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保育園での 虐待 を防ぐには?新卒保育士もできる対応を知っておこう!

虐待
近年、報道が増えている保育園での 虐待 。本来子どもを守る立場の保育士が、 虐待 に加担することは絶対にあってはならないことです。今回は、新卒保育士もできる保育園の 虐待 を防ぐ対応をご紹介!子ども達の笑顔を守るためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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1.保育園での 虐待 はなぜ起きている?

保育士を目指している皆さん、こんにちは!
最近は信じたくないような、保育士による 虐待 のニュースが多くなっていますね。
0〜1歳クラスなど、まだ言葉が話せない子ども達は自分でも 虐待 を受けているという認識やSOSを出すことができません。
そのため保育園内での 虐待 は気づかれにくく、報道されている以外でもたくさんの事例があると考えられます。
将来あなたの身近なところでも、保育士による 虐待 が行われる可能性は十分にあります。
子どもが大好きで保育士を目指したはずなのに、なぜそのような悲しい事件が起こってしまうのでしょうか?
最近のコロナ禍による業務の増加や、慢性的な人手不足により保育士の負担はますます増えています。
それを理由にしては行けませんが、消毒や検温などの業務の増加で余裕のない保育を行なってしまう現状があるようです。
また経験の少ない保育士ばかりではなく、ベテラン保育士による 虐待 も少なくありません。
ベテラン保育士は注意される機会も少なくなるので、我流の保育になりやすい危険性があります。
また若手保育士も経験の少なさから、線引きがわからずに保護者から見ると 虐待 と受け取られてしまう保育をしてしまうこともあります。
ですが本来、保育士は 虐待 を早期発見し、防ぐ立場にあるはずの職業です。
保育士による 虐待 など決してあってはいけません!
また忙しいからと言って、同僚の 虐待 と思われる行為を見て見ぬふりをすることも絶対にいけません。
新卒保育士が先輩の保育士に注意することは難しいでしょう。
ですが新卒保育士もできる対応があります。
今回は、新卒保育士もできる!保育士による 虐待 を防ぐ対応について簡単に解説していきます。

2.新卒保育士もできる 虐待 の対応

【これって 虐待 ?と迷ったら】

まず 虐待 には、身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、ネグレクトがあります。
これは保育学校などで勉強している人も多いと思います。
あからさまな体罰や罵詈雑言は 虐待 だと認識しやすいのですが、難しいのが保育士本人が 虐待 ではなくしつけだと思っている場合です。
特にベテラン保育士の場合は「長年このやり方でやってきたから」と、自分の保育を客観的に見ることが難しくなっていることも少なくありません。
その点新卒保育士はまっさらな目線で物事を見ることができるので、
これはおかしいのでは?
何か変じゃない?
という小さな疑問は大事にしてもらいたいと思います。
その気持ちを同期や信頼できる先輩に相談してみてください。
私もおかしいと思っていた!
という反応が返ってくることも珍しくありません。
またこれって 虐待 ?と疑問に思ったら
保護者にその内容をそのまま伝えられるか?
自分の子どもや姪っ子甥っ子などが保育園でされていても嫌じゃないか?
などと考えてみてくださいね。
またこの基準は、自分自身が保育にあたる時の目安にもしてみましょう!

【ホットラインの活用】

保育園で 虐待 の可能性のある行為を発見したら、1人で抱え込まずに必ず誰かと共有しましょう。
先輩保育士や、園長先生などに相談して解決に導ければ一番いいのですが、 虐待 が園内で日常的に行われている場合は同じ施設内で解決するのは難しいです。
そういった場合には、保育園本部のホットラインを活用しましょう。
私の働いていた保育園では、同僚の保育で気になることがあれば本部に相談できる窓口が設けられており、更衣室のドアに掲示がありました。
中には匿名で報告できる本部もあると思います。
虐待 を疑われる行為を見て見ぬふりをすることも、結果的に 虐待 に加担していることになってしまいます。
とても勇気のいることですが、何があっても守らなければならないのは子ども達です。
せっかくそのようなホットラインがあるのですから、ぜひ活用してくださいね。
また最近では保育士1人に1台スマートフォンが支給される保育園もあります。
保育中気になることがあれば、動画や録音などで 虐待 と思われる行為を記録しておきましょう。
そうすると報告もスムーズですし、第三者に客観的に保育の質を判断してもらえる材料にもなります。

3.保育士の 虐待 は絶対にあってはならない!

保育士は本来、子ども達の笑顔を守る立場です。
そんな保育士が、 虐待 に加担することは絶対にあってはならないこと!
人手不足から業務が回らないのであれば、それは業務のスリム化が必要です。
子どもの心と身体の健康を守る仕事より、大切な仕事はありません。
子どもに矛先が行く前に、保育園内で業務の軽減を検討してもらいましょう。
また 虐待 は子どもにとって一生消えない心の傷となることもあり、早期発見が大切です。
新卒保育士のまっさらな目線でおかしいと思った気持ちはうやむやにせず、必ず誰かと共有してみてくださいね。
一人が不安であれば、同期などのお友達同士や仲のいい先輩とホットラインを活用することもおすすめです。
あなたの少しの勇気で、子ども達の笑顔は守ることができるということを覚えておいてくださいね。
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執筆者:ほいコレ 編集部

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