7月7日は 七夕 の日。当日に向けて 七夕 制作を行う保育園も多いのではないでしょうか?今回は乳児クラスの発達にそって 七夕 の短冊飾りをご紹介したいと思います。実習生の皆さんもぜひお試ししてみてくださいね!
1. 七夕 の制作は小さいクラスの子も色々楽しめる!
多くの保育園で 七夕飾りをされていらっしゃるかと思います。
その中でも 七夕飾りに欠かせないものの一つとして挙げられるのが短冊ですね。
私が勤めていた保育園では短冊に子ども達の制作を取り入れていました。
乳児クラスは出来ることが限られているぶん、どんな内容を取り入れていくのか悩むことも多いかと思います。
ですが、子どもの発達を生かしたものと考えていくと制作のアイディアも生まれてくるかもしれません!
次に、私が実践した乳児向けの 七夕 の短冊飾りを年齢ごとにご紹介していきます。
もちろん短冊でなくても、七夕飾りのひとつのアイディアとして取り入れてもらえたらと思います。
2.乳児におすすめ! 七夕 の短冊飾り
・0歳児向け 足型スタンプで流れ星を作ろう
0歳児の6~7月はまだ月齢の差も大きく、制作の内容を考えるのも難しいですね。
そこで考えたのが足型のスタンプを流れ星に見立てるというもの。
① 短冊に子ども達の足型をスタンプしていく。
② 保育者が作った星をかかとの方に合わせて貼って完成!
・1歳児向け タンポを使って服に模様付けしよう
1歳児になると少しずつ手首の動きが発達し出来ることが増えていきます。
そこで行ったのがタンポを使って織姫と彦星の服を色付けしていきました。
① 保育者があらかじめ織姫を彦星の服を用意しておく。
② タンポは3色ほど用意し、子どもが好きな色で押していく。
☆タンポの他に綿棒を5本ほどを一つに束ねた物もかわいいスタンプに変身します!
③ 顔を貼り付けて完成!月齢によって丸シールなどを使って顔のパーツを部分的に子ども達が作っても楽しいです。
☆なかには絵の具やタンポが苦手な子もいると思います。
そんな時はシールやクレヨンなど代替え出来るものをあらかじめ用意しておくと安心ですね。
・2歳児向け 指先を器用に使ってのり貼りで顔を作ろう
2歳児は手指の動きがさらに発達して上手に動かすことができるようになります。
そこをいかして織姫と彦星の顔を描いてみましょう。
① 用意しておいた顔のパーツに子ども達が目や口をのりで貼っていく。
② 服もパーツを用意し、子ども達がクレヨンや絵の具などで描いたり、シール貼りをしても楽しいと思います!
3.思い出に残る 七夕 制作を…
願いを込めて飾る 七夕 の短冊。
子ども達一人ひとりの個性がさらにそこに加わると、より思い入れの深いものになりますね。
今回ご紹介したものはほんの一部ですが、工夫次第で色々な発展が出来るかと思います。
保育園で、そして、家庭でも思い出に残るような七夕の飾りを作って、笹の葉に願いを込めましょう!