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【保育１歳児】 体幹 を強くするには？保育に使えるおすすめ運動遊び♪
今回は、子どもの『 体幹 』がテーマ！ 体幹 とはどんなもの？強くすることのメリットは？１歳児のからだの発達を踏まえながら、１歳児向けのおすすめ 体幹運動遊びもご紹介します。保育にすぐ取り入れたられるので、ぜひ参考にしてみて下さい♪
index
1.子どもの健康につながる『 体幹 』とは？
2.１歳児からだの発達について
3.１歳児向け♪ 体幹 を強くするおすすめの運動遊び
【お山よじ登り遊び】
【トンネルくぐり遊び】
4.色々な運動遊びを取り入れて 体幹 を強く！
1.子どもの健康につながる『 体幹 』とは？
ほいコレでは、保育に役立つ情報をたくさん発信中！
今回のテーマは、子どもの健康につながる『 体幹 』について。
「 体幹 」という言葉は世間でも一般的になっていますが、
子どもにとっての 体幹 をつけるメリットや、
実際にどんな運動をすれば良いのかなど、
疑問に感じることがあると思います。
そこで今回は、
保育の中で簡単に取り入れられる運動遊びなどを、年齢別でシリーズにしてご紹介♪
今回は、【１歳児向け】の内容です。
まず初めに、 体幹 について簡単に解説します。
体幹 とは
『 体幹 』とは、その文字通り「体の幹となる部分」で、
頭と手足以外の胴体部分である、
胸、お腹、背中、腰、お尻などが含まれます。
体幹 は、体の軸となる部分なので、
姿勢の安定やバランス感覚の向上が期待出来たり、
運動能力の向上により、子ども達の「できる！」という体験の積み重ねが自己肯定感の高まりにつながったりします。
このように、しっかりとした 体幹 を身に付けることは、
子ども達にとって大切なことです。
もう少し詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。
2.１歳児からだの発達について
子どもの 体幹 を強くする方法としては、もちろん遊びを通して行います。
今回は、１歳児向けの運動遊びについてご紹介しますが、
その前に、１歳児のからだの発達について簡単に確認しましょう。
１歳児からだの発達
・ハイハイをする
・つかまり立ち、伝い歩きをする
・一人で立つ
・歩く
・走る
・投げる
・よじ登る など
１歳児は、０歳児から引き続き、からだの発達や物事・言葉に対する理解が急速に進む時期です。
まだ月齢差も大きい時期なので、同じ１歳児のクラスでも、
発達や体の大きさなどにも違いが見られるでしょう。
１歳児は発達の中で徐々に 体幹 がそなわり、できる動きが増えていきます。
この時期にできる範囲でたくさん身体を動かしながら遊ぶことで、
色々な刺激が加わり、
からだの発達だけでなく、脳や心の発達など多方面に良い影響を与えるのです。
3.１歳児向け♪ 体幹 を強くするおすすめの運動遊び
１歳児では 体幹 を強くするということにこだわり過ぎず、
たくさんスキンシップを取りながら無理なく身体を動かすことが大切です。
また、発達の段階は月齢差や個人差が大きいので、
子ども一人ひとりに合った動きや運動遊びを行うようにしましょう。
【お山よじ登り遊び】
体幹 を強くするのに良い動きの一つとして、
四つ這い（ハイハイ）があります。
ハイハイは、体の軸を保ちながら手足をバランスよく動かし進む動作のため、
体幹 を強くするのにピッタリ！
しかし１歳児は、ハイハイの状態から歩けるようになると、
ハイハイをする機会がかなり減っていきます。
そのため、遊びの中でハイハイの動きを取り入れられると良いでしょう。
ただ、言葉の理解度は個人差が大きい時期であるため、
こちらの動きを真似してもらうというような運動遊びはなかなか難しいと思います。
ですから、必然的にハイハイの動きで遊べるような環境を作ることが大切です。
そんな時におすすめなのが、『お山よじ登り遊び』♪
斜面をよじ登る時は、自然と四つ這いの姿勢になります。
室内であれば、マットなどで斜面を作ってお山のぼりを楽しむのがいいですね。
転がっても怪我しにくいよう、周辺にも広くマットを敷いたり、
斜面の両側に保育士がついたりと、
安全に配慮しながら楽しめる環境を整えましょう。
戸外に出られる場合は公園のお山や土手など、広くて危険の少ない場所を選びます。
地面が土や芝だと転がっても怪我をしにくいので、場所選びも大切です。
【トンネルくぐり遊び】
トンネルくぐりは子ども達が大好きな遊び。
トンネルをくぐって進むのってなんだかワクワクしますよね。
くぐる姿勢がハイハイのようになるので、
トンネルくぐりも 体幹 を強くするのにおすすめの遊びなんです。
例えば段ボールの底を抜いてつなげたトンネルを作っても良いですし、
大判の布などを椅子やテーブル、大型のウレタンブロックなどに被せて、
その下をくぐって遊ぶこともできます。
段ボールでトンネルを製作する場合は、
ビニールテープやオーガンジー布などをトンネルの先にカーテンのように付けたり、
途中で外がのぞける小窓を付けたりしても良いですね♪
子ども達がワクワクしたり、
進んで遊びたがったりするような工夫を取り入れましょう。
4.色々な運動遊びを取り入れて 体幹 を強く！
いかがでしたか？
今回は、『 体幹 』を強くすることのメリットや、
１歳児向けのおすすめ運動遊びなどをご紹介しました。
子どもは発達ともに少しずつ 体幹 がそなわっていきます。
年齢や発達に応じて、無理せず色々な運動遊びを取り入れながら、
体幹 を強くしていきましょう。
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執筆者：たか 先生(保育教諭1)
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