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保育実習エピソード記録の書き方|0歳〜5歳例&考察テンプレで実力UP

エピソード
保育実習エピソード記録の書き方を0歳〜5歳の例と考察テンプレで解説します。考察のコツを学んで、実習で即役立つ記録力を身につけましょう!
index

1. 保育実習エピソード記録とは?2つのポイント
・エピソード記録と日誌との違い
・エピソード記録は5W1Hが基本!
2. エピソード記録の書き方|0歳〜5歳児の例
・0歳〜1歳:表情や反応を観察する
・2歳:言葉が増える時期の変化を捉える
・3歳〜4歳:友達との関わりで成長を見る
・5歳:ルールを守り役割を理解する姿を捉える
3. 考察の書き方|実習で使えるテンプレ3選
・テンプレ①:子どもの成長に気づいたとき(支援へのつなげ方)
・テンプレ②:自分の援助を見直したいとき(関わりの調整)
・テンプレ③:発達の視点を入れたいとき(理論とのひもづけ)
4. エピソード記録の考察が書けないときの対処法
・まずは考察が書けない原因を知ろう
・子どもの気持ちを知識と照らしてみよう
・保育士の気づきをエピソードに記録しよう
5. エピソード記録の選び方|どのシーンを切り取る?
・あなたの心が動いた瞬間
・子どもの行動と保育士の関わり
・あなたの失敗/悩みと反省
6. これで安心!エピソード記録のNG/OK事例
・NG例:事実のみの記録
・OK例:子どもの気持ちと関わりがわかる記録
7. エピソード記録の書き方をマスターして有意義な保育実習に!
保育実習のエピソード記録、いざ書こうとすると手が止まりますよね。
「これでいいのかな…」と自信がもてない気持ちもよくわかります。
でも大丈夫!
この記事では、0歳から5歳までそのまま使える例文と考察テンプレを使って、実際に書ける力が身につく方法を紹介します。
保育実習のエピソード記録に使う場面の選び方や、評価が変わる「NG・OK例」まで網羅して解説!
コツをつかめば、先生に褒められる記録がすぐに完成します。
あなたなら素敵な記録が書けますよ♪

1. 保育実習エピソード記録とは?2つのポイント

「保育実習のエピソード記録って?」「エピソード記述とは?」と悩む人に向けて、エピソード記録の役割について解説します。
エピソード記録とは、「印象に残った一場面」に注目する記録のこと。日誌との違いや、基本となる構成のポイントを整理していきましょう。

・エピソード記録と日誌との違い

エピソード記録と日誌との違いは、以下のとおりです。
項目 日誌 エピソード記録
対象 クラス全体 個別の子ども
内容 客観的事実 行動・関わり・気づき
形式 時系列 5W1Hで考察
日誌が全体の流れを書くのに対し、エピソード記録は「心が動いた一場面」を切り取るもの。
一人ひとりの子どもの姿、保育士の関わりを観察し、気づきや学びを深く掘り下げて考察として整理します。

・エピソード記録は5W1Hが基本!

わかりやすい記録には、「5W1H」を使いましょう。
5W1Hとは?
  • Who→誰が
  • When→いつ
  • Where→どこで
  • What→何を
  • Why→なぜ
  • How→どのように
当てはめるだけで、背景からエピソード、考察までの流れが自然に整います◎
5W1Hの例
  • 〇〇ちゃん(Who)が
  • 午前中(When)に
  • ままごとコーナー(Where)で
  • お皿を並べながら友達に「どうぞ」と声をかけ(What)、
  • 順番を守る姿から(Why)、
  • 社会性や協調性が育っていることに気づいた(How)。
指導者にとっても読みやすく、あなたの観察力がしっかりと伝わる記録になります。
5W1Hについては、以下の記事もチェックしてくださいね。

2. エピソード記録の書き方|0歳〜5歳児の例

実習先のクラスですぐに使えるよう、0歳児から5歳児までの年齢別に書き方を解説します。
  • 0歳〜1歳:表情や反応を観察する
  • 2歳:言葉が増える時期の変化を捉える
  • 3歳〜4歳:友達との関わりで成長を見る
  • 5歳:ルールを守り役割を理解する姿を捉える
具体的な記録のコツを見ていきましょう。

