保育士になりたい!…でも男性保育士として働くことに不安を感じているあなた。女性の保育士さんが多い中、 男性 の保育士さんがどうやって働いているのか、実際に 男性 の保育士さんと一緒に働いたことのある私が、自らの視点で感じたことをご紹介します。
1.保育士になりたい!でも 男性 だから不安を感じる…
子どもが好き!子どもと関わる仕事がしたい!
保育士を目指して保育の勉強をしている 男性 、たくさんいますよね。
保育士になりたいけれど、周りは女性ばかり…
男性 の保育士も少しずつ増えてきているけれど、
実際に働くとなるとどうなんだろう…?
保育士として周りからどう見られるか心配…
色々な不安を感じながら保育の勉強をしている 男性 のみなさん。
保育現場は、まだまだ女性の方が多いというのが実情です。
男性保育士が一人もいない、という保育園もあります。
そんな中に飛び込んでいくことに不安を感じるのも無理はありません。
今回は、実際に 男性 の保育士さんとお仕事させて頂いたことのある私が、
経験したこと、感じたことをお話ししたいと思います。
2.実際に現場ではどのように働いているの?
では、
【実際の保育現場はどうなのだろう…?】
と気になりますよね。
私が以前働いていた公立の保育園での経験をご紹介します。
その自治体では近年毎年5人前後採用されていましたが、
そのうち最低一人は 男性 の保育士さんでした。
それにより、少しずつ 男性 の保育士さんが増えてきていましたが、
保育園単位でみるとまだ1~2人という少数でした。
ですから、まだ設備面で整っていない保育園では、
更衣室が簡易的であったり場合によっては用意できていなかったりすることも…。
設備面はすぐに変えることが難しいので、実際不便そうでしたが、
職員で使用する時間をずらすなどの協力をしながら工夫していました。
次に、
【男性 の保育士さんはどんな人が多いのか?】
どんな人が向いているの?
これも気になるところだと思います。
園の異動もあるので、私は5人の男性保育士さんと同じ職場でご一緒しましたが、
みなさんそれぞれ違ったタイプの保育士さん。
パワフルでハツラツとしている先生。
温厚でいつも優しく子どもたちと関わる先生。
面白いことが大好きでみんなを笑わせてくれる先生。
当たり前ですが、人それぞれ性格は違います。
それぞれの個性を発揮して、日々子どもたちに関わっていました。
男性 の保育士というと、元気を求められるイメージがあると思いますが、
そんなことは気にせず、自分の個性を活かすことが大切!
楽しく保育に向き合う姿はとてもキラキラしていましたよ。
そして、
【女性の保育士さんからどう見られているのか?】
これに関しては私の考えです。
私は 男性 の保育士さんと一緒に働くことができて、とてもよかったです。
なぜそう思ったかというと、きちんと理由があります。
まず、自分と違った視点を学ぶことができたということ。
あまり 男性 だから、女性だからとは言いたくはないのですが、
実際 男性 と女性では物事のとらえ方や考え方が違う場合が多いです。
自分にはない視点で物事をとらえていたりするので、
お~なるほど~!と新鮮に感じることがありました。
また、職場の雰囲気、空気が変わるということ。
これは、女性が多いので空気が張り詰めやすい職場でも、
男性 がいることで場が和むように感じたことがありました。
とはいえ、 男性 でも女性でも、
日頃からこまめなコミュニケーションを心掛け、
相手を気遣うことで働きやすい環境を作っていけると思います。
お互いの良いところを尊重し合って保育することが理想的ですよね!
3. 男性 の保育士さんがこれからもっと増えてほしい!
男性 の保育士さんは、まだまだ少ないのが実情ですが、
ぜひ、もっと多くの 男性 に保育士さんとして働いてほしい!と感じています。
男性 女性関係なく色々な個性の保育士さんがいる保育園、
子どもたちが色々な大人と関わりながら育つことができる保育園、
こんな保育園はとても魅力的だと思うのです。
子どもたちのためにも、働く保育士のためにも、
ジェンダーレスな社会の中でこんな保育園が当たり前になっていってほしいと願っています。
保育士になりたいけれど、自信がないし…不安…
と感じている 男性 のみなさん!
保育士になりたい!保育が好き!という気持ちがあれば大丈夫!
自分の気持ちを大切にして、勇気をもって一歩踏み出してみましょう。
夢を叶えることを応援しています!
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