもの『育ちの根っこ』となる部分なのです。
また、色々なことに挑戦する中で失敗することや、
嫌な気持ちになることもあるでしょう。
そんな時、 自己肯定感 が高いと「次は頑張ろう」「次は大丈夫かもしれない」と、
ポジティブな気持ちに切り替えられたり、
諦めない粘り強さを身に付けていったりするのです。
そして 自己肯定感 はコミュニケーション能力にも関係していると言われています。
自分は愛されている存在だと感じ安心満足感を得ることで、
自分以外の他者へ関心を広げ、相手を大切に思ったり、
もっと関わろうとしたりするようになるのです。
個性を認め合う時代、相手と自分との違いをそのままを受け入れるという考え方は、
 自己肯定感 と大きく関係していると言えるでしょう。

3. 保育で心掛けたい!子どもの 自己肯定感 を高める関わり

 自己肯定感 は人との関わりの中で育まれていくもの。
特に、乳幼児期においては一番身近な親との関わりが重要と言われますが、
日頃から子どもに近い存在である保育者も同じです。
子どもの 自己肯定感 を高めていくには、
具体的にどのような方法があるのでしょうか。
 自己肯定感 を高める関わり
スキンシップで愛情を伝える
・子どものそのままを認める
・子どもの話をじっくり聞く
・『必要のない比較』はしない

◆スキンシップで愛情を伝える

 自己肯定感 の根本は「自分は愛されている」という気持ち。
「大好きだよ」と言葉で伝えることももちろん大切ですが、
言葉でのコミュニケーションがまだ十分でない乳幼児期は、
スキンシップで伝えることが大切です。
例えば、毎朝「おはよう」の挨拶と一緒にギュッとハグをする、
生活の中で自然に手をつなぐ背中をやさしくさするなど、
直接触れ合いながら「先生は○○ちゃんが大好きだよ、大切だよ
ということが子どもに伝わるよう心掛けると良いと思います。

◆子どものそのままを認める

子どものそのままを見つめ、認める声掛けも大切。
「○○ちゃんは虫さんが大好きだね。虫さんのことたくさん知っていてすごいね。」
「○○ちゃんはそう感じたんだね…」
というように、その子のそのままの姿を受け入れ、
それをまた言葉にして表すことで、
「先生にわかってもらえている」という思いを子どもも持てると思います。

◆子どもの話をじっくり聞く

子どもの話をじっくり聞くことを意識しましょう。
「こう思ったんでしょ」という決めつけをせず、
「○○ちゃんはどう思ったの?」と子ども自身の思いや考えをしっかり聞くことが大切。
子どもは「自分の気持ちを聞いてもらえる」という安心を感じ、
 自己肯定感 が育まれていきます。

◆『必要のない比較』はしない

もっとも注意したいのが『必要のない比較』をしないこと。
「○○ちゃんはできているのに、なんでできないの?」
という不必要な誰かとの比較は、子どものやる気を起こさせることはなく
逆に 自己肯定感 を下げてしまいます。
一人ひとりの子どもの成長をとらえ、
その子自身の成長幅を認められるような声掛けをしていきましょう。
いかがでしたか?
今回は、 自己肯定感 とはどのようなものか
保育の中で心掛けたい関わり方などをまとめてご紹介しました。
 自己肯定感 を育んでいく上で、乳幼児期はとても大切な時期だと言われています。
子どもの 自己肯定感 を高める関わりを保育の中でも意識しましょう。
自己肯定感
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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