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保育実習前にチェック! 1歳児 クラスのポイントとかんたん部分実習

1歳児クラス
保育実習で 1歳児 クラスに入ることが決まったら、まずは 1歳児 の特徴や、気を付けたいポイントを確認しておきましょう。この記事では、子どもたちと上手く関わるヒントをご紹介します!ぜひ参考にしてみて下さいね。
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1. 1歳児 の特徴をおさえよう

保育実習で 1歳児 クラスに入らせてもらうことが決まった!
では、どんな準備をしたらいいの?
実習で入るクラスが決まったら、本格的に準備スタート。
まずは、 1歳児 の発達の特徴をおさえましょう。
発達の特徴をおさえることで、実習で学ぶべきポイントもみえてきます!
 1歳児 クラスのポイント
・月齢による成長発達の差が大きい時期
自己主張が強くなる時期
 1歳児 クラスは、月齢差が大きく表れる時期です。
2歳目前の4月生まれ、1歳になったばかりの3月生まれ。
同じクラスとして過ごすので、色々な配慮が必要になります。
また、 1歳児 は自我が強くなる時期
イヤイヤ期の入り口です。
「イヤイヤ期」と聞いて、少しドキッとした方もいるかもしれません。
でも大丈夫!
子どもとの関わり方で気を付けたいポイントがあるので、しっかりと確認しておきましょう。
1歳児

2.1歳児 クラスかかわりのポイント

かかわりのポイント
・気持ちを代弁し、共感する
・自分でやりたい!を大切に、待つ姿勢
・できたことをたくさん褒める
「だめ!」などとむやみに叱ったりするのは絶対にNG!
「○○しよう」などと声を掛けて別のことに誘ってみるのもいいでしょう。
困ったときは保育士さんへ相談しましょうね。

【情緒面】

・自我が強くなり、「イヤ!」「自分でやりたい!」という意思表示をします。
 「イヤだよね」など、まずは思いを一度受け止めましょう。
・とっさに手が出てしまったり、噛んでしまったりすることがある時期。
 そばにいたらすぐに止めましょう。
 その子の気持ちを代弁してあげることも大切。
・抱っこなど甘えたい気持ちには十分応えてあげましょう。

【生活面】

≪食事≫
楽しい雰囲気づくりが何よりも大切。
 「おいしいね」共感しながら食事をしましょう。
・食べたがらない時に無理強いはダメ!
 「おいしいよ」とおいしさを伝えたり、おいしそうに食べて見せたりすることが大切。
詰め込みすぎてしまうと危険なので、「カミカミごっくんね」などと伝えながら。

・必要以上に介助せず、自分で食べたいという気持ちを大切に。

≪排泄≫
・オムツ交換をやらせてもらう場合は、手洗いをするなど衛生面に配慮を。
・子どもがオムツ交換を嫌がった時は無理強いしない。
 優しく声を掛けて誘いましょう。

 それでもダメな場合は先生に相談してくださいね。

≪着脱≫
 ・必要な部分は介助しながら、自分でやろうとする気持ちを尊重して。
 意欲的な時はできるだけ見守りましょう。

・着替え途中で遊び始めると怪我の可能性もあるので注意が必要。

≪午睡≫
寝付くまで時間のかかる子決まった先生でないと安心できない子など様々。
 どの子につけばよいか、確認しましょう。

・そばにつく場合は、優しくトントンしたり、さすったりしてあげましょう。

≪言葉≫
・言葉で伝えようとする姿を大切に。
 目を見てしっかり聞いてあげてください。
・まだ気持ちを表現しきれない時期です。
 気持ちを汲み取って代弁し、「≪かして≫だよ」など表現の仕方を伝えましょう。

【遊び面】

・子どもたちをしっかり観察し、好きな遊びを知りましょう。
 一緒に遊ぶことで、少しずつ実習生に慣れていく子も多いですよ。
・慣れてきたらふれあい遊びなどを取り入れて。
 スキンシップを大切にしましょう。

・保育園によって、園庭や遊具の使用などルールを設けている場合があります。

 先生に事前に確認をして、同じ対応が出来るようにしましょう。

3. 1歳児 クラスのおすすめ部分実習

可能であれば部分実習をやらせてもらいましょう!
実践が何よりもいい経験です。
おすすめの部分実習は、手遊び、絵本の読み聞かせ、ふれあい遊びなど。

具体的な例をご紹介します。

≪手遊び≫
ゆっくりとしたテンポで歌いましょう。
繰り返すことで、子どもたちも覚えてきます。
例:『あたまかたひざポン』

  『ひげじいさん』

≪絵本≫
普段から知っている絵本だと、子どもたちも親しみやすいです。
二冊以上読む場合は、一冊は普段見慣れている絵本を選ぶとGOOD!
子どもたちの反応もいいはずです!
例:『きんぎょがにげた』

『きんぎょがにげた』 五味太郎・作 福音館書店

  『だるまさんが』
  『どんどこももんちゃん』
≪ふれあい遊び≫
子どもたちはスキンシップが大好き
歌に合わせて体を動かす、ふれあい遊びはおすすめです!
例:『バスごっこ』
 →大人は足をのばして座ります。
  足の上に向かい合わせで子どもが座ります。
 『バスにのって』の歌に合わせて体を動かします。
いかがでしたか?
 1歳児 の特徴をおさえて、かかわり方のポイントを意識すればきっと良い実習になるはず。
 1歳児 ならではの姿を実際に見て、色々なことを感じ取ってくださいね。
応援しています!
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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