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冬の時期に読みたい 絵本 5冊~元保育士が自信を持っておすすめ!~

秋から冬にかけて、季節もぐんと寒さを迎えます。そんな時はお部屋でゆったりと 絵本 を楽しみたいですね。この時期に実習する保育学生さんにも、保育士さんにもおすすめの乳児向けの 絵本 をご紹介します。
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1. 実習で 絵本 を読み聞かせをすることの大切さとは

 絵本 の読み聞かせは、実習の中で学生さんが取り組むものの一つとして
大切な経験とも言えます。
初めての方も、そうでない方も実習の中で経験する時にはとても緊張しますね。
ですが、『どんな 絵本 を読もうかな』『この活動にはどんな 絵本 がいいだろう』
と考えるのは楽しい時間です。
 絵本 は、ふれあって遊ぶこととはまた違った側面から子どもの育ちに繋がるもの。
特にまだ言葉を話せない小さな子ども達にとっては、絵から様々な想像に広がります。
読み手が表情や声色を豊かに変えて読むことで、瞬く間にその世界に引き込まれていくでしょう。
学生さんは是非、実習やアルバイトなどで積極的に読み聞かせの機会を作れると良いと思います。
次に、秋の終わりから冬の季節にかけておすすめの乳児向けの 絵本 をご紹介したいと思います!
実習で、日々の保育の中で、是非参考にしてみてください。

2. 冬の季節におすすめの 絵本

《0~1歳児向け》

『ふたをぱかっ』
新井洋行/さく 角川書店
なべのふたを開けるとおいしそうな料理がたくさん出てきます。
特に冬の時期にはあたたかい食べ物のイメージをふくらませ、
食べたくなる気持ちに。
みんなで幸せな気持ちになれる一冊です。
『かばんばん』
尾崎玄一郎・尾崎由紀奈/さく 福音館書店
温かみのあるフェルトなどの布で作られたカバンが表情をコロコロ変えます。
色使いが鮮やかでとてもかわいらしい絵本。
「ばんばん」のリズムに合わせて子ども達と一緒に
声を出して読むと楽しいです。
『いろいろぼうし』
谷川晃一/さく 福音館書店
9色の帽子をかぶって様々な動物が登場します。
静かに展開されるストーリーは子ども達の想像を
さらにふくらませてくれることでしょう。
冬の時期ならではのアイテムである帽子を通じて『色』にも興味を持てる一冊です。

《2歳児向け》

『おばけの天ぷら』
えなけいこ/さく・え ポプラ社
夕暮れ時がどことなく秋の終わりを感じさせる絵本です。
少し長めのストーリーも、より絵本を楽しめるようになってきた2歳児の子ども達にぴったり。
貼り絵の独特な世界観が冬の時期を温かくさせ、子ども達を絵本の中に導いてくれます。
『ゆきのひのどうぶつえん』
並木美砂子/ぶん 池田泰子/え 福音館書店
冬の時期の動物たちはどんな風に過ごしているのか。
雪とともに優しく丁寧に描かれています。
こちらを読むと動物園に行きたくなるような、そんな一冊です。
以上、おすすめの 絵本 をご紹介しました。
子ども達だけでなく、学生さんや保育者も 絵本 を読んで是非一緒に楽しんでみてくださいね。

3. 保育の中のどんな場面で 絵本 を読むのか?

日々の保育の中において、読み聞かせをする場面は多々あります。
では、具体的にどんな場面で保育に活かしていけばよいのでしょうか?
例えば、
 絵本 を読む場面として
朝のお集りの時…「今日は寒いね」など季節の話しを交えながら絵本の内容やその日の活動にも絡め、一日のスタートを始めていました。
制作活動の導入として…『ふたをぱかっ』は1歳児クラスでおでん制作の時に読みました。イメージを膨らませることで制作意欲に繋げることができました。
午睡の前の時間…午睡の前はゆったりした内容の本を。心を落ち着かせて午睡に誘っていけると良いと思います。
自由時間に子どもを膝にのせてあげながら…乳児クラスはやはり個々の関わりが大事な時期。膝にのせてあげ一緒に読んであげると喜びます。

朝の会や制作の導入などではこれから行う活動、またその日の天気などに関わるものを選ぶのがポイント。

子ども達に読んであげるにあたっては保育者もストーリーについての理解を深めることで、
さらに 絵本 の良さを伝えられますね。
皆さんの 絵本 の読み聞かせの時間が、素敵なものになりますように…。
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執筆者:くに 先生(保育教諭2)

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