・0歳〜1歳:表情や反応を観察する

言葉でのやりとりが少ない乳児クラスでは、表情や視線、体の動きに注目しましょう
記録例:食事の場面
背景:登園時、保育士に抱かれることを嫌がる〇〇ちゃん
エピソード:給食時、スプーンを向けると口を閉ざして横を向く。しかし、隣にいる友達が楽しそうに食べる姿を見ると表情が緩んだ。保育士が「一緒にもぐもぐしようか」と誘うと、小さく口を開けた。
考察:友達への興味から安心感が生まれた様子。無理強いせず、見守る大切さを学んだ。
0歳〜1歳は、他の場面でも「表情・反応の変化」で観察すると記録が書きやすくなりますよ。

・2歳:言葉が増える時期の変化を捉える

2歳は「自分で!」「イヤ!」と自我が芽生える時期です。
言葉や行動の発達と、子どもの気持ちをセットで記録しましょう。
記録例:遊びの場面
背景:最近「自分でやる」が増えてきた〇〇ちゃん
エピソード:ままごと遊びで「自分で片づける!」と大きな声で言ってきた。保育士が先回りして手伝い、〇〇ちゃんは怒ってしまった。そこで、見守ることにした。自分で全部片づけられたときの満足そうな表情が印象的だった。
考察:手伝うだけが援助ではないと実感。自分でやりたい気持ちを尊重し、見守ることで子どもの自信につながると学んだ。
成長につなげるため、あなたがどう対応したかを書くとよいですよ。

・3歳〜4歳:友達との関わりで成長を見る

3歳〜4歳は友達との関わりが増え、けんかや物の取り合いの場面も増えます。
記録例:けんかの仲の場面裁
背景:言葉より先に手が出てしまう〇〇くん
エピソード:午後の自由遊びで、〇〇くんが友達のブロックを取った。保育士は双方の言い分を聞き「使いたかったんだね」と気持ちを認め、「貸してって言ってみようか」と提案した。
考察:3歳児は、相手の気持ちを十分に理解できない段階。保育士が代弁し、気持ちを認めて導くことで、少しずつ関わり方を学んでいくのだと気づいた。
実際の出来事を通じて、社会性の育ちを記録するのがおすすめです。

・5歳:ルールを守り役割を理解する姿を捉える

5歳は、集団遊びや年下の子への関わりが多くなります
リーダーシップや責任感が育つ様子を捉えましょう。
記録例:年下のお世話の場面
背景:年下の子と遊ぶのが好きな〇〇ちゃん
エピソード:朝の会のとき、年少の子が靴を履くのに困っていた。〇〇ちゃんが「手伝おうか」と声をかけ、靴を一緒に揃えた。「ここをもつと履きやすいよ」と言葉で優しく教えている姿が見られた。
考察:ただ手伝うだけでなく、相手が自分でできるように教える姿に成長を感じた。年長としての自覚が育っていることがわかった。
相手の立場に立って行動する力や、社会的責任感に注目して書きましょう。
年齢別の発達の特徴をくわしく知りたい人は、以下の記事もおすすめですよ♪

3. 考察の書き方|実習で使えるテンプレ3選

多くの実習生が悩みやすい考察の書き方を、3つの「型」で紹介します。
  • テンプレ①:子どもの成長に気づいたとき(支援へのつなげ方)
  • テンプレ②:自分の援助を見直したいとき(関わりの調整)
  • テンプレ③:発達の視点を入れたいとき(理論とのひもづけ)
シーンに応じて使いわけ、深みのあるエピソード記録にしましょう。

・テンプレ①:子どもの成長に気づいたとき(支援へのつなげ方)

子どもの姿から発達の特徴を見つけます
それを、次の指導計画につなげましょう。
形式
◯◯くんが【行動や発言】をしたことから、【発達の特徴・成長のポイント】が見えた。今後は【その特徴に合わせた具体的な関わり方】を意識して支援したい。
「4歳の〇〇くんが、絵本の登場人物になりきって話す姿から、想像力が豊かになっていることに気づいた。今後はごっこ遊びの道具を増やし、イメージを言葉で表現する楽しさをさらに広げられるよう援助したい。」

