「子どもが好き!!」それが1番保育士に必要な気持ち。しかしその気持ちだけではどうにもならないこともあります。では、保育士に必要な素質とはどんなものがあるのでしょうか?今回は保育士に 向いている人 は、どんな人なのか一緒に見ていきましょう。
1. 子どもが好き!その気持ちだけで大丈夫?
「保育士をしてるんだ!」と言うと「子どもが好きなんだね。」と言われたことはありませんか。
また「どうして保育士になろうと思ったんですか?」と聞かれたときに「子どもが好きだから。」と答えたことがある人は多いのではないでしょうか?
実際に保育士として、毎日の業務をこなしていると好きだけじゃ難しいなと思う場面も出てくると思います。
本当に保育士に 向いている人 ってどんな人のかな?と思ったことがある人もいるかもしれません。
保育士の仕事って本当に多岐にわたりますよね。
子どもの成長に合わせた手助けや保護者対応、行事の準備に書類作成、そして業務以外にも職場の人間関係など、「子どもが好き」という気持ちだけでは苦しくなってしまう場面も。
今回は、保育士に 向いている人 っていったいどんな人なのか、5つのポイントで見ていきたいと思います。
2. 保育士に 向いている人 のポイント5つ
では、どんな人が保育士に 向いている のでしょうか。
ここからは、保育士に 向いている人 についてポイントをおさえながら見ていきたいと思います。
①体力のある人
元気いっぱいの子どもたちと毎日かかわっていくには、体力が必要です。
また女性社会の保育士は、行事や日ごろの保育活動の中でも力仕事をしなければならない場面も出てきます。
そして、子どもたちから、風邪やインフルエンザなどの感染症をもらってしまう可能性もあるためしっかりとした体調管理ができると安心です。
②コミュニケーション能力の高い人
「子どもの様子を聞きやすい先生」って保護者からみるとありがたい存在ですよね。
子どもの様子を聞きたいけれど話しかけづらい・・・。
そんなことにならない為にも、コミュニケーション能力が高いに越したことはありません。
また、複数担任で保育を行うことの多い保育園では、円滑に保育を進めていくためにも保育士間の密な連携が必要になってきます。
③共感力のある人
子どもたちは、発見の天才です 。
なにかを見つけては「先生、見て!!」と持ってきてくれます。
そして保育士がどんな反応をしてくれるのか期待しています。
そんな子どもたちの純粋な気持ちに共感できる力が必要です。
④観察力がある人
日々、成長していく子どもたち。
また、何か問題を抱えている場合もあります。
子どもや保護者の日々の小さな変化に気づける力を持っていれば、体調不良や友達とのトラブルなどに気づきすぐに対応していけるでしょう。
⑤前向き、ポジティブ思考な人
子どもたちとかかわる時には明るい笑顔でいたいもの。
何か問題が起こった時にいつまでも引きずり表情や態度にでてしまっては保育士は務まりません。
保護者からクレームをうけてしまった。
なにか失敗をして先輩保育士に叱られた。
そんな時、気持ちが落ちてしまうのは人間なので仕方のないこと。
大切なのはそこから何を学んで、すぐに気持ちを切り替えられるかどうかです。
子どもたちの前では、常にニコニコ笑顔の先生でいたいですね。
3. 「自分は保育士に向いているかどうか」よりも大切なこと
いままであげた、保育士に 向いている人 のポイントに自分は当てはまらないかも…。
保育士には向いてないの?と思われた方、大丈夫です。
安心してください。
今まであげた保育士の適正は実際に保育現場で働きながら身に着けることができます。
保育士に 向いているか向いていないか、というよりも1番必要なのは「子どもが好き」という気持ち。
そして更に良い保育士になるために自分に足りない部分を見極めて、成長していけるように努力していきましょう。
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