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保育士になるなら4年制大学・短大・専門学校どれが最適?学部の選び方も徹底解説!

学部選び
「保育士になりたい!」と考えたとき、多くの人が直面するのは、進学先の選択に関する悩み。保育士資格が取れる学校には、4年制大学・短大・専門学校の3つの選択肢があります。「どこに進学するのが自分に合っているの?」などの疑問に答えながら、それぞれの特徴を徹底比較します。
index

1. そもそも保育士資格は大学にいかないと取得できないの?
・保育士試験とは?最終学歴別の受験資格を解説
・指定保育士養成施設とは?卒業と同時に保育士資格が取得
2. 保育士になるには?大学・短大・専門学校どれがいい?
・保育士を目指せる学部とは?選び方のポイント
・4年制大学で保育士資格を取るメリット・デメリット
・短大で保育士資格を取るメリット・デメリット
・専門学校で保育士資格を取るメリット・デメリット
3. 保育士になりたいなら4年制大学・短大・専門学校はどれがいいのか比較!
・じっくり学び、保育+αの知識を深めたいなら4年制大学がおすすめ
・できるだけ早く資格を取得したいなら短大が最適
・実践重視で即戦力になりたいなら専門学校が最適
・進路選びに迷ったら?進学前に考えるべきポイント
4. ほいコレナビを活用して保育士就職活動を成功させよう!
5. 自分に合った進学先を選び、保育士の夢を叶えよう!

1. そもそも保育士資格は大学にいかないと取得できないの?

「保育士になるには必ず大学に行かなければいけないの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、保育士資格は大学に行かなくても取得可能です。
ここでは、保育士資格を取得する2つの方法
  • 保育士試験
  • 指定保育士養成施設
について詳しく解説していきます。

・保育士試験とは?最終学歴別の受験資格を解説

保育士試験とは、指定保育士養成施設に通わなくても保育士資格を取得できる国家試験。
ただし、最終学歴によって受験資格が異なるため、まずは自分が受験資格を持っているのかを確認する必要があります。
最終学歴 受験資格
中学卒業 児童福祉施設で5年以上の実務経験が必要
高校卒業(保育科以外) 児童福祉施設で2年以上・2,880時間以上の実務経験が必要
短大・大学卒業 学部不問で受験資格あり
保育士試験は毎年2回(筆記試験・実技試験)実施されており、合格すれば晴れて保育士資格を取得できます。
ただし、試験の合格率は例年20%前後とかなり難しいのが現実。
働きながら受験資格を得ることも可能ですが、合格するためには十分な学習時間の確保が必要となるでしょう。

・指定保育士養成施設とは?卒業と同時に保育士資格が取得

指定保育士養成施設とは、厚生労働省が認可した大学・短大・専門学校のこと。
卒業と同時に保育士資格が取得でき、試験なしで資格を得られるのが最大のメリットです。
指定保育士養成施設のメリット
  • 保育士試験なしで確実に資格が取得可能(卒業時に自動で取得)
  • 実習経験が豊富で、就職後に即戦力として活躍しやすい
  • 全国に600校以上あり、学びの選択肢が多い(大学・短大・専門学校から選べる)
  • 進学すれば就職支援も充実(学校推薦・求人紹介があるため、保育士としてのスタートがスムーズ)
指定保育士養成施設の注意点
  • 学費の負担はあるが、奨学金制度や支援制度の活用が可能
  • 高校卒業以上で入学可能(年齢制限なし!社会人からの進学もOK)
確実に保育士資格を取りたい方には、指定保育士養成施設への進学がおすすめです。
試験に合格する不安がなく、確実に資格を取得できるのは大きなメリットといえるでしょう。
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00003790&dataType=0
引用:厚生労働省「指定保育士養成施設」

2. 保育士になるには?大学・短大・専門学校どれがいい?

保育士になるための進学先として、4年制大学・短大・専門学校がありますが「自分にはどれが合っているの?」と迷いますよね。
どの選択肢が合っているかは
  • 学びたい内容
  • 取得までの期間
  • 必要費用
など、さまざまな要素から考える必要があります。
ここでは、それぞれの学校種別のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
解説するポイントは以下の通り。
  • 保育士を目指せる学部
  • 4年制大学で保育士資格を取るメリット・デメリット
  • 短大で保育士資格を取るメリット・デメリット
  • 専門学校で保育士資格を取るメリット・デメリット
自分の目標や状況と照らし合わせながら、最適な進路を考えるヒントにしてくださいね。

