保育士・保育実習生の 悩み はこれで解決!今回は「子ども達が落ち着かない。」という 悩み を解決する3つの方法をご紹介します。これを読めば騒がしい子ども達を簡単に、しかもすぐに落ち着かせて事故やトラブルを防ぐことができるようになりますよ。
1. 「子どもが落ち着かない。」という保育士の 悩み
保育実習生の皆さん、実習で子ども達が騒がしくて収拾がつかなくなったり、子ども達が落ち着かなくてトラブルばかり起きた、という経験はありませんか?
この「子どもが落ち着かない。」という 悩み を抱えている先生、実は少なくないんです。
子ども達の勢いは底知らずで、何かのきっかけで一気に興奮が高まるとベテランの先生でも手を焼くほどのエネルギーを持っています。
子どもが元気なのはとても良いことなのですが、その勢いは大概「ケガ」や「大ゲンカ」に行き着くのが子どもの世界の法則です。
子ども達の安全・安心に携わる保育士としては、この 悩み は今すぐ解決したいところですよね。
今回はこのような子ども達の勢いに押されずに、子ども達を落ち着かせる3つのテクニックをご紹介します。
このテクニックを身につければ子ども達の事故やトラブルを未然に防ぐことができますし、どんな時でもクラスの統制をとることができますよ!
とても簡単なテクニックなので、ぜひ保育実習でも実践してみてくださいね。
2. 即実践可能!子ども達を落ち着かせる3つのテクニック
今回紹介するテクニックは室内で子ども達に読み聞かせをしたり、手遊びをしたりする前に実践してみると、子ども達の注目を集めやすくなり効果が良く感じられますよ。
ちょっと騒がしいな、という時にぜひ挑戦してみましょう。
①「どっちだ?」
手で握れるほどの大きさのものを片手に隠して、「どっちだ?」「どっちにはいっているでしょうか?」と尋ねるおなじみの遊びです。
二者一択の即席簡単クイズなので、子ども達がすぐに乗ってきます。
注意点としては、落ち着いた口調で行わないと逆に盛り上がってヒートアップする可能性があることです。
「子ども達を落ち着かせる」という目的を忘れないようにしましょう。
②読唇クイズ
先生が何と言っているのか口の動きを見て答えるクイズです。
読唇なので、先生は言葉を声に出さないようにしてくださいね。
なかなか正解にたどり着かないので、ヒントを出しながら(これは声に出してくださいね)、繰り返し口の形や動きを子ども達に見せてください。
口の動きに
緩急をつけると、子ども達の
集中力が切れにくくなりますよ。
③「難しいクイズ」
子ども達の注意を引いたり、落ち着かせたりするのにクイズはとても有効です。
しかし、その効果をさらに高める魔法の前置きフレーズがあるのです。
それが
「今から難しいクイズ出すね。」です。
こう伝えると、「えーヤダー。」とか「いいよいいよ!」などと子ども達が反応してきます。
子ども達の注意が集まったところで、
「難しいクイズだけど、誰か正解したらご褒美に〇〇な(みんなが好きな/面白い、など)ご本読んであげるね。難しいからいいお耳で静かに聞かないと分からないよ?いい?」と伝えてみましょう。
みんな「難しいクイズは自分が当てる!」という一心で真剣に耳を傾けてくれますよ。
(「とっさにクイズが思いつかない!」という方はこちらのリンクをクリック↓)
3. 子どもを落ち着かせると笑顔が増える
以上、即実践可能な子ども達を落ち着かせる3つのテクニックをご紹介しました。
もし、このテクニックでも子ども達の勢いに負けてしまう時は、③の「難しいクイズ」の前置きをした後で②の読唇術クイズをするなど、テクニックをいろいろと自分用にアレンジしてみてくださいね。
子ども達の様子と自分の技量を照らし合わせて試行錯誤するうちに、 悩み がきっと解消されていくはずです。
繰り返しになりますが、子どもが騒がしいときや落ち着かないときは事故やトラブルの起きる前兆です。
子ども達を早めに落ち着かせて、子ども達が安心して笑顔でいられる保育を実践してくださいね。
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