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どう書く? 年間指導計画 は難しい!立てるポイントとルールを伝授

年間指導計画 を書かなきゃいけない!でも、 年間指導計画 がよくわからない。そんな保育学生さんに立てるポイントと作成ルールをお伝えします。私が今まで書いてきたポイントが盛りだくさんに詰まっていますので是非、ご活用ください。
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1.これだけである程度の 年間指導計画 の形になる。

 年間指導計画 というと、どう書いていいか迷ってしまいますよね。
まずは、ベースとなる 年間指導計画 をいくつか手に入れましょう。
学生時代の私は、ネットで書かれているいくつかの 年間指導計画 をゲットし、それをベースに子どもの姿や目標
私が目指している保育士像を入れ込みながら添削してきました。
それだけでも、ある程度の 年間指導計画 になります。
実習前に書く練習をする学校や実習後に書いてみようとなる学校もありますよね!
受け持つ子ども達の今までを見ているわけでもなく、担任として沢山関わっているわけでもないので
目標や姿など初めから、スラスラかけなくて当たり前なんです。
なので、どのようなことを書くのかわかればいいので
まずは、ベースのものから添削しましょう。
そこから始めて見てくださいね。

実は、先生たちもゼロから書いていく人は少ないです。
今までの 年間指導計画 を元に添削していますよ。

2. 年間指導計画 にはいくつかの作成ルールがある

以下の考えを持って作るという思いを箇条書きでお伝えします!
参考にしていただけると一層作りやすいと思います。

年間指導計画の作成ルール
◆当たり前! その子どもを対象として保育者が作成していく。
◆クラスの人数・男女の比率を把握する
◆一人っ子?きょうだい?それによっても変わってくるのでしっかり把握しよう。
◆それそれの子どもがどんな育ち方をしてきたか?

家族構成・保育年数・生活習慣の自立・発育や心の発達など把握し作成。

◆ここも大切! 保育施設の状況と環境を考えたうえでの作成
◆見落としがちな部分! 保育者の能力・技能面・協力できるフリーの先生はいるか。
◆立てた活動にどんな展開があるのか、進め方やその注意点を明確にしていく
◆以上の事柄を把握してその他の注意点はなにか?総合的に考え年間指導計画に落とし込み作成する。
以上をしっかり把握して立てることをおすすめします!
保育学生さんの場合はある程度の資料は渡されると思いますが、それでは不十分です。
しかし、その資料を元にネットや実習先の先生などから情報を得ながら作成することもできますので、
是非作成のルールを元に書き出してみてくださいね。

3. 年間指導計画 の作成のポイントはコレ!

みなさんに、私ならではの作成ポイントをお伝えしていきます。

 年間指導計画 POINT1:園独自の保育課程を把握し、方針・やり方を考える

例えば、厳しく指導する園なのか・見守りで自立を待つ園なのか?
散歩を多く取り入れている園なのか?室内で完結する活動が多いいのか?
自然との関り・教育どちらを大切にしているのか?
カリキュラム重視なのか、のんびり自由ほいくなのか?
このような園の保育課程で色々考え方も変わっていきますね。

 年間指導計画 POINT2:地域の状況も把握しておく

一見必要ないポイントのように思いますが、私の失敗から学んだことです。
例えば、計画に入れ込んだ自然と触れ合う為のお散歩で、通常通れる道が工事となり断念することがありました。
また、地域の状態では子ども嫌いな近所の人から『うるさいから、別の場所で点呼するように』と注意を受けたこともあります。
そして、田舎なのか・街中なのかによっても指導計画も変わってきますね。
それから、遊びに関しても手遊び歌もその地域で違っていたり、物の呼び方も違ったりしているので地域の状況も保育の中でとても重要です。

☆箸やすめ!私の面白エピソード☆

関東出身の私は、室内履きのことを『うわばき』と言います。ほかの地域では「うわぐつ」、「ズック」などと呼ぶこともあるみたいで地方で実習体験した時に『あいく先生~うちでは「うわぐつ」って言ってるから~!』と言われました。

5歳児と遊んでいる中で、すっと私に『先生~えらい。えらい』と子どもが言ってくるので『ありがとう』と答えると、他の先生が『ちがう!体調訴えてるのよ!』と言われてしまいました。その地方の方言まではチェックしていなかったので保育指導計画においても子ども達の姿・状況・を確実に把握できていなかったと思いました。

 年間指導計画 POINT3:子ども・家庭の状況把握

これは作成時に大きく左右するポイントです。
母子家庭なのか?どう育てられているのか?労働環境は?
母子家庭が割合多いいクラスで父の日を計画に入れ込むとき時の配慮などが考えられますよね。
また、育てられ方によっては伝え方なども工夫しないと伝わらなかったりしますよね。

 年間指導計画 POINT4:自分は何が得意なのか

成長の発達の中で、保育者が得意な成長の促し方を取り入れることが大切。
保育者も楽しく・ワクワクする保育が子ども達の心も成長させます。
保育者が苦手で嫌いというものは、感性が優れている子ども達はお見通し!
そんな感情を読まれてしまうと思うように子ども達も動いてくれません。
上記は、私が 年間指導計画 や月案・週案・日案を作る時に自問するポイントです!
基本的には、園の方針に合わせながら作成していきますょう。
現状の子どもの姿・様子や園の方針でだいたいは固まるはずです!
ぜひ、こんな感じでやってみてくださいね。

執筆者:あいく 先生(保育教諭1)

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