「保育実習ではマスクをつけるべき?」実習先での対応に迷いやすいマスク事情について解説します。マスクあり・なしの両方に対応できる、子どもに安心感を届ける表情の伝え方や声かけのポイントも紹介。実習前にチェックして、準備しておきましょう!
保育実習、どきどきしますよね。
初めての実習先で「マスクってつけるべき?」と迷う人もいるかもしれません。
園によっては「マスクOK」、または「基本はマスクなし」など、ルールがさまざまです。
しかし、どんな状況でも大切なのは 「子どもに安心感を届けること」
マスクをしていると表情が伝わりにくい…?
逆にマスクなしだと緊張して笑顔がぎこちなくなりそう…?
そんな不安を感じる人もいるのではないでしょうか。
この記事では、保育実習でのマスク事情と、表情の伝え方のコツを紹介します。
マスクの有無に関係なく、子どもや保護者と温かくコミュニケーションをとるためのヒントを、一緒に見ていきましょう!
1.保育実習のマスクは必要?
マスクの必要・不必要は園によって異なります。
今と昔のマスク事情
昔は、保育ではマスクNGの園が多くありました。
保育の現場では「表情が子どもとの大切なコミュニケーションツール」と考えられてきたからです。
コロナ禍ではマスクが義務になり、マスクしながらの保育が当たり前に。
透明のマスクを利用する姿もみられました。
現在は、義務ではなく、柔軟な考え方の園が増えてきています。
実習生・保育士はマスクをする?しない?どちらが正解?
マスクの着用は園の方針によります。
オリエンテーション時に質問しておくと安心です。
体調に合わせて着用したり、感染症が流行っている場合のみ着用したり、園のルールがあるはずです。
必ず実習先のルールを確認しておくようにしましょう。
2.保育実習ではマスクの有無に関係なく表情が大切
子どもたちは、言葉よりも、表情やしぐさから気持ちを読み取ります。
大人の表情を見て安心します。
だからこそ、保育士の表情が与える影響は大きいのです。
子どもたちにも保護者にも「安心できる保育士」と思ってもらうために、笑顔を意識しましょう。
マスクをしていると、無表情に見えてしまうこともあります。
笑顔や優しさが伝わる表情を意識して、子どもや保護者と関わりましょう。
3.保育実習でマスクをしているときの表情の伝え方【3つのコツ】
① 目元の表情を意識しよう
目の輝き・まばたき・眉の動きで感情を伝えられます。
② 声のトーンや話し方も重要
声の高さやスピードで感情を表現しましょう。
③ ジェスチャーを活用する
両手を開いて優しく迎える動作で「ウェルカム」の気持ちを伝える
嬉しいときに、万歳したり、拍手したりして喜びの気持ちを表す
話を聞くときには、うなずきながら聞いている姿勢をみせる
4.保育実習のマスクの色は?
マスクの色を指定している園はあまりないが、色で雰囲気が変わります。
清潔感のある白色や、やわらかい色のピンクやベージュなどは印象が明るくなります。
黒など、暗い印象を与える色は避けた方が無難でしょう。

5.保育実習ではマスクにかかわらず笑顔を届けよう!
マスクがあってもなくても、表情の伝え方を意識することが大切です。
目の動き・声・ジェスチャーを活かして、子どもや保護者に安心感を届けましょう。
「笑顔が伝わる保育士」を目指して、少しずつ意識していきましょう!