幼稚園実習、保育実習でどんなことをやろうかな…と迷っている学生さん必見!初めてでも簡単にできるオススメのわらべうたをご紹介します。『わらべうた』って難しそう…と感じている方でも大丈夫!実習での取り入れ方もご紹介します。
1.『わらべうた』ってどんなもの?
みなさんは、『わらべうた』にどんなイメージをもっていますか?
昔のうた…?
古いイメージ…?
もしかしたら、少し難しそう…と感じている人もいるかもしれませんね。
でも、そんなことはありません!
今回は誰でも簡単にできる、そして実習でもつかえるわらべうたをご紹介したいと思います。
まず、『わらべうた』とはどんなものなのか?
わらべうたは、日本に昔から伝わる子どもの生活や遊びにかかわる歌。
地方によっても違いがあり、様々なわらべうたが伝えられています。
わらべうたの良いところは…
・ゆったりとしたテンポで、心が落ち着く。
・歌いながらふれあうことで、絆が深まる。
・繰り返しや簡単なフレーズが多く、覚えやすい。
・音域が狭いため、乳児でも歌いやすい。
わらべうたは、良いところがいっぱい!
乳児期から親しむことができるので、保育の中にもよく取り入れられていますよ。
2.初めてでも大丈夫!オススメ簡単わらべうた
それでは早速、保育実習でつかえる簡単わらべうたをご紹介します。
歌詞と遊び方、ポイントなどをまとめました!
【だるまさん】
♪だるまさん だるまさん にらめっこしましょ
(歌いながら体を左右にゆっくり揺らす)
わらうとまけよ あっぷっぷ!
(あっぷっぷで頬を膨らませ、相手を笑わせる)
ポイント
このわらべうたは、自然と笑顔になれる魔法のうた!
どの年齢でも楽しめるので、とてもおすすめです。
実習の最初の方で子どもたちとたくさん遊んで笑顔に出来れば、自然と関係が築けていきます。
部分実習の導入や、だるまさんのペープサートなどにも応用できますよ!
【おてらのおしょうさん】
♪せっせせ の よいよいよい
(向かい合わせで手をつなぎ、2回上下に揺らす。つないだまま交差してまた2回上下に揺らす)
おてらの おしょうさんが かぼちゃの たねを まきました
(右手を自分の左手、相手の左手、と歌に合わせてテンポよく交互に合わせる)
めがでて
(両手を顔の前で合わせる)
ふくらんで
(合わせた手をつぼみのように膨らませる)
はながさいて じゃんけんぽん!
(指先を花のように開き、じゃんけんをする)
ポイント
このわらべうたは、地方や年代によって歌詞やアレンジが違ってきます。
今回は基本のうたをご紹介しました。
低年齢で遊ぶときはゆっくりとしたテンポで。
また慣れてきたらテンポを徐々に速くしていっても楽しいですね。
子どもたちはじゃんけん遊びが大好きなので、繰り返し楽しむことができますよ!
【なべなべそこぬけ】
♪なべなべ そこぬけ そこがぬけたら
(向かい合わせで手をつなぎ、なべに見立てて手を揺らす)
かえりましょ
(つないだ片方の手を持ち上げてトンネルをつくる。手をつないだまま同時にくぐって背中合わせになる)
ポイント
この遊び方は、4歳頃~楽しめます。
くぐって裏返るところが難しいので、その部分を変えればどの年齢でも楽しめますよ。
例えば、つないだ手を下から上にぐるっと回したり、手をつないだままその場をぐるりと歩いて回ったりしてもいいですね!
決まりはないので、自由なアレンジでOK!
実習では様々な年齢のクラスに入ることがあると思います。
同じわらべうたでも、遊び方を少し変えるだけで様々な年齢で楽しむことができるという点はいいですよね。
3.保育実習にわらべうたを取り入れよう!
今回は、実習でも簡単にできるわらべうた3選をご紹介しました。
いかがでしたか?
わらべうたって意外と知っている歌もある…と感じた方もいるかもしれませんね。
自分が小さい頃によく歌っていた、遊んでいたもの…
よく考えると『わらべうた』だったりしませんか?
そう、わらべうたは意外と身近なものなのです。
親しみやすく、覚えやすい。
わらべうたの良いところです!
実習では、保育ネタとして手あそびを準備する方が多いと思います。
実際に私が受けた実習生たちも、導入として色々な手遊びを披露してくれました。
もちろん手遊びは、子どもたちも大好き。
そこで!
手遊びにプラスして簡単なわらべうたも準備していく!
すると…
子どもたちの心をさらにグッとつかむことができます!
ぜひ、実習でチャレンジしてみて下さいね。
すてきな実習になるよう、応援しています!