履歴書 は転職の際、とても大切な役割を果たします。すでに保育士として働いている人でも、異業種から転職する人でも希望の保育園で採用されるためにどのような 履歴書 を書けばよいか紹介します。
1. 就職の際 履歴書 次第で希望園で働くことができる!
履歴書 は就職活動の際、合否を決めるとても大切な役割を果たします。
あなたがその保育園で働きたいと思った理由は何ですが?
労働条件が良い、家から近い、先輩から良い評判を聞いた、指導内容が魅力的…などさまざまなものがあります。
希望した理由によっては、採用が決まらないのではないかと不安になることも少なくありません。
特に、新卒や資格を取得してこれから初めて働く場合、未経験ということで不採用になるのではないかと不安になるものです。
しかし、未経験でも歓迎してくれる保育園はたくさんあります。
特に、ここ数年は保育士不足が深刻化しており、人手不足の保育園が多いです。
とはいえ誰でも簡単に希望している保育園に採用されるわけではありません。
保育士として採用されるには、最初に保育園に送る書類である 履歴書 がカギとなるのです。
履歴書 を書く際には採用されるために大切なポイントがあります。
以下に3つのポイントを紹介していくので参考にしながら 履歴書 を作成してみましょう!
2. ポイント①:基本事項をきちんとおさえた 履歴書 作成を
これは保育士に限ったことではないですが、履歴書 に不備があったり正しく書けていなかったりするとそれだけで印象は大幅にマイナスになります。
場合によっては 履歴書 を見て「この人は不採用にしよう」と判断され面接にも呼ばれないケースも少なくありません。
特に間違えやすいポイントは以下の点です。
・日付は 履歴書 を書いた日ではなく提出した日にする
・満年齢を記載する場合には記入時の年齢を書く
・緊急連絡先は日中連絡が取りやすいものにする
・住所や都道府県から書く
・志望動機や自己アピールは使いまわさず保育園ごとに合ったものに書き換える
どれも就活セミナーで学ぶような基本的なことばかりです。
しかし、とても大切なことですから今一度見直してみましょう。
また、保育士という仕事は、日頃から連絡帳や保育日誌など手書きで文字を書くことが多い仕事です。
文字が丁寧な人の方が好まれる傾向があります。
3. ポイント②:志望動機では条件面を理由に挙げない
履歴書 を出そうとしている保育園を志望している理由は何でしょうか?
・家から近い
・福利厚生が良い
・早番や遅番がない
・土曜休み
こういった勤務条件はとても大切なことです。
しかし、勤務条件だけを志望理由として挙げるとあまり良い印象は持ってもらえません。
そこで、条件面以外で志望した理由を書くようにしましょう。
志望動機を書く際に確認しておきたいのが保育園の「保育理念」です。
保育理念の中で共感できる項目を挙げてみましょう。
そうすると、保育園にとっても求めている人材と判断してもらえるようになります。
4. ポイント③:具体的なエピソードを志望動機に盛り込む
保育園の保育理念は抽象的な内容が多く、参考にして書いても内容が薄くなりがちです。
そこで志望動機を書く際には、共感した部分に関連する具体的なエピソードを添えるようにしましょう。
具体的なエピソードを書くことによってオリジナリティも出ます。
現役保育士の転職の場合には、保育士を志望したきっかけや前の職場でのエピソードを書くとよいでしょう。
そこから保育士になりたいと思ったきっかけを書くと、オリジナリティがあり共感できる志望動機ができます。
たとえば、具体的な志望動機としては以下のようなものがあります。
・自分が保育園に通っていたときの思い出
・学生時代の学びで生かしたい分野やゼミのテーマ
・運動やピアノなど自分の得意なことと保育理念が合致すること
・兄弟の子育てを見て、働くママを仕事に就きたいと思ったから
もちろん他にも志望動機として書くことのできるものはあります。
今までの経験を振り返りながら、どういったことが保育理念とマッチするかを考えてみましょう!
5.納得できる 履歴書 を作成して試験や面接に臨もう!
しっかりと考え、ポイントを参考にして 履歴書 の作成ができれば、自分の中で志望動機やアピールポイントが明確になってきます。
履歴書 の内容をよく考えて作成することは、面接対策にも効果的です。
いろいろと考えをまとめて文章にしていく作業は簡単なことではありません。
しかし、しっかりとよく考えて 履歴書 作成をすれば、自分の意見もしっかりとまとまり面接は自信を持って臨むことができますよ。
じっくり考えて作成するのは時間がかかるので、早めに 履歴書 作成には取り掛かるようにしましょう。