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保育の 卒論 ってどんなテーマにしたらいいの?

卒論
保育の勉強をしているけれど、 卒論 のテーマを何にしたらいいか悩んでいる…。そんな悩みを持っている学生のみなさんに、自分の経験談と保育士の立場から感じたことをふまえて、アドバイスさせていただきます。
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1. 卒論 って難しいイメージ…書き上げられるか不安。

学生生活の集大成となる卒論。
「卒業論文」と聞くと、とても難しいイメージがありますよね。
私が学生の時も、作文が大の苦手な私に書けるのだろうか…とすごく不安に感じたことを覚えています。
しかも、論文を書くためにはたくさん勉強と研究をしないといけないの…?と当時の私は余計に自信がなくなりました。
でも、大丈夫!
苦手意識の強かった、こんな私でも書き上げることができました!
苦手な論文を最後まで書き上げるためには、テーマ選びが重要だと私は考えます。
とはいえ、そのテーマ選びが難しいんだよ…
と感じているみなさんに、私が考えるテーマの選び方をご紹介します。

2.どうやってテーマを選べばいいの?

私が実際に書いた卒論は、「胎児期の記憶」をテーマにしたものでした。
なぜ私がこのテーマにしたかというと、たまたま読んだ本の中にでてきたエピソードがきっかけでした。
それは、2歳の子どもが母親のお腹にいた時の記憶を話し始めた、という内容でした。
一見、え?本当?と感じる話ですが、当時の私はとても夢がある話だなとワクワクしたのです。
都市伝説のような不思議な話が好き。
そして、単純にもっと知りたい!
そんな簡単な理由でしたが、自分の好きなジャンルだったので、苦手意識のあった 卒論 でも最後まで取り組むことが出来ました。
では、どのようなポイントでテーマを絞ればいいのか!
・自分が好きなこと(興味があること)
・もっと知りたい!と感じること(疑問に感じること)
単純ですがこの二つは絶対に必要です。
「興味」「疑問」です。
この二つをベースとして、保育にどう絡めていくのか。
例えば…
読書が好き→本は子どもにどんな影響があるのか?
テーマ「子どもと絵本の関係について」
体を動かすことが好き→運動神経の良し悪しはいつ決まるのか?
テーマ「子どもの成長発達と運動神経」
食べることが好き→肥満や痩せなどの体形は遺伝で決まるのか?環境で決まるのか?
テーマ「子どもの肥満と痩せ」
このように、自分の「興味」「疑問」に合わせてテーマを考えていきます。
あまり難しく考えすぎず、単純に好きなことからイメージを膨らませていく方がテーマを絞りやすいと思いますよ。

3.自分の保育の“強み”になる卒論を書こう!

 卒論 を書きあげることは、苦手意識のある人にとって正直簡単なことではありません。
面倒だな…やりたくないな…
と感じてしまう気持ち、よくわかります。
私自身も、当時そう感じていました。
でも、就職してから実感したことがあります。
働き始めると、ゆっくりじっくり勉強する時間がない!
ということ。
え?保育士になっても勉強が必要なの?
と思った人もいるかもしれません。
実は、忙しい保育士さんも自分の保育のスキルを上げるために、常に勉強しています。
もちろん保育の基礎的な知識はもっていますが、それだけではやっていけません。
そんな保育士さんですが、勉強したくても毎日の仕事に追われ、本当に時間がないのが実情です。
ですから、じっくり勉強できるチャンスは学生の今!
とても貴重な時間です。
とはいえ、なかなか実感がわかないですよね。
私自身が学生の時も、時間の貴重さなんて全くわかりませんでした。
もっとこの勉強もしておけばよかったな…
時間がない…
と就職してから痛感した私からのアドバイスですので、少しだけ心にとめておいて頂けるといいかなと思います。
自分の興味のあることを卒論を通してじっくり勉強し、自分のものにすること。
これは保育士になってからも大きな“強み”になります。
自分の好きなこと、もっと知りたいことをテーマに選び、自分の強みになる 卒論 を書き上げることが出来るといいですね。
素敵な 卒論 が完成することを応援しています!

執筆者:たか 先生(保育教諭1)

あなたの強みを活かそう!

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