検索

ほいコレinfo produce by ほいコレナビ

幼稚園の志望動機例文をご紹介!書き方のポイントや就職面接のコツとは

志望動機
幼稚園教諭を目指す方へ。この記事では、志望動機の効果的な書き方と具体的な例文を紹介します。就職面接での注意点やアピールのコツも解説。採用担当者の心に響く志望動機作成のヒントが満載です!
index

1.【幼稚園の志望動機】採用担当者の評価が上がる!状況別の例文
・履歴書で差をつける!幼稚園の志望動機:新卒向けの例文
・幼稚園の志望動機:転職者向けの例文
・幼稚園の志望動機:ブランク明けの場合の例文
・幼稚園の志望動機:パート希望者向けの例文
・幼稚園(出身園)の志望動機:卒園生向けの例文
・幼稚園の志望理由が「自宅から近い」場合の例文
2. 幼稚園教諭の役わりと求められる資質
3. 幼稚園の志望動機の書き方:5つのポイント
①幼稚園教育方針への共感を志望動機で一言伝える
②具体的な経験・エピソードを織りまぜる
③子どもへの愛情と教育への熱意を表現
④保育スキルと今後の成長意欲を伝える
⑤志望動機に一貫性を持たせる
4. 履歴書の幼稚園志望動機に説得力を持たせるためのコツ3選
・園の特徴をリサーチする
・実際に園を見学する
・得た情報を志望動機に活用する
5. 面接で志望動機を効果的に伝える3つの方法
①事前準備を徹底する
②話し方の順序に気をつける
③簡潔に2分でまとめる
6. 志望動機で避けるべき5つのNG表現
①ネガティブな転職理由はNG:前向きな転職理由にする
②形式的な内容はNG:園の特徴をふまえ具体的に伝える
③福利厚生の強調はNG:待遇面には触れない工夫を
④漠然とした理由はNG:「子どもが好き」だけでは不十分
⑤例文の使いまわしはNG:個性を活かした内容にする
7. 幼稚園の志望動機作成から園見学まで!「ほいコレナビ」はお役立ち情報が満載
幼稚園への就職活動で「志望動機がうまく書けない」「面接でどう伝えればいいかわからない」と悩んでいませんか?
この記事では新卒向けの志望動機例文や履歴書の書き方、さらに面接での効果的な伝え方を詳しく解説します。
自分の想いを的確に伝えられる志望動機が作れるだけでなく、採用担当者に好印象を与えるポイントも学べます。
就職成功に役立つヒントが満載!新卒の保育学生や就活中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

1.【幼稚園の志望動機】採用担当者の評価が上がる!状況別の例文

幼稚園への志望動機は、応募者の状況によって重視すべきポイントが異なります。「幼稚園で働く理由は何ですか?」と疑問に思う方に向け、ここでは、状況別の効果的な例文とそのポイントをご紹介します。
・履歴書で差をつける!幼稚園の志望動機:新卒向けの例文
・幼稚園の志望動機:転職者向けの例文
・幼稚園の志望動機:ブランク明けの場合の例文
・幼稚園の志望動機:パート希望者向けの例文
・幼稚園(出身園)の志望動機:卒園生向けの例文

・履歴書で差をつける!幼稚園の志望動機:新卒向けの例文

新卒の方の志望動機では、園の教育方針への理解と共感を示しつつ、自身の具体的な経験や強みを結びつけると効果的です。
あなた自身のこれまでの経験によって、人となりがわかり、採用担当者に好印象を与えるでしょう。
新卒向けの例文
私は貴園の自然を活かした教育方針に深く共感し、この環境で子どもたちの成長をサポートしたいと考えています。
大学での保育実習を通じて、自然体験が子どもの好奇心や創造性を育むことを実感しました。
また、学生時代は野外活動サークルでリーダーを務めた経験があります。
その経験を活かし、安全に配慮しながら、子どもたちが自然と触れ合える保育に力を入れていきたいと考えています。

