疲れた時、悩んだ時…
保育の仕事は好きでもため息をつきたくなる瞬間がつきものだと思います。
ため息を利用する方法は簡単です。
悩みや疲れで気持ちが落ちた時のため息を『はぁ』ではなくて『はぁ~~~~~~』くらいに盛大にため息をついてみてください。
ただし、周りが気にすると思うので、できれば人のいない場所にしてくださいね(笑)
盛大にため息をつくことは、実はこの記事でおすすめする 深呼吸 の第一歩なのです。
一般的に呼吸といえば息を吸う方が意識されることが多いですが、呼吸は息を吐くことから始まると言われています。吐いた分だけ自然に吸えるからです。息を吐けば吐くほど息を吸えるのです。
ですので、せっかくなら盛大に!ということをおすすめしています。 深呼吸 には疲れを解消する沢山のメリットがあるからです。
先ほど、 深呼吸 は息を吐くことから始まるとお伝えしましたが、吐くだけではなく息を吐ききることが大切です。
息を自然に吐いていってみて下さい。体から力が抜けていくのが分かるかと思います。吐くことに意識を置くと、脱力ができてリラックスできるということになります。
そして、吐く時間が長い分リラックスできるということになりますので、ゆっくり吐き切ってリラックスを深めていきましょう。
また、 深呼吸 をすると1回の呼吸にかかる時間が増えますから、ゆっくりな呼吸になります。
呼吸のリズムをゆっくりにすることにより心拍数も下がりますから、よりリラックスできるということにもなります。
疲れたり悩んだりする時のことを思い出してみて下さい。
おそらく背中が丸まったり、下を向いたりしていることが多いと思います。
しかし、この状態では胸が開いていないので息を十分に吸うことができません。
呼吸が浅くなると、酸素を十分に体に取り入れることができなくなります。
酸素は、体の細胞を動かすエネルギーになるものですから、少なくなるとエネルギー不足になり疲れやすくなるということになってしまいます。
これに気づかないと『疲れて呼吸が浅くなる→酸素が取り入れにくくなり更に疲れやすくなる』という悪循環を生み出してしまうのです。
疲れた時、意識的に呼吸を深くすることによってこの悪循環から抜け出し、酸素を十分に取り入れ体の隅々に運ぶことができます。
特に今はマスクをつけている時間が長いため、お家などでは意識的に 深呼吸 をしてあげて酸素を十分に体に取り入れてほしい、と感じます。
深呼吸 の方法には色々ありますが、私もよく行っている気持ちも楽にするおすすめの 深呼吸 をお伝えします。
息を吐く時に、自分の中のもやもやや嫌な気持ちなどを、吐きだす気持ちで息を吐くこと。
逆に息を吸う時には、太陽の光が差してくるような明るいイメージで息を吸うこと。
自分の中の嫌なものを吐き出して、良いものを吸い込む。そんなイメージで 深呼吸 をしていると、だんだん気持ちが楽になっていくのを感じると思います。
それを感じると、 深呼吸 で自分の気持ちを落ち着かせることができるようになり、気持ちが落ちる前に和らげることができるようになっていきます。
嫌な気持ちは溜め込んでいるだけでどんどん辛くなります。 深呼吸 で吐きだしたり、時には誰かに愚痴ったり、仕事を手伝ってもらったりしながら上手に解消していきましょう!
執筆者:ほいコレ 編集部