幼稚園での実習では、意外と 保護者 に話しかけられる機会が多いもの。うっかり不用意なことを伝えてしまい後から大問題に発展してしまうこともあるようです。そんなことのないように 保護者 に話しかけられた時の実習生としての受け答えを学んでおきましょう!
index
1. 実習では 保護者 と関わる機会があるかも
2. 保護者 に話しかけられるタイミングと内容は?
①話しかけられるのはこんな時
②要注意!こんなことを聞かれるかも
3. 不用意なことは言わない!
1. 実習では 保護者 と関わる機会があるかも
幼稚園での保育実習では、子どもや先生だけではなく、 保護者 と関わる機会もあるかもしれません。
子どもへの対応だけではなく 保護者 への対応も、先生として大切な仕事のひとつです。
実習中に、保護者対応の仕方も学ぶことができたら嬉しいですよね。
でも、先生ではなく「実習生」の立場では、どこまで 保護者 の方と関わっていいのでしょうか?
今回はそんな実習生の疑問にお答えします。
2. 保護者 に話しかけられるタイミングと内容は?
①話しかけられるのはこんな時
幼稚園では通園バスで登園してくる子ども、 保護者 の送り迎えで登園してくる子どもがいます。
実習生は、送り迎えの 保護者 の方に声を掛けられることがあるかもしれません。
また保護者会の役員の仕事などで、園に頻繁に来ている 保護者 の方は、園の先生や実習生に対し気さくに話しかけてくることがあります。
②要注意!こんなことを聞かれるかも
保護者 の方から労いの言葉をかけられたり、あいさつをされたりすることは多くあることでしょう。
その場合は「ありがとうございます!」「おはようございます!」と、明るく笑顔で対応しましょう!
しかし中には、普段先生方に聞きにくいことを実習生に聞いてくることもあるようです。
「今日うちの子どうでしたか?」
「○○くんってやんちゃでしょう?」
…というような子どもに関する質問や
「主任の先生、怖いでしょう!大丈夫?」
「A先生って結婚してるんですか?」
「いつも先生たちは何時までお仕事しているの?」
…といった先生方の情報を、興味津々に聞いてくる保護者もいるかもしれません。
保護者 の方にそのような質問をされたら、ドキドキしてしまいますよね!
実習生としていったいどう答えたらいいのでしょうか?
3. 不用意なことは言わない!
正解は「なにも答えない」ということです。
基本的に実習生が園内の情報を外部に話すのはNGです。
ただ 保護者 の方に対して失礼な態度をとるのはよくありません。
「申し訳ありません。実習生なのでお答えできません。」と、丁寧に断ることが大切です。
子どもに関する質問であれば「恐れ入りますが、担任の先生に確認していただけますか?」
と言うのもいいでしょう。
うっかり相手のペースにのせられて不用意なことを話してしまうと誤解を生んでしまい、後で大問題に発展してしまうこともあります。
保護者 との会話は、充分注意してくださいね!
とはいえ、保育実習は 保護者 の方との関わり方を学ぶ貴重なチャンスでもあります。
先生と 保護者 のやりとりを見て学んだり、 保護者 と子どもの姿を知ったり。
時には直接保護者から励ましの言葉をもらったりすることもあるので、必要以上に警戒しなくても大丈夫です。
実習の中で自分が感じた子どもに対するポジティブな情報であれば、ひとこと 保護者 に伝えてもいいでしょう。
保護者 に話しかけられた時、実習生として話していいことは以下のような内容です。
・実習生として子どもにされて嬉しかったこと
例「今日、○○くんが遊ぼうって言ってくれて嬉しかったです」
「○○ちゃんから、お手紙をもらいました、ありがとうございます」
・実習中に気づいた子どものいいところ
例「鬼ごっこの時、○○くんは走るのが早くて驚きました!」
「○○ちゃん、絵がとっても上手なのですね」
ただし実習中の身で、
長話をしてしまうのはNGです。
あいさつにプラスして、ひとこと添える程度にするよう心掛けてくださいね。
実習生として誠実な態度を心掛ければ、 保護者 への失言をすることはなく良いコミュニケーションをとることができます。
笑顔いっぱいの楽しい実習になるよう、応援しています!
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