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【保育】 粘土遊び はメリットいっぱい!よく使われる粘土の種類もご紹介♪

保育ではお馴染みの粘土。 粘土遊び には子ども達にどんなメリットがあるのでしょうか?また、保育でよく使われる粘土の種類もご紹介します。保育実習にも取り入れやすい 粘土遊び についてしっかりと理解し、保育の中で実践してみましょう♪
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1. 粘土遊び はメリットいっぱい!

保育園、幼稚園ではお馴染みの 粘土遊び
子ども達は、コネコネと何気なく遊んでいますが、
実は、 粘土遊び にはメリットがいっぱい
今回は、 粘土遊び のメリット保育でよく使われる粘土の種類をご紹介していきたいと思います。
まず、 粘土遊び のメリットから。
粘土遊び のメリット
皮膚感覚の刺激になる
指先の発達を促す
想像力、発想力が育つ
 粘土遊び は、感触遊びの一つでもあります。
指や手全体を使って粘土に触ったり、こねたりすることで、
皮膚感覚の刺激となるのです。
ひんやりと冷たい、柔らかい、ベタベタする…など、
触れることで色々な感覚を覚えていくことが大切。
また、粘土を指でこねたり、つまんだり、ちぎったり…と、
とにかくよく指先を使うのが 粘土遊び 。
乳幼児期に指先を使うことは、脳の発達に大きく影響します。
指先を使うことで神経が発達し、
脳が活性化されることで、思考力、記憶力、運動能力などが伸びるといわれています。
そして、粘土を色々なものに見立てながら作って遊ぶことは、
想像力発想力を育てることにもつながるのです。
このように、 粘土遊び には様々なメリットがあります。
日頃から、保育の遊びに取り入れていきたいですね。
粘土遊び

2.保育の 粘土遊び よく使われる粘土の種類

粘土には様々な種類がありますが、
今回は、保育の 粘土遊び でよく使われているものをご紹介します。
種類や特徴を知っておくことで、
年齢や目的に合ったものを使うことができると思うので、
参考にしてみてくださいね。

【油粘土】

保育でよく使用されている粘土。
油分が含まれていて固まらないため、繰り返し造形することができます。
伸びがよく、子どもにも扱いやすいので、
イメージしたものを形にしやすい粘土です。
粘土は手につきにくいですが、油分は手に残るので、
手洗いをしっかりと行う必要があります。

【小麦粉粘土】

材料に小麦粉を使った粘土。
小麦粉、水、塩、食用油でできているため、
誤って口に入れてしまう恐れがある乳児さんのクラスでも取り入れやすいものです。
ただし、小麦アレルギーがある子がいる場合は、
アレルギー反応が出てしまうので、絶対に使用してはいけません!
事前に必ずアレルギーの有無を確認してから取り入れるようにしましょう。
材料から作る楽しさも味わうことができる粘土です。

【紙粘土】

材料にパルプ(紙の原料)を使った粘土。
油粘土と同様に、保育でよく使用されています。
粘土自体は軽く、乾燥すると固まるため、作品として残したい時に使用されています。
絵の具などで着色することもできるため、より表現の幅が広がりますね。

【片栗粉粘土】

粘土といっても、他の粘土のように造形をするのではなく、
感触遊びを楽しむもの。
材料は、片栗粉と水のみのため、小麦アレルギーがある場合でも使うことができます。
ドロドロ、サラサラなど感触の違いを感じたり、
材料から作る過程も楽しむことができる粘土です。
粘土が飛び散ったり、乾くと粉状になったりするため、新聞紙シートを敷いて遊ぶ方が良いでしょう。
豪快に遊ぶ子もいるので、暖かい時期や、夏の水遊びと合わせて行うのがおすすめです。

3.実習に 粘土遊び を取り入れよう♪

いかがでしたか?
今回は、粘土遊び のメリット保育でよく使われる粘土の種類をご紹介しました。
 粘土遊び は気軽に取り入れられる活動ですが、
ただ粘土で遊ぶだけということではなく、
きちんとテーマねらいを設定して行うようにすることが大切です。
例えば、
例①
テーマ『お誕生日ケーキを作ろう!
≪ねらい≫
・粘土をこねたり、ちぎったりして指先を使って遊ぶ
・ケーキのイメージを膨らませながら、造形表現を楽しむ
例②
テーマ『みんなで挑戦!長いヘビさんできるかな?
≪ねらい≫
・指先や手の平を使って力を調節しながら、粘土を細長い形にする
・友達と協力して一つのものを作り上げる楽しさを味わう
こんな感じで、活動ごとにテーマやねらいを設定すると、
活動のポイント明確になり、
 粘土遊び もより充実したものとなると思います。
実習で取り入れる場合は、
テーマやねらいをきちんと設定することで、
子ども達のどのような様子に注目すれば良いかがわかり、
日誌への記入もスムーズになるはずです。
子ども達にとって楽しい活動となるよう、
工夫しながら保育に取り入れてみましょう♪
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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