・保育士を目指せる学部とは?選び方のポイント

保育士資格を目指せる学部は、大学や短大によって名称や学べる内容が異なります。
ここでは代表的な学部をご紹介します。
教育学部
  • 保育士資格に加えて、幼稚園教諭資格の同時取得を目指せる学校も多いです。
  • 教育の理論や実践、子どもの発達全般について幅広く学べるのが特徴。
  • 将来、幼稚園でも働きたい方におすすめです。
児童学部・保育学部
  • 子どもの発達や保育実践を中心に学ぶ専門的な学部です。
  • 現場ですぐに活かせる知識や技術が身につくので、保育園での実践力を高めたい方に向いています。
  • 手遊びや製作、ピアノなどの実技も充実しているところが多いですよ。
福祉学部
  • 障害児保育や福祉施設での支援も視野に入れた学びができます。
  • 保育士資格+αの視点が身につくので、将来的に児童福祉の分野で活躍したい方にぴったり。
  • 社会福祉士の資格を同時に目指せる大学もあります。
学部を選ぶときは、「将来どんな保育士になりたいか」をイメージすることが大切。
保育園以外にも幼稚園や福祉施設、児童相談所などで働きたい場合は、幅広い学びができる学部を選ぶのもおすすめですよ。
オープンキャンパスなどで各大学のカリキュラムをよく調べて、自分の目標に合った学部を選んでくださいね。

・4年制大学で保育士資格を取るメリット・デメリット

4年制大学は「じっくり学びながら、保育+αの知識も深めたい人」におすすめの進路。
保育の専門知識だけでなく、教育学・心理学・福祉学など幅広い分野を学べるのが大きな特徴です。
メリット デメリット
  • 保育以外の分野(福祉・心理・教育学など)も深く学べる
  • 幼稚園教諭資格も同時に取得できる大学が多い
  • 児童福祉施設・行政職など、就職の選択肢が広い
  • 大学の学位(学士号)が得られるため、将来的にキャリアアップしやすい
  • 学費が高い(国公立で約200万円、私立で400万円以上が一般的)
  • 4年間かかるため、できるだけ早く就職したい人には不向き
  • 大学ごとに保育の専門性が異なるため、学びたい分野とカリキュラムの確認が必要
4年制大学は、将来的に幼稚園や児童福祉施設、行政職などさまざまな進路を考えている方におすすめ。
学費と時間はかかりますが、幅広い学びと選択肢を得られる点がメリットです。

・短大で保育士資格を取るメリット・デメリット

短期大学(短大)は「2年間で効率よく資格取得したい人」におすすめの進路です。
4年制大学よりも短期間で資格が取れるうえ、「短期大学士」の学位も得られます。
メリット デメリット
  • 2年間で保育士資格と短期大学士が取得可能
  • 学費が4年制大学より安い(200万円前後が目安)
  • 実習と座学のバランスが良く、基礎から実践力まで身につく
  • 保育士資格に加えて幼稚園教諭免許を同時取得できる短大も多い
  • 学びの期間が短いため、深く学びたい人には物足りない可能性がある
  • 4年制大学に比べると専門性や理論的な学びが浅くなりがち
  • 福祉行政や児童相談所など、多様な進路を目指すにはやや不利
4年制大学ほどの幅広い学びはありませんが、実践と理論をバランスよく学べる環境が整っています。

・専門学校で保育士資格を取るメリット・デメリット

専門学校は「実践的なカリキュラムで、保育の現場で即戦力として働きたい人」におすすめ。
学科の授業よりも実習や現場経験が多く、卒業後すぐに活躍できるスキルを身につけられます。
メリット デメリット
  • 実践重視のカリキュラムで即戦力になれる
  • 就職率が高い(就職サポートが充実)
  • 短大と同じ2年で保育士資格を取得可能
  • 学費が短大とほぼ同じかやや高め(200万円前後)
  • 大学の学位(学士号・短期大学士)は得られない
  • 理論や専門知識よりも実践重視のため、学びの幅が狭い
  • 公務員や行政職には不利(福祉施設や教育機関など、資格だけでは応募できない職種もある)
学問的な深さよりも、実際の保育現場で役立つスキルを重視する方に向いています。
自分に合った進路を選ぶためには
  • 何を学びたいか
  • どのくらいの期間で資格を取りたいか
  • 将来どんな場所で働きたいか
を考えることが大切。
どの選択肢も保育士になるためのルートとして価値があります。
自分の目標やライフプランに合わせて、最適な選択をしてくださいね。

3. 保育士になりたいなら4年制大学・短大・専門学校はどれがいいのか比較!