・幼稚園の志望動機:転職者向けの例文

転職者の志望動機では、保育経験者・異業種からの転職にかかわらず、前職での具体的な経験をまず伝えましょう。
経験を活かして、幼稚園でどのように貢献できるかを明確に示すことがポイントです。
①転職者向け(保育経験者)の例文
前職の保育園で3年間、0〜2歳児の担任を務めてきました。
その中で、幼児期の継続的な教育の重要性を実感し、貴園が掲げる「遊びを通した学びの実践」に強く共感しました。
とくに、モンテッソーリ教育を取り入れた活動は、子どもの自主性を育む素晴らしい取り組みだと考えています。
これまでの経験を活かしながら、より専門的な幼児教育に携わりたいと考え、志望いたしました。
②転職者向け(異業種からの転職)の例文
前職の企業で5年間、新入社員の教育担当として、一人ひとりの成長に寄り添ってきました。
人の成長を支えることにやりがいを感じ、幼児期という人格形成の土台となる大切な時期の教育に携わりたいと考えました。
また、貴園の「子どもの主体性を育む」という方針に共感しています。
前職で培った「相手の目線に立って考える」姿勢を活かして、子どもたちの成長をサポートしていきたいと考えています。

・幼稚園の志望動機:ブランク明けの場合の例文

子育てや家庭の事情で、しばらく幼児教育から離れることは、誰にも起こり得ることです。
ブランク期間をマイナスではなく、新たな気づきや学びの期間として前向きに捉えましょう。
そのうえで、ブランク期間の経験を、どのように幼児教育の現場で活かせるかを具体的に伝えます。
ブランク明けの場合の例文
5年間の育児経験を経て、あらためて幼児教育に携わる仕事がしたいと考えています。
子育てを通じて、一人ひとりの子どもの成長過程や保護者の気持ちをより深く理解できるようになりました。
貴園が大切にされている「家庭との協力体制」に共感し、保護者の立場も踏まえてきめ細やかな支援ができると確信しています。
ブランク期間中も保育に関する研修に参加し、最新の教育理論や実践方法を学び続けてきました。

・幼稚園の志望動機:パート希望者向けの例文

幼稚園のパートで働きたい場合の志望動機は、以下2点がポイントです。
ポイント

・勤務時間の制約を伝える

・具体的な貢献方法を示す
時間の制約などネガティブ要素がある一方で、前向きな印象を与えられます。
パート希望者向けの例文
午前中の活動時間を中心に、子どもたちの成長に寄り添いたいと考えています。
貴園が「異年齢交流」を積極的に取り入れている点に魅力を感じました。
私自身も児童館でボランティア経験があり、年齢の異なる子ども同士の関わりが豊かな心を育むと実感しています。
限られた時間ではありますが、担任の先生のサポートに徹し、子どもたち一人ひとりに丁寧な援助ができるよう努めてまいります。

・幼稚園(出身園)の志望動機:卒園生向けの例文

出身園を志望する場合、「思い出があるから」だけでは説得力に欠けます。
具体的な思い出を現在の保育観や志望理由に結びつけ考えましょう。
あなたの経験と、現在の目標がうまく伝わり、説得力のある志望動機となるでしょう。
卒園生向けの例文
私が貴園の卒園生であることが、保育者を目指すきっかけとなりました。
在園中、担任の先生が「まずはやってごらん」と、何事にも真摯に接してくださったことが私の原点となっています。
その後、貴園の「子ども主体の活動」という理念が、現代の幼児教育において大切なアプローチだと実感しました。
恩返しの気持ちを胸に、次世代の子どもたちの可能性を広げる保育をやっていきたいと考えています。

