保育実習の挨拶は準備していけば大丈夫!保育実習初日にそのまま使える挨拶フレーズや、好印象を与える4つのコツをお伝えします。初日だけでなく最終日の挨拶フレーズや、場面ごとの挨拶会話、さらに気を付けることなどもご紹介。挨拶の準備を始めましょう。
保育実習で挨拶はとっても重要なポイント。
でも、いざ実習初日を迎えるとなると「どんな挨拶をすればいいんだろう?」「緊張して声が出なかったらどうしよう」と不安になることもありますよね。
大丈夫!挨拶は基本さえおさえれば、先生や保護者、子どもたちに好印象を与えられるのです。
この記事では実習初日に使える挨拶フレーズや、好印象を与えるコツをわかりやすくご紹介します。
また、初日だけでなく、最終日や、場面ごとの挨拶もお伝えします。
読んだその日から実践できる内容なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
1. 保育実習初日の挨拶は準備していけば大丈夫
保育実習の挨拶、みんな最初は不安で当然です。
準備していけば、大丈夫!
みんなが保育実習の挨拶で不安に思うこととは?
- 初日の挨拶きちんとできるかな?
- 子どもや保護者への挨拶方法がわからない
- 緊張してうまく挨拶できないかもしれない
など。
しっかりと準備して、実習までに不安をできるだけなくしましょう。
2. これだけでOK!保育実習初日のそのまま使える挨拶例文
実習初日の挨拶は自己紹介とセットです。
できるだけ笑顔でハキハキと、短く丁寧に挨拶します。
一生懸命さが、伝わればOKです。
頑張りましょう!
・職員、先生に対しての挨拶
【例文1】
「おはようございます。本日からお世話になります、〇〇と申します。よろしくお願いいたします!」
【例文2】
「おはようございます。〇〇学校の〇〇と申します。〇日間、実習させていただきます。ご指導よろしくお願いいたします。」
職員室に入るときに、まず、大きな声で「失礼します!」を忘れないようにしましょう。
職員、先生たちも忙しいので、長い挨拶は不要です。
緊張すると思いますが、一生懸命な気持ちは伝わります。
・保護者に対しての挨拶
【例文1】
「おはようございます。本日から〇〇園で実習させていただきます〇〇です。子どもたちと笑顔で過ごせるように頑張ります!よろしくお願いいたします。」
【例文2】
「おはようございます。本日から〇日まで、実習させていただきます〇〇と申します。たくさん勉強させていただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。」
保護者への挨拶が必要な園もあるので準備しておくと安心です。
とくに機会を与えられない場合は、登園時・降園時、保護者の方と出会うときに、「おはようございます」「おかえりなさい」と笑顔でハキハキと挨拶しましょう。
・子どもに対しての挨拶
【例文1】(全体への挨拶・自己紹介)
「おはようございます!私の名前は、〇〇です。〇〇先生って呼んでください!お絵描き(けん玉など自分の得意な遊び)が大好きです!みんなと一緒に遊ぶことを楽しみにしていました。よろしくお願いします。」
【例文2】(全体への挨拶・自己紹介)
「おはようございます!私の名前は〇〇です。〇〇先生は、みんなに会うことをとても楽しみにしていました!一緒にたくさん遊んでくださいね。よろしくお願いします。」
【例文3】(クラスでの挨拶・自己紹介)
「〇〇組のお友達、おはようございます。〇〇先生って呼んでくださいね。今日から〇日間、〇〇組のお友達と一緒に過ごすことになりました。みんなのほうが、この〇〇園のことをよく知っているので、いろいろ教えてくださいね。よろしくお願いします。」
【例文4】(クラスでの挨拶・自己紹介)
「〇〇組さん、おはようございます!先生の名前は〇〇です!先生の好きな食べ物は〇〇です。好きな色は〇〇色です。好きな遊びは〇〇です。(手作り紙芝居イラストなど見せながらするとgood!)また、みんなのお話も聞かせてくださいね。よろしくお願いします。」
親しみやすいトーンで話しかけましょう。
全園児の前の挨拶では、手短に挨拶します。
担当クラスの挨拶では、子どもたちの興味をひけるように視覚的にわかりやすいイラストなど準備しておくと安心です。
3. 保育実習 挨拶が苦手でも大丈夫!好印象を与える4つのコツ
1.声は少し大きめを意識
声が小さくても「ハキハキ」を心がけると印象アップします。
2.笑顔とアイコンタクトが大事
緊張していても、笑顔で乗り切れます!
