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絵本を使った 劇遊び 『おおきなかぶ』は保育実習におすすめです♪ 

保育実習で何をやろうか迷っている実習生さんへ、絵本を使った 劇遊び 『おおきなかぶ』をご紹介します。この 劇遊び は、保育実習におすすめ! 劇遊び で使う小道具の準備や、 劇遊び の流れ・声掛けなどを載せたので、ぜひ参考にしてみて下さいね♪
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1.絵本を使って 劇遊び を楽しもう!

保育実習の設定保育はどんなことをやろうかな…
迷っている実習生さんにおすすめ!
絵本を使った 劇遊び をご提案したいと思います。
』というと、
配役を決めて、セリフを覚えて、動きをつけて…
保育実習では難しそう…
そんな印象を持っている方も多いかもしれません。
でも、大丈夫!
今回ご紹介するのは、難しい設定はなく、
子ども達と遊びながら劇を楽しむ『 劇遊び 』です。
しかも、導入に絵本を使えば、
子ども達もイメージが湧きやすく、
お話の世界観をみんなで共有しながら楽しめることができますよ♪
そして、今回導入に使う絵本は、
おおきなかぶ
この『おおきなかぶ』のお話で、 劇遊び をご紹介したいと思います♪

2. 劇遊び 『おおきなかぶ』の進め方

おすすめの対象は2~3歳児クラスです。
実習生の声掛けを★印で載せていますので、参考にしてみて下さい。

【準備】

絵本『おおきなかぶ』

参考:福音館書店 『おおきなかぶ』 A・トルストイ 再話 / 内田 莉莎子 訳 / 佐藤 忠良 画

小道具『おおきなかぶ』
作り方
(材料)
・乳白色ポリ袋(30Lサイズor45Lサイズ)
・新聞紙
・白色コピー用紙
・緑色系の布(フェルトがおすすめ)
・輪ゴム
・紐
・茶系の布(かぶが隠れるサイズ)
① 新聞紙をふんわりと丸めて、ポリ袋の中に詰めてかぶの形になるよう整え、口を輪ゴムで留める。
② 口の部分を巻き込むようにして緑色の布を巻き付け、紐で結んで留める。
⑤ 小道具のセットをする。
『おおきなかぶ』の上に、茶色の布を被せておく。
子ども達から見えない位置に置けば準備完了。

【導入】

手遊び『あたまかたひざポン』など
絵本『おおきなかぶ』
絵本を読み終えたら、
「とても大きなかぶだったね~!」
「みんなで力を合わせて引っ張ったら抜けたね!」
など、子ども達に絵本の振り返りとなるような声掛けをする。
「先生も、うんとこしょ!どっこいしょ!ってやってみたいな~。」
「そうだ!今日は、みんなと一緒に楽しいことやりたいな。ちょっと待ててね!」
小道具をセッティングする。

【 劇遊び 】

子ども達に向かって左右どちらかの端に小道具をセッティングし、並んでも余裕のあるようにスペースを確保しておく。
「みんな!見て見て!これ、なんだろう!?」
子ども達の反応を待つ。
「もしかしたら…!?先生ね、実はとっても力持ちなんだよ♪ちょっと引っ張ってみるからみんな見ててね~!うんとこしょ!どっこいしょ!うんとこしょ!どっこいしょ!」
うんとこしょ!どっこいしょ!の掛け声に合わせて、かぶを引っ張る真似をする。
この時に、少しオーバーにリアクションをすると盛り上がるのでGOOD!
「あ~…全然抜けない~。先生力持ちなのに、一人じゃ抜けないみたい。誰かお手伝いしてくれるお友達いないかな~…?」
子ども達の反応を待ち、やりたがる子がいたら指名して出てきてもらう。
2~3名ずつ指名してOK!
「先生がかぶを引っ張って、○○ちゃんが先生を引っ張って、△△ちゃんが○○ちゃんを引っ張って…せ~の!
うんとこしょ!どっこいしょ!うんとこしょ!どっこいしょ!」
掛け声に合わせてかぶを引っ張る真似をする。
「あぁ~…やっぱり抜けないな~。まだ力が足りないみたいだね。他にお手伝いしてくれるお友達いるかな~?」
指名を繰り返し、最後に全員がつながってかぶを引っ張る真似をする。
最後はうんとこっしょ!どっこいしょ!の掛け声を3回程繰り返しながら盛り上げていく
すっぽ~んと言いながら、かぶを引き抜く。
「やった~!見て見て!おおきなかぶ!」
子ども達におおきなかぶを見せる。
「みんなで力を合わせたから、おおきなかぶが抜けたね!」
 劇遊び が終わったら、小道具のかぶはお部屋に飾らせてもらったり、子ども達が自由遊びの中でおおきなかぶごっこを楽しめるよう、クラスにおろすのもおすすめ。
 劇遊び の後は子ども達も興奮しているので、
もう一度集まって、どんなお料理にしたいかを話すなどクールダウンするといいですよ。

3.アレンジバージョンも楽しめる♪

いかがでしたか?
今回は、保育実習におすすめの絵本を使った 劇遊び 『おおきなかぶ』をご紹介しました。
 劇遊び は楽しむことが一番大切なので、
ある程度流れに乗れればそれでOK!
『おおきなかぶ』のような繰り返しのお話は、流れがわかりやすいので、
保育実習でも取り組みやすいですよ。
また、アレンジバージョンとして、
『おおきなにんじん』や『おおきなおいも』など、
野菜を変えた 劇遊び も楽しいですね!
ぜひ、チャレンジしてみて下さい♪
未来の保育士さんを応援しています!
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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