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【保育】 地震 の対策、見直ししていますか?子どもを守る 地震 の対策

地震対策
保育に役立つ『地震対策』がテーマです。 地震 に対する備えはしっかりできていても、定期的な見直しや確認をしていない場合があります。今回は、なぜ見直しが必要なのか、見直し・確認のポイントなどをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみて下さい。
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1. 保育中の 地震 を想定しておきましょう

ほいコレでは、保育に役立つ情報をたくさん発信中!
今回のテーマは、保育の『地震対策』について。
最近では、2024年1月の能登半島地震や、
2024年8月の宮崎県沖でおきた 地震 による、
「南海トラフ地震臨時情報」の発表などがありました。
このような状況のなか、以前よりも 地震 に対する危機意識が高まっています。
もし保育中に 地震 がおきてしまったら…
できれば避けたい状況ではありますが、 地震 はいつおこるかわかりません
実際、2011年3月11日の東日本大震災がおきたのは、14時46分。
保育園では、まさに保育のまっただ中でした。
 地震 はいつおきるかわからないからこそ、
大切なのは保育中の 地震 をしっかりと想定しておくことだと感じます。
保育園・幼稚園でも避難訓練の実施や、避難リュック・災害備蓄品の準備など、
いろいろな取り組みをしていますよね。
「 地震 の対策は、園で準備してあるから大丈夫!」
…でもその地震対策、定期的な見直しと確認は行っていますか?
準備したから一安心…と思いがちですが、
 地震 の対策は、定期的に見直し、確認することがとても大切なんです。
今回は、保育の地震対策はなぜ【定期的な見直しと確認】が必要なのか
【見直し・確認するときのポイント】などをまとめてご紹介します。

2. 保育の地震対策!定期的な見直しと確認が大切

保育園・幼稚園での地震対策は、定期的な見直しと確認が必要とお伝えしました。
では、なぜ定期的な見直し・確認が必要なのか、
見直し・確認をするときの具体的なポイントは何かをまとめてご紹介します。

◆なぜ見直しと確認が必要なの?

保育の地震対策は、なぜ定期的な見直しと確認が必要なのか、
それは次の理由があげられます。
・避難リュックの中身はたくさん入れられないから
季節や子どもの成長による変化があるから
職員の出入りがあるから
まず、避難リュックは必要最低限の中身でなくてはいけませんよね。
季節や子どもの成長により、
以前は必要だったけれど、今は必要ない
というものが出てくると思います。
例えば、紙おむつや、着替えのセットなどを入れている場合は、
季節や子どもの成長に合わせて中身を変えていく必要があるでしょう。
また、保育園・幼稚園では、職員が年度途中で新しく入ってきたり
逆に辞めてしまって人員の配置変更があったりすることも珍しくありません。
そのような状況で、園の地震対策を職員全員がきちんと把握しておくためには、
定期的な見直しや確認が必要なのです。
見直しのタイミングは、2~3か月に一回程行うと良いでしょう。
もちろん、毎月行えればさらに安心です。
避難訓練に合わせて行うようにしても良いですね。

◆見直し・確認のポイントは?

では、地震対策を見直すときの具体的なポイントを、
項目別にまとめてお伝えします。
避難リュック
・ティッシュ、トイレットペーパー類
→新しいものを入れ直し、入っていたものは使う
・紙おむつ
→必要な数の確認、新しいものを入れ直す
・着替え
→サイズの確認、季節に合ったものに入れ直す
・園児名簿
→途中入園、途中退園による変更がないか確認
・救急用品、衛生用品
→新しいものに入れ直し、入っていたものは使う
・非常用ライト
→壊れていないか、電池は切れていないか確認
・避難靴
→サイズの確認
季節や子どもの成長に合わせて、中身を変えていく必要があります。
また、入れっぱなしで劣化してしまうものは、
ローリングストックのように新しいものに入れ替えながら使っていきましょう。
避難訓練
避難の手順
→職員全員で確認(誰がリーダーでも同じ動きができるように)
・避難経路
→危険なものが置かれていないか確認
・室内環境
→棚上などに落ちてきたら危険なものは置いていないか確認
職員の入れ替えがあると、避難について周知されていないことがあります。
定期的な確認職員全員が把握できるようにしましょう。
また、行事で使うものや荷物を避難経路・棚上などにうっかり置いている場合があります。
危険がないか確認して改善していきましょう。

3.地震対策とシミュレーションをしっかりと

いかがでしたか?
今回は、保育の地震対策はなぜ【定期的な見直しと確認】が必要なのか、
【見直し・確認するときのポイント】などをまとめてご紹介しました。
日々の忙しさの中で、防災に対する意識が薄れてしまうことがあるかもしれません。
しかし、 地震 はいつおこるかわからないからこそ、
日頃からの準備と心構えがとても大切です。
定期的な見直しと確認を行うことで、
防災に対する意識を継続してもつことができると思います。
子ども達を守るため、そして自分自身を守るためにも、
地震対策についての意識と知識をしっかりともちましょう。
地震
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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