基本のポイント
①笑顔で挨拶する
②子どもと同じ目線で話す
③名前を呼んで関わる
※詳しい内容はこちらの記事で紹介されています。
基本を押さえたら、次は実際の場面ごとの関わり方を見ていきましょう。
2.【場面別】保育実習での子どもとの関わり方
場面ごとの関わり方を見ていきましょう。
それぞれの場面での気をつけたいNGポイントも紹介しますので、実習前にイメージしておいてくださいね。
自己紹介のとき
最初の自己紹介は、子どもとの関係づくりの大切なスタートです。
名前だけでなく、好きな食べ物や動物など子どもが興味を持ちやすい話題を入れると反応してもらいやすくなります。
「先生はいちごが大好きなんだ!みんなは?」と問いかけると、子どもたちが自然と声を上げてくれることもあります。
自己紹介をきっかけに、その後個別に話しかけてみましょう。
こんな関わりはNG!
緊張のあまり早口で名前だけ言って終わってしまうと、子どもに印象が残りにくくなります。
自由遊びのとき
自由遊びの時間は、子どもとの距離を縮める絶好のチャンスです。
「何して遊んでるの?」と興味を示すことで自然に輪に入りやすくなります。
子どもが遊んでいる様子をそばで見守るだけでも「一緒にいてくれる」安心感につながります。
こんな関わりはNG!
無理に遊びをリードしようとすると、子どもが離れてしまうこともあります。
子どもの遊びに”混ぜてもらう”気持ちを大切にしましょう。
給食・おやつのとき
給食の時間は、リラックスした雰囲気の中で自然に会話が生まれやすい場面です。
「これ好き?」「おいしいね」など食べ物を話題にすると、子どもが話しかけやすくなります。
介助が必要な場面では、担任の保育士のやり方をよく観察してから関わるようにしてください。
こんな関わりはNG!
食べるのが遅い子に「早く食べて」と急かしてしまうと、給食の時間が嫌いになってしまうことも。
着替え・トイレのとき
生活場面での関わりは、子どもの自立を尊重しながらさりげなくサポートすることが大切です。
どうしても難しそうなときは「一緒にやってみよう」と声をかけると子どもが受け入れやすくなります。
プライバシーへの配慮も忘れずに意識しながら関わりましょう。
こんな関わりはNG!
「できないなら手伝ってあげる」とすぐに手を出しすぎると、子どもの自立の芽を摘んでしまいます。
子ども同士のトラブルのとき
トラブルの場面は、実習生がどう動くかが信頼関係に大きく影響します。
まずは双方の気持ちをしっかり聞き、「○○ちゃんはこう思ったんだね」と気持ちを代弁することが大切です。
こんな関わりはNG!
どちらが悪いかをすぐに判断しようとすると、子どもの気持ちを置き去りにしてしまいます。
すぐに解決しようとせず、子ども自身が考える時間を少し作ることも重要です。
判断が難しいときは無理に動かず、担任の保育士にすぐ声をかけるようにしましょう。
3.子どもが寄ってきてくれないときの対処法
子どもが寄ってきてくれないのは、あなたのことが嫌いだからではありません。
「まだ様子を見ている」だけなのです。焦らなくて大丈夫です。
焦らず子どもの様子を見守ることも大切
子どもにとって実習生は「知らない大人」です。
警戒するのはごく自然なことです。
無理に距離を縮めようとせず、笑顔でそこにいるだけでも子どもは少しずつ安心していきます。
好きな遊びに混ぜてもらうところから始める
子どもが夢中になっている遊びに興味を示すことが、自然なきっかけになります。
「何してるの?すごいね!」と遊びを認める言葉かけから始めると、子どもが心を開きやすくなります。
実習生が楽しそうにしている姿を見せることで、子どもの方から近づいてきてくれることも多いです。
諦めずに向き合い続けることが信頼への近道
子どもが反応してくれないとき、つい諦めて自分でやってしまったり、声かけをやめてしまうことはありませんか?
実はそのとき、子どもはしっかり実習生のことを見ています。
「この先生はどこまで許してくれるかな?」と様子をうかがっていることがあるのです。
実習中に感じた「子どもが寄ってこない」体験談
私自身、実習中にこんな体験をしました。
片付けの言葉かけに反応してくれず、諦めて自分で片付けてしまったとき、担任の先生に反省会でこう言われました。
「見ちゃったよ〜。あきらめちゃったでしょ?子どもたちはよく見てるよ。
しっかり向き合って頑張ってみてね。」
次の日から言葉かけを変えてみました。
片付けている子を「○○ちゃん上手!」と褒めたり、「これ重たいな〜、誰か力持ちさんいるかな〜?」と楽しい雰囲気で伝えるようにすると、子どもたちの反応が少しずつ変わっていきました。
諦めずに向き合い続けること。
それが子どもとの信頼関係をつくる大切な一歩になります。
4.保育実習で気をつけたいNG行動
気をつけたいNG行動も確認しましょう。
特定の子どもとだけ関わり続ける
関わりにくいと感じる子どもこそ、どう接するかを考えることが保育士としての力になります。
意識的にいろいろな子どもに声をかけてみましょう。
子どもの気持ちを否定する言葉をかける
大人から見て些細なことでも、その子にとっては大きな出来事です。
「悲しかったね」「嫌だったね」と気持ちを受け止める言葉かけを意識しましょう。
子どもに対して命令口調で話す
焦っているときほど、つい「早くして」「〜しなさい」と命令口調になってしまいがちです。
でも命令口調は子どもに威圧感を与えてしまいます。
「〜しようね」「一緒にやってみよう」などやわらかい言葉に変えるだけで、子どもの受け取り方が変わります。
深呼吸して言葉を選んでみてください。
困ったときに一人で抱え込む
一人で解決しようとしてしまうと、思わぬトラブルにつながることがあります。
「相談することは迷惑」と思わなくて大丈夫です。
困ったことを素直に相談できる姿勢が、信頼される実習生につながります。
5.保育実習での子どもとの関わりを大切に、実りある実習にしよう
基本ポイント「笑顔で挨拶する」「目線を合わせる」「名前を呼ぶ」を意識しながら、場面ごとの関わり方を実践してみてください。
子どもが寄ってきてくれないときも、焦らなくて大丈夫です。
子どもはしっかりあなたのことを見ています。
諦めずに向き合い続けることが、信頼関係を築く一番の近道です。
実習中はうまくいかないことがあって当然です。
担任の保育士に相談しながら一歩ずつ前に進んでいきましょう。
あなたの実習が、子どもにとっても自分にとっても素敵な時間になりますように。