保育士の中には一人暮らしを検討する人も多くいますがちゃんと生活していけるのか不安に思う人も多いでしょう。そこで、ここでは保育士が一人暮らしをするメリットやデメリット、生活費を安定させるコツを紹介します。
1、保育士の一人暮らし、メリットやデメリットは?
これは保育士に限ったことではないですが、一人暮らしをするとなるとメリット・デメリットがあります。
これから一人暮らしを始める方は、良い点も悪い点もしっかり頭に入れておきましょう。
・保育士が一人暮らしをするメリット
①自分のペースで生活できる
②保育園の近くなら通勤時間が短縮できる
③家族に気を使う必要がない
仕事で遅くなることがあっても、お友達と食事に行くときでも、家族に気を遣うことがないのは一人暮らしのメリットですね。
帰宅時間を知らせなければならないわずらわしさもありません。
毎日自分らしく自分のために時間を使えるっていいものです!
保育園の近くに暮らすことができれば、通勤時間の短縮になります。
早番のときにも少し時間に余裕が持てるのではないでしょうか。
イベント前の制作物を部屋いっぱいに広げたり、夜遅くまで資料の作成をしたり、仕事が忙しくて疲れて昼までゴロゴロしたり…。
など、家族がいないと自分のペース自分の思うままに過ごせるのはすごく快適です。
このように自由に過ごせることは、保育士が一人暮らしをする最大のメリットでしょう。
・保育士が一人暮らしをするデメリット
①お金がかかる
②自分で家事をこなさなければならない
③女性の場合は防犯面にも配慮が必要
一人暮らしをすることによってマイペースな生活できますが、お金がかかるのは否めません。
家賃、食費、光熱費・・・慣れるまでは様々なことでお金がかかって驚くものです。
女性の場合、2階以上の部屋やオートロックの建物など、防犯意識の高い住まいを探す必要があるので家賃が高くなりがちなのもデメリットといえるでしょう。
保育士の一人暮らしにはどんな費用がかかるの?
保育士の一人暮らしは大変だといいますが、一人暮らしを楽しんでいる先輩保育士はたくさんいます。
お給料が安いと言われる保育士ですが、都心でも一人暮らしをしている保育士はいます。
きちんと収支のバランスを考えて生活すれば大丈夫ですよ。
では、実際に一人暮らしするとどんな費用がかかるのか、大まかでよいので理解しておきましょう。
※保育士の一人暮らしにかかる費用
① 家賃
② 光熱費
③ 食費
④ 通信費・雑費
⑤ 交際費
一人暮らしをするにあたり、上記の費用は必ず必要となるものです。
中でも家賃が占める割合は大きくなります。
家賃は地域によってかなり違いがありますが、新築や駅近など条件が良くなれば家賃も高いです。
最近は家賃補助の制度が整っている保育園もあるので、補助制度のしっかりした保育園を選ぶのが良いでしょう。
家賃やスマホの利用料などの固定費は、毎月の金額がほぼ一定です。
そこで、それ以外の食費や交際費、趣味にかけるお金を工夫することで毎月貯金をすることもできます。
計画的に生活すれば、快適な一人暮らしを実現することも可能ですよ。
3、保育士の一人暮らしには援助がある!
保育士として就職後、新卒時のお給料が少ないときでも生活の負担を軽減するためのアイデアがいくつかあります。
具体的には…
① 住宅手当・家賃補助の活用
② 社宅ありの保育園を選択する
③ 家賃が低めのエリアで就職する
特に保育士不足が深刻な都市部では、住宅手当や家賃補助などを行い、保育士の確保を考える保育園も多くなっています。
保育園独自の家賃補助を行っているところもありますし、国の保育士宿舎借り上げ制度を利用しているところもあります。
都市部では1Kや1Rといった一人暮らし用の物件も7万円代と家賃相場が高めです。
しかし、普通電車の駅や駅から少し離れた場所などにすれば5万円代、地方に行けば3万円代から物件を探すこともできます。
自転車を利用するようにして駅から離れた場所にしたり、郊外の保育園に就職したりすることも家賃を抑えるコツといえるでしょう。
4、生活を楽にするためにもキャリアアップは必須
多くの人は、これから一人暮らしを始めるにあたり、貯金を使って入居費用や引っ越し費用を支払うことになります。
できれば、一人暮らしをするにあたって崩した貯金は早いうちに元に戻したいものです。
少しでもお給料が増えれば生活に余裕が持て、貯金ができるだけでなく生活に余裕も出てきます。
長く仕事を続けていくためにも、生活のためにも、スキルアップ、キャリアアップを考えおきましょう。
現在は研修をこなすことによって早い段階で主任保育士や専門リーダーなど上位職に就ける制度が整っている保育園が多いです。
積極的にスキルアップしていくことで、キャリアが上がれば月額最大4万円くらいの収入アップになりますよ。
同じ園で経験を積んでキャリアアップするのもよし。
キャリアアップに積極的な保育園への転職をするもよし。
働きながら将来のことを考えて行動していくと、保育士生活も、一人暮らしも楽しく、充実したものになりますよ!