後から見返してわかる範囲で、要点だけを簡潔に書くことがポイント。
「先生→T」「子ども→子」「実習生→じ」「保護者→ほ」などあらかじめ省略するための文字を決めておくといいですよ。
また一連のできごとを、エピソードとして残すために書く場合でも、→を使って短く書くといいでしょう。
メモ を取るタイミングは隙間時間に目立たないように
なにかと忙しい保育中いつメモをとったらよいか、悩むかもしれません。
上記のように簡潔に書くならばちょっとした隙間時間で大丈夫。
具体的なタイミングは子どもたちの落ち着いている時。
なるべく子どもたちの目に触れないよう気を付けましょう。
もし「何書いてるの~?」と子どもに聞かれても「お勉強だよ」とさらっと受け流し、遊びや活動のさまたげにならないようにしてくださいね。
書くことに夢中にならず、優先すべきは目の前の状況ということは頭に置いておきましょう!
3. 「ねらい」を意識して、疑問点も書き込んでおこう!
「そもそもなにを メモ していいかわからない!」という人は、その日の「ねらい」にそって考えてみてください。
ねらいが「保育者の動きを学ぶ」であれば、先生の言葉かけや行動を
「いつ」「どこで」「だれと(だれが)」「何を」「どのようにしていた」
というポイントのもと、書き残しておきましょう。
また、注意深く先生や子どもたちの動きを見ていると「なぜ?」ということや「こんな時はどうしたら?」という疑問がでてくるはず。
そのこともしっかり メモ にのこしておきましょう。
疑問点は1日の終わりの担任との反省会の時に忘れず質問し、できるだけその日のうちに解決しましょう。
もし聞き忘れてしまってもメモをとっておくことで思い出し、翌日質問することもできますよね。
疑問点とその答えもしっかり記入しておくことで、より中味のつまった実習日誌になりますよ。
多くの学生が「めんどくさい」「やりたくない」と感じる実習日誌。
でも実際に書いてみると1日の流れが整理され、振り返ることでしかできない気づきがあり、その大切さがわかります。
書き終えてみると「書いてよかった!」と思うはず。
実習中は気力も体力もたくさん使うので、少しでもスムーズに早く実習日誌を書けるよう、ぜひ メモ を使いこなしてくださいね!
体調に気を付けて、実りある実習になるよう応援しています♪