・幼稚園の志望理由が「自宅から近い」場合の例文

幼稚園の志望理由が「自宅から近い」場合、以下3つの内容を結びつけて、説得力のある志望動機をつくりましょう。
ポイント

「地理的なメリット」

「地域との関わり方」

「保育の充実」
「自宅から近い」場合の例文
私は貴園が実践されている「地域に開かれた保育」に共感し、志望しました。
もともと、貴園の近くに住んでおり、日頃から地域の子育て事情や保護者の方々のニーズを身近に感じています。
保護者の方々との密な連携を図りながら、地域と共に成長する保育を実現したいと考えています。
また、通勤時間が短いことを活かし、朝の保育準備や行事の際の早めの対応など、柔軟な働き方で貴園に貢献したいと思います。
「近いから」などの理由だけでは採用担当者に響かないため、地域の子どもたちに貢献したい意欲を伝えることが重要になります。
強い入社の意志を伝えるコツは、以下の記事も参考にしてください。

2. 幼稚園教諭の役わりと求められる資質

幼稚園教諭の主な役わりは、子どもの発達支援、保護者との信頼関係づくりがあげられます。

円滑に進めていくためには、状況に応じて柔軟に対応できるコミュニケーションスキルが必要です。
ご存じのように、幼稚園教諭の仕事は子どもと遊ぶだけではありません。
たとえば、4歳児が砂場で山を作る様子を見守る際も、
「どうしたら高く積めるかな?」
と声をかけ、子どもの考える力を育みます。
また、お帰りの時間には、保護者の方に
「今日は友だちと協力して大きな山を作りましたよ」
と、その日の成長の様子を伝えます。

さらに、朝の準備や行事の計画など、先生同士が協力して進める場面も多いことが特徴です。

運動会の準備では、
「年少組さんが転ばないように、かけっこのコースを工夫しよう」
など、職員全体で知恵を出し合います。
このように、幼稚園教諭は子どもたちの成長を支えるだけでなく、保護者との信頼関係づくりや職場での協力も必要なのです。

3. 幼稚園の志望動機の書き方:5つのポイント

採用担当者の心に響く志望動機を書くために、具体的な5つのポイントをご紹介します。
①幼稚園教育方針への共感を志望動機で一言伝える
②具体的な経験・エピソードを織りまぜる
③子どもへの愛情と教育への熱意を表現
④保育スキルと今後の成長意欲を伝える
⑤志望動機に一貫性を持たせる
一つずつみていきましょう。

①幼稚園教育方針への共感を志望動機で一言伝える

幼稚園の志望動機では、「幼稚園の教育方針への共感」を志望動機で一言伝えると効果的です。
教育方針は園のホームページや説明会でチェックできます。
そもそも「幼稚園にする理由は?」と疑問に思う方は、園の教育方針と自身の経験や考えを結びつけて考えてみてください。
そうすることで、なぜ幼稚園なのか、なぜその園を選んだのか、理由が明確に伝わります。
幼稚園教育方針への共感を伝える例文
貴園では、「感性を育む」という教育方針のもと、季節の行事や自然体験を大切にされています。この教育方針に深く共感いたしました。
私自身、実習で、子どもたちと園庭の桜の木を観察しました。
つぼみが膨らみはじめたときは「先生、大きくなってる!」と喜び、花びらが風で舞うと「きれい!」と目を輝かせていました。
このように自然と触れ合う中で、子どもたちの感性が豊かに育まれていく様子を大切にしていきたいと考えています。

②具体的な経験・エピソードを織りまぜる

実体験にもとづくエピソードを入れることで、保育への理解と熱意が伝わります。
たとえば、ボランティアやアルバイトの経験で子どもと関わったことはありませんか?