「大学、短大、専門学校…どれを選べばいいの?」
これまで各教育機関のメリット・デメリットを見てきました。
しかし、まだ迷っている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、あなたのタイプや希望に合わせて、最適な進路をより具体的に提案。
自分に合った進路を選ぶことは、保育士としての成功への第一歩です。
「学びたい内容」や「将来のキャリア」を基準に、自分に最適な選択肢を見つけていきましょう。

・じっくり学び、保育+αの知識を深めたいなら4年制大学がおすすめ

「将来的にキャリアの幅を広げたい」「じっくり学びたい」と考える人には4年制大学を選択しましょう。
教育学・福祉学・心理学など幅広い知識を学びながら、保育士資格を取得できます。
また、幼稚園教諭資格も取得できる大学が多く、保育士以外の道も選べるのが特徴です。
こんな人に向いている! 向いていない人
  • 将来的に保育士以外のキャリア(公務員・福祉施設・児童相談所など)も視野に入れたい人
  • 幼稚園教諭・特別支援教育・心理学など、保育以外の知識も学びたい人
  • 大学の学位(学士号)を取得し、長期的なキャリアを築きたい人
  • 学費が高く、4年間かかるため、早く資格を取りたい人には不向き
  • 実践よりも座学が多めなので、即戦力として働きたい人には物足りない場合も
じっくり学んで将来的な選択肢を広げたい方には、最適な進路といえるでしょう。

・できるだけ早く資格を取得したいなら短大が最適

とにかく早く確実に取得したいなら短大を選択しましょう。
専門的な知識を短期間で学びつつ、大学卒業(短期大学士)の学位も取得できるのが特徴。
また、保育士資格と幼稚園教諭資格を併用取得できる短大も多く、就職の幅が広がります。
こんな人に向いている! 向いていない人
  • 学費を抑えつつ、短期間で資格取得を目指したい人
  • 実践と学科のバランスを重視したい人(大学よりも実習が多め)
  • 卒業後はすぐに現場で働きたいが、学位も取得しておきたい人
  • 4年制大学ほどの幅広い知識を学べないため、専門性を高めたい人には不向き
  • 児童福祉施設や行政職など、多様なキャリアを考えている人には選択肢が狭くなる
短大は、比較的短期間で保育士としてのスタートを切りたい方にぴったり。
学位も得られるため、将来的に学びを深めたいと思ったときの選択肢も残せます。

・実践重視で即戦力になりたいなら専門学校が最適

実技を重視したい!そんな方は専門学校を選びましょう。
座学よりも実習が多く、保育技術を身につけることに特化しているのが特徴です。
また、就職サポートが手厚く、卒業後すぐに保育園で働けます。
こんな人に向いている! 向いていない人
  • 学歴よりもスキル重視で、保育現場に早く出たい人
  • 実践的なカリキュラムで即戦力になりたい人(実習や現場研修が多め)
  • 学校の就職サポートを活用して、就職率の高い進路を選びたい人
  • 大学の学位(学士号・短期大学士)が取得できないため、将来キャリアアップを考える人には不向き
  • 行政職や児童福祉施設など、保育士以外の仕事を考えている人には選択肢が狭くなる
専門学校は、保育の理論よりも実践的なスキルを重視し、卒業後すぐに現場で活躍したい方に向いています。
各専門学校の就職サポートが充実していることも魅力の一つです。

・進路選びに迷ったら?進学前に考えるべきポイント

「どの進路がいいかわからない…」
そんな方は、以下のポイントを整理してみましょう。
自分に合った進学ルートを選ぶために、「学びたい内容」「取得期間」「将来のキャリア」を整理することが大切です。
進路選びのチェックリスト
  1. 学費はどのくらいかけられるか?
    →大学・短大・専門学校で費用が大きく異なる
  2. 取得までの年数は問題ないか?
    →4年制大学・短大・専門学校で卒業までの期間が異なる
  3. 将来のキャリアプランは?
    →保育士一本でいくのか、他の選択肢も考えるのか
  4. 学びたい分野は何か?
    →教育・福祉・心理・実践スキルなど
迷ったときの決め方
  • 「学びを深めたい」→ 4年制大学
  • 「短期間で資格を取りたい」→ 短大
  • 「実践経験を積みたい」→ 専門学校
自分にあった選択肢を選ぼう!
自分の優先順位を整理して、自分に合った進路を選んでくださいね。
どの選択肢も、保育士になるための素晴らしいルートです。

4. ほいコレナビを活用して保育士就職活動を成功させよう!

保育士資格を取得したら、次に待っているのは就職活動です。
「どんな保育園があるの?」「自分に合った職場はどう探せばいい?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
そんなときに頼りになるのが「ほいコレナビ」です!
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情報収集・相談のポイント
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とくに就職フェアは、一度に多くの保育園の情報を得られるだけでなく、直接園の方と話せる貴重な機会です。
園の雰囲気や保育方針を肌で感じられるので、自分に合った職場を見つけやすくなりますよ。

5. 自分に合った進学先を選び、保育士の夢を叶えよう!

保育士は、子どもたちの成長を間近で見守り、支える素晴らしい仕事です。
小さな命を預かり、その成長に寄り添う責任ある仕事だからこそ、やりがいも大きいといえるでしょう。
自分の道を進もう
どの進学先を選んでも、保育士としての夢を叶えるための大切な第一歩。
自分に合った進路を選び、充実した学生生活を送りながら、素敵な保育士を目指してください。

執筆者:いのとも(保育士)

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