ねらい例
・保育者に気持ちを受け止めてもらい安心して過ごす
・好きな遊びを見つけて楽しむ
関わり方
「さみしいね」「ママが大好きだよね」と、子どもの気持ちを言葉にして寄り添いましょう。
気持ちが落ち着いてきたら、好きな遊びへ自然に誘うなど子どものペースで過ごしましょう。
2歳児|気持ちの揺れに寄り添う
2歳児は自我が育ち、「自分でやりたい」気持ちが強くなる時期。
「やりたいのにうまくいかない」「どうしたらいいかわからない」という揺れを、まるごと受け止めることが大切です。
ねらい例
・保育者に見守られながら安心して過ごす
・好きな遊びを楽しみながら園生活のリズムを取り戻す
関わり方
「うんうん。そうだったんだね」と気持ちを受け止めながら、無理に切り替えさせようとしないことが大切です。
子どものペースを尊重しながら、好きな遊びを一緒に楽しむことで、自然と気持ちが落ち着いていきます。
3歳児|安心して園生活を思い出す
3歳児は友だちとの関わりが広がり、遊びの世界が大きく広がる時期。
「ここは安心できる場所だ」と思い出せるような関わりを意識しましょう。
ねらい例
・保育者や友だちと関わりながら安心して過ごす
・好きな遊びを楽しみながら園生活に慣れていく
関わり方
好きな遊びを通して園生活の流れを思い出していけるように関わりましょう。
無理に集団活動へ誘うより、子どものペースを見守ることが近道です。
4歳児|友だちとの関わりが安心感につながる
4歳児は友だちとの関係が深まり、遊びの中で役割を意識する姿も見られる時期。
「友だちがいる」「あの子と遊べる」が安心につながります。
ねらい例
・友だちとの関わりを楽しみながら安心して過ごす
・好きな遊びや友だちとのやりとりを通して、園生活のリズムを取り戻す
関わり方
友だちと遊ぶ楽しさを感じながら、少しずつリズムを整えていけるように関わりましょう。
「〇〇ちゃんがむこうで□□して遊んでいるよ」と声をかけるなど、子どもが自然と友だちの輪に入れるような場づくりを意識しましょう。
5歳児|見通しをもって動く楽しさを思い出す
5歳児は友だちと協力しながら、自分たちで考えて動く力が育つ時期。
連休明けの保育者の役割は、その感覚を思い出すきっかけをつくることです。
ねらい例
・友だちとの関わりを大切にしながら安心して過ごす
・一日の見通しをもちながら、自分たちで考えて動く楽しさを思い出す
関わり方
1日の見通しがもてるように、声をかけたり視覚的に示したり、環境を整えましょう。
安心感が戻ってくると「自分たちでやってみよう」と動きが生まれてきます。
4.連休明けの保育で意識したい関わり方の基本3つ
年齢によって関わり方は違っても、連休明けの保育で大切にしたいことは共通しています。
それは、無理をさせず気持ちに寄り添うことです。
すぐに元の姿に戻そうとしなくても大丈夫。
保育者が意識したいのは、次の3つです。
①気持ちをまず受け止める 「さみしかったね」「ママと離れるの悲しいね」と言葉にして共感することで、子どもは自分の気持ちを分かってもらえたと感じます。
②スキンシップを大切にする 抱っこや手をつなぐなど、体を通じた安心感は言葉以上に伝わることがあります。
③子どものペースに合わせる 無理に活動へ誘わず、好きな遊びから少しずつ園生活に慣れていけるように見守りましょう。
子どもが「安心できる場所だ」と感じられることが、園生活のリズムを取り戻す一番の近道です。

5.連休明けの連絡帳を書くときのポイント
連休明けの連絡帳は、子どもの様子と安心できた姿を伝えることが大切です。
連休明けは、保護者も子どもの様子を心配しています。
そのため、園での様子を丁寧に伝えましょう。
例
「久しぶりの登園で少し涙が見られましたが、好きな遊びを見つけると落ち着いて過ごしていました。」
このように
子どもの姿とその後の様子を一緒に伝えると安心感につながります。

6.連休明けは保育士がどんと構えて見守ろう
連休明けは、私たち保育士がどんと構えて子どもの姿を受け止めることが大切です。
連休明けは、子どもの様子がいつもと違って見えることがあります。
泣いたり甘えたりする姿を見ると、戸惑うこともあるでしょう。
しかし、こうした姿は連休明けによく見られる子どもの姿です。
保育者との安心した関係の中で、子どもは少しずつ園生活のリズムを取り戻していきます。
無理に活動へ参加させようとするのではなく、子どもの気持ちに寄り添いながら関わることが大切です。
すぐに元の姿に戻らなくても大丈夫です。
子どもは一人ひとりのペースで、少しずつ前に進んでいます。