保育士としての内定が決まり、就職までに何か準備しておくことはあるのかな…?と疑問に思っていませんか? 内定から就職までの期間にしっかりと準備しておくことで、安心して働きはじめられますよ。 ぜひこの記事を読んで、準備を進めてみてくださいね。
1.【保育士準備】やっておくべきこと5選
保育士準備でやっておくべきことは以下の5点です。
①必要な物の準備
②知識を身につける
③通勤シュミレーション
④保育で使える物の準備
⑤自分にあったリフレッシュ法を見つける
それぞれ、保育士として働きはじめる前に準備しておいて欲しいポイントをまとめていきます。
一つずつチェックしてみてくださいね。
①必要な物を準備しよう
まずは働く上で必要な物を準備しましょう。
保育着やエプロン
園によって、制服があったり、エプロンを着用したり、キャラクター物はNGだったりとさまざまです。
準備を始める前に必ず職場に確認しましょう!
私服で勤務する場合は、動きやすい洋服を準備しましょう。
保育中は立ったりしゃがんだりの動作が多いため、ストレスなく着用できるものがおすすめです。
また、抱っこ等で子どもの肌に触れることも多いため、やわらかい素材のものを選べるとベストですね。
また、外遊び用の靴やアウターも必要です。
アウターは砂や子どもの鼻水等で汚れることが多いのでナイロン素材のものがおすすめですよ。
筆記用具、印鑑
日々の記録や連絡帳の記入等で使用するため、必ず用意しましょう。
擦ると消えるペンは正式な書類では使用できない場合が多いので、消えないポールペンを準備しておくと安心です。
印鑑はスタンプ式でもよいのか職場に確認しておきましょう。
②知識を身につけよう
仕事が始まると中々ゆっくりと勉強に時間を割くのが難しくなるので、時間があるうちに少しでも勉強しておくと安心ですよ。
とくに“子どもの発達段階”と“子どもがかかりやすい病気”については知識を身につけておきたいです。
子どもの発達段階
子どもの発達段階を理解しておくことで、子どもとの関わりの手助けになります。
また、日々の記録や月案等の書類作成は、子どもの発達段階を理解しておくことが大前提となります。
自分が担当する年齢が決まったら、その年齢を中心に勉強しておきましょう!
子どものかかりやすい病気や流行しやすい時期についても一通り勉強しておくことがおすすめです。
嘔吐処理等の感染対策については、園によって対応が異なるため入職後にその園のやり方を覚えていきましょう。
子どものかかりやすい病気
子どもの発達段階や病気についてまとめられている本を一冊持っておくと、疑問に思ったこと等をすぐに確認できて便利ですよ。

③通勤シミュレーションしよう
仕事が始まる前に、実際の通勤ルートを確認しておきましょう。
その際、朝の通勤ラッシュ時やシフト毎の通勤時間、悪天候時の通勤方法についても確認することがおすすめです。
朝の通勤ラッシュ
通勤方法によって朝の通勤ラッシュの影響を受けるかどうかも変わってきます。
実際に朝の同じ時間帯に、同じルートで園まで行ってみると、混雑具合や所要時間を把握できて安心ですよ。
悪天候時の通勤
保育園は台風や雪が降る日でも基本的には開園することがほとんどです。
悪天候時の通勤方法もシミュレーションしておきましょう。
事前にカッパや長靴を用意しておくこともおすすめですよ。
④保育で使える物の準備をしよう
いざ保育士として働きはじめてみると、やることの多さ、時間のなさにびっくりすると思います。
実際に私自身、保育の中でこんなのあったらいいな〜、と思いつつも時間が取れずに準備できない…なんてことがたくさんありました。
どんなものを準備したらいいかわからない…と思う方もいると思います。
そんなときには以下3点の準備をしておくことがおすすめですよ。
(1)手遊び
(2)パネルシアター、ペープサート
(3)絵本
一つずつ詳しく説明していきますね。
(1)手遊び
自分が担当する年齢が決まっている場合は、その年齢にあった手遊びをリストアップしてみましょう。
実際に歌いながら手を動かして練習すると覚えやすいと思いますよ。
手遊びはたくさん種類がありますが、おすすめなのは子どもたちが参加できる手遊びです。
私が幼児クラスを担任していたときには5つのメロンパンや八百屋のお店等子どもたちとやり取りのできる手遊びが人気でした。
(2)パネルシアター、ペープサート
パネルシアターやペープサートは作成に時間がかかるので、時間があるうちにいくつか作成しておくことがおすすめですよ。
特別感があり子どもたちも喜んでくれるので、保育で活躍してくれると思います。
また、保育の隙間時間にパッとできる、手袋シアターもおすすめですよ。
ポケットに忍ばせておけるので、少しの隙間時間や子どもたちの興味を引きたいときに便利だと思います。
保育の引き出しを増やしておくことで、保育中のいざというときの手助けになりますよ。ぜひ準備してみてくださいね。
(3)絵本
担当する年齢が決まっている場合は年齢に合った絵本をリストアップしてみましょう。
何冊か読んでみて、年齢に応じた物語の長さをある程度把握しておくと、絵本選びのヒントになると思います。
絵本の持ち方や読むスピード、ページをめくるタイミング等も練習しておきたいポイントです。
YouTube等で絵本の読み聞かせを実践している動画があるので、参考にしてみるのもおすすめですよ。

⑤自分に合ったリフレッシュ法を見つけよう
実際に保育士として働き出してみると、常に子どもたちの安全に気を配ったり、新しいことを覚えたりと想像以上に疲れが出ると思います。
退勤後や休みの日もつい仕事のことを考えてしまいがちだと思いますが、常に保育のことを考えていると疲れも抜けません。
うまくリフレッシュして気持ちの切り替えをすることで、保育にもプラスの影響を及ぼしてくれますよ。
読書や運動、音楽を聴く等、自分の好きなことは何か、リフレッシュできる方法は何か、仕事が始まる前にぜひ考えてみてくださいね。
仕事の休憩時間に短時間でできるリフレッシュ法も知っておくと、仕事中にもうまく気持ちの切り替えができます。

2.【実体験】新卒時代のエピソード
私自身保育士として働きはじめた新卒時代は、覚えることの多さや保育中の緊張感、仕事の多さに常に追われていました。
退勤後も休みの日も常に頭の中は仕事のことばかり。
当時は常に仕事のことを考えていなければ先輩たちに追いつけない!仕事が終わらない!と焦りもありました。
そんな日々だったため疲れが抜けず、常に必死で保育を楽しむ余裕がありませんでした。
先輩たちを見ていると、休みの日にスポーツ観戦に行ったり、退勤後にジムに行ったりとリフレッシュの時間を大切にしていることに気づきました。
保育を楽しむためにも、休むときは休む、仕事のときは仕事!とリフレッシュを意識的に取り入れるようにしました。
保育士の仕事は体力的にも精神的にもハードさがありますが、自分のリフレッシュ法を知って、保育を楽しんでほしいと思います。
3.まとめ:保育士準備をしっかりとして、安心して保育士としてのスタートを切ろう!
内定から仕事が始まるまでに準備しておきたいこと5つを紹介してきました。
保育士として働きはじめると、中々ゆっくり時間を取ることが難しくなってしまうと思います。
時間に余裕があるうちにしっかりと準備をして、少しでも不安を解消していきましょう!