・テンプレ②:自分の援助を見直したいとき(関わりの調整)

自分の援助が適切だったかを振り返り、失敗から学んだことをベースに修正したプロセスを書きましょう。
形式
最初は【Aの対応】をしていたが【子どもの反応】だったため、【Bの対応】に変えた。すると【よい結果】が見られ【学びや気づき】を得た。
「0歳6ヶ月の△△ちゃんにおもちゃを手に触れさせて遊ばせていたが、泣いて手を引っ込めてしまった。そこで、手を優しく支えて一緒に動かす遊びに変えると、少しずつ笑顔でおもちゃに触れるようになった。子どもは安心感を得ると好奇心が出ることに気づいた。」

・テンプレ③:発達の視点を入れたいとき(理論とのひもづけ)

実際の「子どもの姿」と、授業で習った「発達の知識」を結びつけます。
形式
◯◯くんの【行動・発言】は、【発達段階】の特徴だと気づいた。今後は【その段階に合った支援】をしたい。
「3歳児クラスで、同じ場所で別々の遊びをする姿が見られた。これは3歳児の特徴である『平行遊び』だと気づいた。無理に関わらせるのではなく、互いの気配を感じながら安心して遊べる環境構成を心がけたい。」
ノートとペンでエピソード記録を書く

4. エピソード記録の考察が書けないときの対処法

「考察が書けない…」と悩んでしまう原因を知り、スムーズに記録をまとめるコツをつかみましょう。
  • まずは考察が書けない原因を知ろう
  • 子どもの気持ちを知識と照らしてみよう
  • 保育士の気づきをエピソードに記録しよう
一つずつ解説します。

・まずは考察が書けない原因を知ろう

考察が書けない原因は、以下の要素が抜けていることです。
  • なぜその行動をしたのか?(子どもの気持ち)
  • 自分はどう動いたのか?(自身の関わり・援助)
  • 次はどうしたいか?(次の目標)
揃っていれば、パズルのように考察を組み立てられます。
でも大丈夫。
実は次で紹介する3つのステップを踏めば、考察は書けるようになるんです。

・子どもの気持ちを知識と照らしてみよう

子どもの行動を、学校で習った知識とセットで考えてみましょう。
考察を書くための3ステップ+例
  • なぜ?:なぜおもちゃを取ったのか?
  • 知識:2歳児は自我が芽生える時期だから。
  • 言語化:〇〇くんの行動は、「自分でしたい」の欲求から起こったものだとわかった。
「わがまま」に見える行動も、知識のレンズを通すと「順調な成長」
変換作業をしながら考察を書いてみてくださいね。

・保育士の気づきをエピソードに記録しよう

考察には、あなたの心の動き・考え・悩んだ結果を必ず入れましょう。
最初はこうしようと思った
でも、子どもの様子を見てこう変えた
その結果、こういう反応が返ってきた
だから◯◯が大事だと気づいた
保育士の対応の変化を入れることで、指導者に専門性が伝わります
テンプレ②でもくわしく解説していますよ♪
エピソード記録のポイントをメモする 保育士の女性

5. エピソード記録の選び方|どのシーンを切り取る?

「エピソード記録には何を書けばいいですか?」と悩むときは、記録に値する場面を知っておくと便利です。以下でポイントを3つ解説します。
  • あなたの心が動いた瞬間
  • 子どもの行動と保育士の関わり
  • あなたの失敗/悩みと反省
素敵なエピソード記録にしていきましょう。

・あなたの心が動いた瞬間

まずは「あなたの心が動いた瞬間」が選びやすいでしょう。
  • 子どもの予想外の成長
  • 子ども同士の関わりの変化
  • 保育士が感動した瞬間
あなたがハッとした瞬間には、必ず考察を書くヒントが隠されています
実習中は忙しいですが、心に残ったことをメモにとる習慣をつけると◎
あとで記録が書きやすくなりますよ。