ある場合は、具体的な場面を思い出しながらエピソードを組み込んでみましょう。

具体的な経験・エピソードを織りまぜた例文
保育実習で3歳児クラスを担当した際、ままごと遊びで「お店屋さんごっこをしよう!」を提案しました。
その際、子どもたちがいきいきと役になりきる姿に感動しました。
この経験から、遊びを通して子どもの想像力を育むことの素晴らしさを実感しました。
貴園の「子どもの想像力を大切にする保育」に強く惹かれ、ぜひ貴園で保育をしていきたいと考えています。

③子どもへの愛情と教育への熱意を表現

子どもへの深い愛情と、教育への熱心な気持ちを志望動機で表現しましょう。
ただ「子どもが好き」ではなく、子どもへの愛情を感じた具体的な場面と、そこから学んだことを結びつけます。
子どもへの愛情と教育への熱意を感じられる例文
保育実習で、最初は自分の思いを言葉で表現することが苦手だった子どもがいました。
しかし、毎日の関わりを通じて少しずつ自分の気持ちを伝えられるようになったとき、保育の奥深さを感じました。
貴園では子どもたちの小さな成長に寄り添い、一人ひとりの可能性を広げられる保育者になりたいと考えています。
信頼される保育士になるための心構えも以下の記事で知っておきましょう。

④保育スキルと今後の成長意欲を伝える

保育スキルと今後の成長意欲を伝えることがポイントです。
これまでの経験を具体的に示し、園の特色に合わせた今後の抱負を伝えましょう。
前向きな姿勢と成長意欲が伝わります。
保育スキルと今後の抱負を織り交ぜた例文
日々ピアノで、「おはようのうた」や「おべんとう」などを練習しています。
子どもたちと一緒に楽しく歌える曲のレパートリーを増やしてきました。
また、実習では折り紙や粘土遊びを通して、子どもたちの発達に合わせたサポートを学びました。
今後は、貴園の特色である「自然を活かした感性豊かな活動」にも力を入れたいと考えています。
季節の素材を使った製作遊びなど、子どもたちの創造力を育む保育を実践していきたい思いがあります。

⑤志望動機に一貫性を持たせる

志望動機に一貫性を持たせましょう。
保育者を目指したきっかけ、実習での具体的な経験、そして志望する園の方針への共感を自然につなげます。
そうすることで、より説得力のある志望動機となります。
志望動機の一貫性を意識した例文
子どもたちの「やってみたい」気持ちを大切にする保育者になりたいと考え、この道を選びました。
実習中、花を見つけた子どもたちに「どうして色が違うの?」「なぜ咲くの?」と次々に質問されました。
そのひたむきな姿に心を打たれ、その好奇心に寄り添うことの大切さを学びました。
貴園が大切にされている「子どもの疑問や発見を活かした保育」に深く共感し、この考えのもとで保育をしていきたいと思っています。
就職活動中の学生

4. 履歴書の幼稚園志望動機に説得力を持たせるためのコツ3選

採用担当者にあなたの熱意を感じ取ってもらうため、説得力のある志望動機を書くためのコツをご紹介します。
・園の特徴をリサーチする
・実際に園を見学する
・得た情報を志望動機に活用する
順に解説します。

・園の特徴をリサーチする

志望する園について、しっかりと下調べをすることがまずは第一歩。

園のホームページを見るだけでなく、SNSなどもチェックしてみましょう。
とくに、以下は要チェックです。
ポイント
「教育方針」
「年間行事」
「特色ある活動」
他にも、たとえばモンテッソーリ教育を取り入れている園なら、その具体的な内容や仕事への活かし方を理解します。
園の特徴を調べて理解することによって、より的確な志望動機が書けるでしょう。

・実際に園を見学する

園見学は、より具体的で印象的な志望動機を作るための材料の一つとなります。
子どもたちの様子を見れるだけではなく、先生方の関わり方、園の雰囲気を直接感じられる貴重な機会。
現場を見て感じたことを、ぜひ志望動機に活かしてください。
見学の際は、園庭の使い方や保育室の環境構成なども観察してみましょう。
見学が難しい場合、説明会への参加や、電話での質問などを活用します。
園見学については、以下の記事も参考になります。

