保育士1年目がしんどい…と感じていませんか?動けない、仕事できない、体調不良などの悩みはあなただけではありません。五月病の時期に感じやすい不調の理由と、少し心が軽くなる向き合い方をやさしくお伝えします。
憧れの先生になった春。
必死に駆け抜けた4月。
覚えることだらけで、緊張しながらも毎日をこなしていたはずです。
でも、5月に入った頃から、
・なんだかしんどい
・朝、体が動かない
・失敗ばかりで「向いてないかも」と思う
・体調まで崩れてきた
そんな状態になっていませんか?
「保育士1年目、しんどい…」
その気持ちは、あなただけではありません。
そしてそれは、甘えでも弱さでもありません。
この記事では、保育士1年目がしんどくなる理由と、心が少し軽くなる視点をお伝えします。
1.保育士1年目がしんどいのはなぜ?
保育士1年目は、とにかく環境の変化が大きすぎます。
学生から社会人へ。
実習生から“先生”へ。
立場が変わるだけでなく、
・子どもの命を預かる責任
・保護者対応の緊張
・先輩のスピードについていくプレッシャー
常に気を張った状態が続いています。
4月は緊張で乗り切れます。
でも5月になると、ふっと力が抜けて、一気に疲れが出ることがあります。
いわゆる“五月病”のような状態です。
しんどいと感じるのは、それだけ毎日一生懸命向き合っているからです。
2.保育士1年目で「動けない・仕事できない」と感じる理由
「私だけ動けていない気がする」
「先輩みたいに動けない」
「仕事できないって思われてるかも」
それは、能力の問題ではありません。
ほとんどが“経験値”の差です。
◯経験値の差が大きい
保育の仕事は、経験の積み重ねで身についていくものです。
先輩の先生は、何年も現場を経験しています。
その差があるのは当然です。
1年目は、分からないことが多くて当たり前。
今は経験を積んでいる途中だと考えてみてください。
◯保育は“先読み”の仕事
保育は、実はとても段取りが大切な仕事です。
例えば
・次に何が起こるか予測する力
・子どもの動きを読む力
・先回りして準備する力
こうした力は、経験を重ねながら少しずつ身についていきます。
1年目で完璧にできる人はいません。
◯先輩の動きが速すぎて落ち込む
先輩の先生の動きが速すぎて、「自分だけできていない」と感じることもありますよね。
でも、先輩も最初からできていたわけではありません。
経験を積む中で、少しずつ動けるようになっていきます。
今は“できない自分”が目につくかもしれません。
でも、毎日ちゃんと成長しています。
3.「先生いや」と言われた…新人保育士の悩みあるある
「子どもに声が届かない」
「先輩のときと態度が違う気がする」
これも、新人保育士の悩みあるあるです。
「○○先生がいい」と言われたり、抱っこを拒否されたりして落ち込む新人保育士さんも少なくありません。
◯子どもになめられていると感じる
子どもは“安心できる人”をよく見ています。
威厳ではなく、関係性が大切です。
◯子どもは「試し行動」をすることがある
子どもは、新しい先生に対して「この人は安心できるかな?」と試すような行動をすることがあります。
わざと反応を見たり、言うことを聞かなかったりするのは、 関係を確かめている途中のサインでもあります。
◯関係は時間をかけて育つもの
今はまだ種まきの時期。
焦らなくて大丈夫です。
声のトーンや立ち位置は少しずつ工夫できますが、一番大事なのは「信頼関係」です。
4.ダメな保育士の特徴ってあるの?
本当に“ダメな保育士”は、悩まない人です。
「自分はどうだっただろう」と振り返る人は、必ず伸びます。
今、この記事を読んでいる時点で、あなたはダメではありません。
新任保育士は悩みながら成長しています。
5.保育士1年目で体調不良や病気になるのはよくある?
保育士1年目で体調を崩すことは、よくあることです。
とくに5月は自律神経が乱れやすい時期。
・眠れない
・食欲がない
・涙が出る
・朝起きられない
体の不調だけでなく、心の疲れが出てくる人もいます。
・何も楽しめない状態が続く
・2週間以上、気分の落ち込みが強い
・仕事に行こうとすると動悸や吐き気が出る
このような場合は、一人で抱え込まず、相談することが大切です。
うつかも?と感じるのは、それだけ追い込まれているサイン。
勇気を出して誰かに話すことは、弱さではありません。

【参照】厚生労働省 ヘルプノート「こころもメンテしよう」(気分障害・うつ病)
【参照】厚生労働省 こころの耳
6.保育士1年目でしんどい時期はいつ?
実際、多くの保育士がしんどさを感じるのは、
・4月(緊張期)
・5月(反動期)
・行事前
・はじめて担任を持った年
です。
保育は波がある仕事です。
ずっとしんどいわけではありません。
山と谷を繰り返しながら、少しずつ慣れていきます。
7.「保育士1年目がしんどい」限界を感じたら
大前提として、あなたの体はなにより大切。
・相談する
・環境を変える
・休む
どれも“逃げ”ではありません。
保育士1年目の離職は珍しくありません。
それだけ最初の1年は、誰もが戸惑いながら過ごす時期でもあります。
続けることも選択。
離れることも選択。
どちらも間違いではありません。
今はまだ、保育士として成長する時期。
でもその前に、ひとりの人として、ちゃんと眠れて、ちゃんと食べられているかが一番大切です。
限界を感じたら、一人で抱え込まずにまずは誰かに相談してほしい。
8.保育士1年目はしんどい中で、根を張る時期
保育士1年目は、芽が土の中で根を伸ばしている時期です。
地上からは見えません。
でも確実に育っています。
しんどいのは、頑張っている証拠。
でも、壊れるまで頑張らなくていい。
どうか今日、「よくやってる」と自分に言ってあげてください。