・子どもの行動と保育士の関わり

保育実習のエピソード記録は、子どもと保育者の動きをセットで書くことがポイントです。
子どもが遊んでいる様子だけでは、ただの観察日記ですよね。
「そのとき、先生はどうしたか?」を、とくに環境構成や声かけとセットにすると、実習指導者に評価されやすくなるでしょう。
  • 見守った
  • 環境を整えた
  • 声をかけた
意図を記録に残せると、専門性の高いエピソード記録になります。

・あなたの失敗/悩みと反省

エピソード記録では、うまくいかなかったこともよい題材になります
  • 泣き止ませようとして焦ってしまった
  • 声かけのタイミングが遅れた
「なぜうまくいかなかったのか」を振り返って「次はこうしたい」と結べば、それは立派な考察になります。
「失敗=ダメ」ではありません。学びの証とポジティブに考えてくださいね。
実習の失敗でよくあるエピソードはこちらの記事をチェック!

6. これで安心!エピソード記録のNG/OK事例

保育実習のエピソード記録の書き方に不安がある人は、ありがちなNG例・修正したOK例を参考にしましょう。
  • NG例:事実のみの記録
  • OK例:子どもの気持ちと関わりがわかる記録
どこを直せば評価される記録になるのか確認しておくと安心です。

・NG例:事実のみの記録

NG例文
背景:◯◯ちゃんは、遊びの時間に積み木をすることが多い。
エピソード:今日の午前中、◯◯ちゃんが積み木で遊んでいたら、友達が「貸して」と言い、◯◯ちゃんは「だめ」と言った。
友達が泣き、保育士が「貸してあげようか」と声をかけたが◯◯ちゃんは嫌がった。
最後は保育士がおもちゃを片づけた。
考察:子ども同士でトラブルがあった。次は仲良く遊んでほしい。
なぜダメなのか?理由は以下のとおりです。
  • ただ出来事を並べただけで、考察が無い
  • 「子どもがなぜ嫌がったのか」の子どもの気持ちが無い
  • 「保育士はどう関わるべきだったか」の保育士の気づきが無い
  • 「だからどうなった?」「今後どうしたい」など結論・今後の支援方針も示されていない

・OK例:子どもの気持ちと関わりがわかる記録

OK例文
背景:◯◯ちゃんは自分の作品に愛着をもっており、積み木で作った塔を「壊さないで」と言っていた。
エピソード:友達が「貸して」と言うと◯◯ちゃんは「だめ!」と強く拒んだ。
保育士が最初「貸してあげようか」と促した。しかし、◯◯ちゃんの「自分で作った作品を大事にしたい」気持ちを認め、「一緒に作ると大きくなるよ」と提案を変えた。
すると◯◯ちゃんは安心し、保育士と一緒に友達に少しずつ関わり始めた。
考察:最初の対応(すぐに指導する)では◯◯ちゃんの気持ちを無視しており、頭ごなしに指導していた。そうではなく、子どもの気持ちに寄り添う大切さを学んだ。今後は、子どもの気持ちを理解したうえで、サポート方法を考えるようにしたい。
ここがよい!NG→OK の変化ポイント
  • 背景:単純な特徴のみ → 子どもの特徴と状況がイメージできる
  • エピソード:事実の羅列 → 保育士の関わりや考え方の変化が見える
  • 考察:単なる感想 → 失敗からの気づき・次の対応がわかる
  • 全体:子どもだけ → 子どもと保育士の関わりや感情が両方伝わる
保育士の心の動きと援助の意図が入ると、ぐっと素敵なエピソード記録になりますよ!
◯・✕の札をもつ保育士と子ども

7. エピソード記録の書き方をマスターして有意義な保育実習に!

エピソード記録は単なる課題ではなく、あなた自身の保育観を育てるための大切な記録です。
今回紹介した例文やテンプレートは、あくまでヒント。
目の前の子どもたちと向き合い、感じたことを大切に綴ってくださいね。
保育実習の悩みや就職についての不安があれば、「ほいコレナビ」を覗いてみてください♪
先輩たちの体験談や実習園の情報が見られるため、実習・就職に役立ちますよ!
緊張や悩みがあっても大丈夫。
将来、素敵な保育士になるための糧になりますよ。頑張るあなたを応援しています!

執筆者:ひらい まい(保育士)

保育実習のエピソード記録がすぐ書ける♪

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