・得た情報を志望動機に活用する

園の見学やリサーチで集めた情報は、具体的なエピソードとして志望動機に盛り込みましょう。
ポイント
・園の特徴
・自分の経験や考え
この2つを結びつけることで、単なる憧れではなく「なぜその園で働きたいのか」が明確に伝わります。
ただし、表面的に情報を並べるのではなく、とくに共感した点や実践したい活動を中心に述べることが効果的です。
聖光幼稚園

5. 面接で志望動機を効果的に伝える3つの方法

面接では、履歴書に書いた内容をより具体的に、そして熱意を込めて伝えることが大切です。ここでは、採用担当者の心に響く伝え方をご紹介します。
①事前準備を徹底する
②話し方の順序に気をつける
③簡潔に2分でまとめる
一つずつ解説します。

①事前準備を徹底する

面接では緊張して言葉が詰まることもあるでしょう。志望動機は事前準備が大切です。
「保育者としてどのように成長していきたいか」
「子どもたちや保護者の方々にどのように関わっていきたいか」
事前に具体的なビジョンを整理して伝えることで、
「採用後にどのように園で働いて貢献してくれるか」
のイメージが採用担当者に伝わりやすくなるのです。
「行事の準備を率先して手伝える」
「ピアノを使った活動で保育を盛り上げられる」
など、あなたの強みも整理しておきましょう。
事前準備を徹底すると、自信を持って面接に臨めます。

②話し方の順序に気をつける

志望動機を伝える際は、結論から話すことがポイントです。
たとえば、
「貴園の異年齢保育に魅力を感じ、ぜひ携わらせていただきたいと考えています。」
このように結論を伝え、直後にその理由や具体的なエピソードを話していきましょう。
話の組み立てを工夫することで、採用担当者によりわかりやすく伝わります。

③簡潔に2分でまとめる

志望動機は短くてもいいですか?」という質問をよく聞きます。
結論からいうと、志望動機は長ければいいものではありません。
2分程度が目安です。
むしろ、簡潔に要点をまとめることで、より印象に残りやすくなります。
「なぜこの園を選んだのか」
「どのような保育者を目指しているのか」
などの核心部分を中心に話をまとめましょう。
採用担当者からは
「志望動機は1〜2分程度で十分。3分以上になると集中力が途切れてしまうことも。」
という声もあります。
ポイントを絞って、わかりやすく伝えることが大切です。面接中の学生と面接官

6. 志望動機で避けるべき5つのNG表現

十分な熱意も、表現の仕方によっては逆効果になってしまうことも。志望動機を書く際に避けるべき表現をご紹介します。
①ネガティブな転職理由はNG:前向きな転職理由にする
②形式的な内容はNG:園の特徴をふまえ具体的に伝える
③福利厚生の強調はNG:待遇面には触れない工夫を
④漠然とした理由はNG:「子どもが好き」だけでは不十分
⑤例文の使いまわしはNG:個性を活かした内容にする
順に見ていきましょう。

①ネガティブな転職理由はNG:前向きな転職理由にする

NG例文
「前の保育園は残業が多く、持ち帰り仕事も大変でした。体調を崩すことも増え、環境のよい貴園で働きたいと考えています。」
OK例文
「これまでの保育経験を通じて、子どもの『考える力』を育む大切さを実感しました。
貴園では、子どもたちが自ら考え行動する場面を大切にされており、この環境で保育者として成長を目指したいと考えています。」
前職の人間関係や給与面など、前職の職場環境や人間関係について否定的に触れるのは避けましょう。
「子どもたちの成長により深く関われる環境で働きたい」など、新しい環境での目標や意欲を示すことが大切です。