笑顔や目線、姿勢を意識するだけで印象が大きく変わりますよ。
3.実習前に練習しておこう
実習前に家族や友達と練習しておきましょう。
本番、自信を持って挨拶できると好印象です。
4.挨拶にプラスする一言で好印象アップ!
挨拶に「ありがとうございます」「よろしくお願いします」を加えるだけで丁寧さが伝わります。
4.保育実習の挨拶 場面ごとで気をつけることは?
・インターホンでは何と挨拶すればいい?
オリエンテーション
「こんにちは。〇〇学校の〇〇と申します。○時からのオリエンテーションに伺いました。」
オリエンテーションは約束の5分前頃に到着を目指しましょう。
早く行きすぎると、ご迷惑になる場合があります。
「今日から実習でお世話になります。〇〇学校の〇〇と申します。」
保育実習初日
もし、学校から数名で実習参加させてもらう場合は、全員揃ってからインターホンをならしましょう。
・反省会での挨拶会話
担当の先生が反省会で「お疲れ様でした。」と言った後の会話です。
返事は『お疲れ様でした。』ではなく、『ありがとうございました。』にしましょう。
指導してくださる実習の場です。
お疲れ様・ご苦労様でしたなどの返事は「ありがとうございます。ありがとうございました。」と感謝の言葉を返しましょう。
・休憩に入るときの挨拶会話
「休憩いってきてね。」「ご飯食べてね。」には、どんな返事がいいでしょうか。
「ありがとうございます。」に加えて、先生より先の場合は「お先にいただきます。」などつけ加えると丁寧です。
・帰りの挨拶
「今日もありがとうございました。お先に失礼します。明日もよろしくお願いします。」
学生は、職員の先生方よりも先に帰ります。
丁寧に挨拶して、次の日からもお互い気持ちよく実習ができるように心がけましょう。
・保育実習最終日の挨拶
お世話になった感謝と、これから頑張る気持ちを伝えましょう!
難しく考えず、自分の言葉で言えるように準備しておきましょう。
【職員、先生に対しての挨拶】
「〇〇日間お世話になりました。この実習で学んだことを活かして、学校に戻ってからも勉強を頑張ります。ありがとうございました。」
【保護者に対しての挨拶】
「〇〇日間お世話になりました。みんなとても可愛くてお別れが寂しいです。この実習で子どもたちからたくさん学ばせていただきました。ありがとうございました。」
【子どもに対しての挨拶】
「〇〇組のお友達!今日までありがとう。とっても楽しい毎日でした。先生は学校へ戻って本当の先生になるための勉強を頑張ります。みんなもけん玉や縄跳び(そのときのクラスの遊びなど)頑張ってくださいね!」
・失敗しちゃったとき、どうすればいい?
みんな緊張するものです。
「すみません!もう一度あらためてご挨拶します!」と一度深呼吸してから、挨拶しましょう。
実習生は、わからないことだらけで、あたりまえです。
教えてもらえる学生のうちに、たくさんの失敗を経験して、学びに繋げましょう!
5. 保育実習の挨拶は「笑顔と感謝」がポイント
保育実習では挨拶が第一印象を決めます!
信頼関係のスタートとなるので、挨拶のコツ4つをおさらいしましょう。
【保育実習 挨拶】 好印象を与える4つのコツ
1.声は少し大きめを意識
2.笑顔とアイコンタクトが大事
3.実習前に練習しておこう
4.挨拶にプラスする一言で好印象アップ!
実習初日から挨拶で好印象を作り、成功への第一歩を踏み出しましょう。
緊張しても丁寧な姿勢や誠意を見せれば大丈夫!
自分なりの挨拶を考え準備して、実習頑張ってくださいね。