雨の日の室内遊びで体を動かす!年齢別の簡単ネタと安全のコツを紹介します。クールダウンの工夫で午睡への移行もバッチリ!明日の保育にすぐ使えます♪
雨の日は、外遊びができなくて困りますよね。
子どもたちの体力が余るだけでなく、保育者も「今日は何しよう…」と頭を抱えやすい日でもあります。
でも大丈夫!
雨の日の室内遊びとして、保育室で体を動かす遊びはたくさんあるんです。
この記事では、0歳から5歳までの年齢別に「雨の日の室内遊び」に役立つ、体を動かす遊びのネタを解説。
安全に遊べるコツも紹介するので、指導案作りもスムーズに進みますよ。
あなたの明るい声掛けで、雨の日を最高の一日にしましょう!
1. 雨の日は室内遊びで体を動かすことが大事
「雨の日暇な時何したらいいですか?」「雨の日にしかできない保育園の遊びは?」と悩む保育士も多いですよね。
雨の日こそ、室内で体を動かす遊びを取り入れることがおすすめ!
文部科学省の指針でも、幼児が毎日体を動かすことを推奨しています(毎日合計60分以上)。
◎ 午前中に運動遊びを取り入れた日→午睡への入りがスムーズに♪
✖ 座って過ごす時間が長かった日→寝かしつけに時間がかかりやすい傾向
外に出られなくても、体を動かす室内遊びで子どものエネルギーをしっかり発散させてあげましょう。
気分の切り替えにもなるので、午後のぐずりも減りやすくなります。
参照:文部科学省「幼児期運動指針」
2. 【年齢別】雨の日の室内遊び|ほぼ準備なしで体を動かす!
ここでは、0歳児〜5歳児まで年齢ごとの発達に合わせた遊びを紹介します。
準備なしで今すぐ試せる、クラス別の人気メニューを見ていきましょう!
・0歳児〜1歳児 | ハイハイで全身を動かす
0〜1歳児 雨の日の室内遊び
布団で重ねて作る「お山越え」
ボールを追いかける
先生の足に登る
0歳児〜1歳児は、ハイハイや寝返りをくり返しながら全身の筋力とバランス感覚を育んでいます。
そこでおすすめなのが、「お山越え」。
布団を重ねて山を作り、ハイハイで進みます。
先生がお手本を見せて「おいで!」と声をかけると、みんな一生懸命ついてきますよ。
このように体を思いきり使える環境を整えてあげると、発達の土台づくりにつながります。
ポイント
進めたら大きなリアクションで、「わあ!すごい!」と一緒に喜ぶと、遊びが盛り上がります!
ただし、動作が不安定な子どももいるため、安全面には十分気をつけましょう。
ここに注意!
マット周囲のスペースを確保する
家具の角にはクッション材を貼る
・2歳児 | せまい保育室内でも体を動かす
2歳児 雨の日の室内遊び
先生が「止まれ!」と合図を出し、ポーズを決める遊び
新聞紙を丸めて投げる遊び
先生をマネして床を雑巾がけ
2歳児は、全身を使ってとにかく動き回ることで、筋力やバランス感覚を育てていく時期です。
だからこそ、せまい保育室でも体をしっかり使える遊びを意識して取り入れることが大切。
勝ち負けよりも、動くこと自体が楽しい年齢なので、まずは「動く気持ちよさ」を存分に味わわせてあげましょう。
ポイント
動きに緩急をつけ、動く楽しさを伝える
順番を待つ声かけをする(3歳児以降のルール遊びへの橋渡しにも◎)
「止まる」など簡単なルールを取り入れると、楽しみながら「聞いて動く」経験にもつながります。
・3歳児〜4歳児 | ルールのある遊びを取り入れる
3歳児〜4歳児 雨の日の室内遊び
新聞紙じゃんけん(新聞紙の上でじゃんけん→負けたら半分に折る)
カードめくりゲーム
かみなりゲーム(うつぶせ→仰向けに素早く切り替える)
色探しゲーム
「4歳児が体を動かす室内遊びは?」とよく質問を受けますが、おすすめは「ルールのある遊び」です。
3歳児〜4歳児になると、勝ち負けを楽しめるようになり、友だちへの意識もぐっと強くなります。
チームで動いたり、相手の出方を読みながら体を動かしたりできるので、ルールのある遊びがはまりやすい時期なんです。
ルールを守りながらみんなで遊ぶ楽しさを伝えましょう。
ポイント
ルールが守れなくても、まずは挑戦したことを褒める
「もう一回やってみよう!」と声かけしてサポート
遊びを通して心と体の発達を優しくサポートしてあげることで、友達との関わりがどんどん深まっていきます。
・5歳児 | 体と頭も使うゲームで満足度を上げる
5歳児 雨の日の室内遊び
背中タッチゲーム(向かい合って手をつなぎ相手の背中を狙ってタッチ!)
スプーンにボールをのせてリレー
はんたいゲーム(言われた動きと逆をする)
5歳児は、体の動きと思考がつながって来る時期。
「どうしたらもっと面白くなるかな?」「どう動けば勝てる?」と聞いてみると、遊びがさらに進化!
ポイント
自分で作戦を考える
友達と協力して新しいルールを決める
雨の日でも体を動かしたり、遊びをアレンジしたりすることで、室内遊びの満足度や達成感を高められますよ。
なお、雨の日に楽しめる遊びはこちらの記事でも紹介しているので、参考にしてくださいね。
3. 保育に取り入れたい「クールダウン」
雨の日でも、室内遊びで体を思いきり動かしたあとは「クールダウン」が大切。
気持ちと体をゆっくり落ち着かせる時間をはさむことで、午睡への切り替えがスムーズになります。
ポイント
突然「ハイ終わり!」にしない(子どもの心は付いてこられない)
クールダウンのコツ
「動く→少し動く→止まる」の段階を踏む
おすすめのクールダウンの流れはこちら。
おすすめのクールダウンの流れ
- 「深呼吸しよう」
- 手遊び「ごほんゆびのはくしゅ」「とんとんとんとんひげじいさん」
- 「ゴロンして雲のポーズ」で寝転がりながら体を伸ばす
- 午睡へ
毎日同じ手遊びを「終わりの合図」として使うのも◎。
子どもは体で「寝る時間だ」と覚えていきます。
4. 室内遊びの前に確認したい安全管理のポイント
雨の日は外遊びができないぶん、子どもたちが保育室にいることが多くなります。
いつもより人と人との距離が近くなるため、ぶつかりや転倒などちょっとしたトラブルも起きやすい日。
保育室のなかで子どもたちのテンションが上がりるほど動きも大きくなるので、晴れの日とは違う安全管理の意識が求められます。
大切な視点:限られたスペースの中で、安全にエネルギーを発散させること
そのために:遊びの前に空間を整え、子ども同士のぶつかりを防ぐ
室内運動遊びの前に!安全管理のチェックリスト
床に滑りやすいものが落ちていないか
家具の角にぶつかる危険性は無いか
子ども同士の距離感は十分か
声かけ例
「ぶつからないように、お友だちと間をあけてね」
「転んだら手をつくよ」
保育現場では、小さな危険でも「ヒヤリハット」として記録します。
「危ない!」と感じた瞬間は、すぐにメモする習慣をつけましょう。
気付いたことをメモしておけば、次の計画がもっとよくなりますよ。