②形式的な内容はNG:園の特徴をふまえ具体的に伝える

NG例文
「貴園の素晴らしい教育方針に深く共感し、ぜひ働かせていただきたいと考えております。子どもたちの成長のために全力を尽くす所存です。」
OK例文
「貴園が実践されている『英語で遊ぼう』の活動に惹かれました。
留学経験を活かし、歌やゲームを通して、子どもたちが自然と英語に親しめる環境づくりに貢献していきたいと考えています。」
「教育方針に共感しました」
「子どもたちの成長に貢献したいです」
これは、どの園にも当てはまる一般的な文章です。
形式的な内容では、園への理解が浅い印象を与えかねません。
園のホームページや見学で得た情報を活かし、あなたの経験や強みを結びつけ、なぜその園で働きたいのかを明確に伝えましょう。

③福利厚生の強調はNG:待遇面には触れない工夫を

NG例文
「貴園は土日休みで、有給休暇も取りやすいと伺いました。また、借り上げ社宅制度もあり、安心して働ける環境が整っていることに魅力を感じています。」
OK例文
「高齢者施設での音楽ボランティアの経験から、音楽が人の心に与える影響の大きさを実感しました。
貴園の『音楽による情操教育』の取り組みに共感し、子どもたちの感性を育む保育を実践していきたいと思います。」
採用担当者は、子どもたちのために力を尽くしてくれる「保育への情熱を持った人材」を求めています。
待遇面ではなく、保育の実践に対する意欲や園の方針への共感を中心に伝えましょう。

④漠然とした理由はNG:「子どもが好き」だけでは不十分

NG例文
「子どもが大好きで、小さい頃から保育者になることが夢でした。貴園で子どもたちと一緒に楽しく過ごしながら、保育の仕事に励みたいと思います。」
OK例文
「実習で、絵本の読み聞かせ後に『もっと聞きたい!』と目を輝かせる子どもたちの姿に心を打たれました。
貴園の『絵本の森』プロジェクトに共感し、物語を通じて子どもたちの想像力を育む保育をしていきたいと考えています。」
「子どもが好き」は、保育者として当たり前の気持ち。
この表現だけでは、他の応募者と差をつけられません
具体的な経験を通して得た気づきを踏まえて、保育への思いを伝えることが大切です。

⑤例文の使いまわしはNG:個性を活かした内容にする

NG例文
「子どもの成長支援と恵まれた環境を活かした保育に共感し、一人ひとりの個性を大切にする保育を実践して参りたいと存じます。」
OK例文
「子育てサークルで竹とんぼ作りを教えた際、『飛んだ!』と、子どもたちの喜びの声に感動しました。
貴園の『季節の自然物を活かした遊び』に惹かれ、志望しました。実習での木の実マラカス作りの経験を活かし、自然体験を通した保育を実践したいと考えています。」
就職情報サイトやSNSの例文をそのまま使用するのは避けましょう。
採用担当者は多くの応募書類を見ているため、個性の無い形式的な印象を与えてしまいます。
あなたの経験や想いを織り交ぜた、オリジナルの志望動機を作ってください。
「この人だからこそ、うちの園で働いてほしい!」
と感じてもらえるでしょう。
実習

7. 幼稚園の志望動機作成から園見学まで!「ほいコレナビ」はお役立ち情報が満載

就職活動で悩むことはたくさんありますよね。
そんなとき、心強い味方となるのが「ほいコレナビ」です。
幼稚園選びで大切なのは、園の詳しい情報を得ること。
ほいコレナビでは、求人票には掲載されていないクラス別の園児数や職員の年齢構成など、具体的な園の情報がわかります。
園見学の情報も充実しており、見学前にチェックすべきポイントもわかる点が魅力です。
「ほいコレinformation」のコーナーでは、志望動機の書き方や面接対策など、就職活動に役立つ情報が満載!
保育の現場で活躍したい皆さんの夢の実現に向けて、ぜひほいコレナビを活用してみませんか?

執筆者:ひらい まい(保育士)

園が求める人材に!志望動機で個性を輝かせる方法

ほいコレ就職フェア ×

Event就活イベント