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幼稚園教諭の仕事内容をわかりやすく!保育士との違い、やりがいも解説

幼稚園教諭
幼稚園教諭の仕事内容をわかりやすく解説!保育士との違いや、子どもの成長を支えるやりがい、魅力も紹介します。
index

1. 幼稚園教諭の仕事内容とは?一日の流れを簡単に解説
・【正社員】幼稚園の先生の一日の仕事内容
・【幼稚園教諭のパート】一日の仕事内容
2. 幼稚園教諭の仕事内容を詳しく!見えない仕事も知っておこう
・子どもたちとの教育活動
・事務作業と教材準備
・保護者対応
3. 幼稚園教諭と保育士の違いとは?仕事内容/年齢/保育時間で比較!
①目的の違い
②対象年齢の違い
③保育時間の違い
4. 幼稚園の先生の大変なこと2選/乗り越え方は?
①体力勝負の毎日|上手にリフレッシュ!
②保護者との関わり方|信頼で解決しよう
5. 幼稚園教諭の魅力・やりがいを2つ厳選!
①子どもの成長をそばで実感!
②保護者や仲間と築く信頼
6. 幼稚園の先生になるには?資格と就活ガイド
・幼稚園教諭の資格の種類と取り方
・公立?私立?給料や働き方の違い
7. 幼稚園教諭の履歴書|まずは仕事内容を箇条書きで整理!
・幼稚園教諭の仕事内容|履歴書のポイント
・やりがいや強みはどう活かす?
8. 幼稚園教諭の夢を応援!「ほいコレナビ」で情報ゲット
幼稚園の先生って楽しそうだなと思う反面、実際にどんな仕事をしているのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
期待と少しの不安が入り混じった気持ち、よくわかります!
実は幼稚園教諭の仕事は、子どもと遊ぶだけじゃないんです。
この記事では、幼稚園教諭の一日の流れ、保育士との違い、リアルなやりがいまでわかりやすくお届け。読めば、自分の進路や夢に一歩自信がもてるはずです!
進路に悩む今こそ、将来の姿を具体的に思い描いてみませんか?

1. 幼稚園教諭の仕事内容とは?一日の流れを簡単に解説

「幼稚園の先生の仕事内容は?」幼稚園の先生の仕事は、子どもと一緒に過ごすだけではありません。ここでは、幼稚園教諭の仕事内容の一日の流れを紹介します。
  • 【正社員】幼稚園の先生の一日の仕事内容
  • 【幼稚園教諭のパート】一日の仕事内容
順に見ていきましょう。

・【正社員】幼稚園の先生の一日の仕事内容

質問
「幼稚園教諭の一日の仕事内容は?」
答え
幼稚園の先生は、朝~夕方まで子どもたちと過ごし、次の日の準備にも大忙し!
一日の流れはこんな感じです。
  • 8時(登園前):教室の換気やおもちゃの消毒、活動の準備
  • 9時〜12時:自由遊びや歌・製作・運動などの活動、健康チェック
  • 12時〜13時:お昼ごはんのマナー指導や片付けサポート
  • 13時〜14時:絵本の読み聞かせや静かな遊びで、心を落ち着ける時間
  • 14時〜17時:掃除や次の日の教材作り、保護者とのやり取り、指導計画の作成
子どもたちと関わる時間が6時間、準備や事務作業が3時間くらいが一般的。
子どもたちの笑顔の裏には「先生たちの頑張り」があるんですね。

・【幼稚園教諭のパート】一日の仕事内容

パートで働く幼稚園の先生の一般的な勤務は、9時〜14時。
主に、正職員のサポート支援が必要な子どもへの対応を行います
  • 勤務時間:3時間〜5時間が多い
  • 役割:担任補助が中心、個別支援が必要な子への対応も
  • 特徴:責任は軽め、子どもと関わる楽しさはたっぷり!
行事の準備や保護者対応は、ほとんど正職員が担当。パートの先生は深くは関わりません。
一方で、家庭やプライベートとの両立のしやすさは、パートの先生ならではのメリットです。
一人ひとりの子どもにじっくり向き合えるのも嬉しいポイント♪
「この子が笑顔になった!」
「お友達と仲良くできた!」
などの瞬間を間近で見守れる特別な喜びもありますよ◎

このように、家庭との両立と子どもたちとの充実した時間、どちらも大切にできるのがパート勤務の魅力なんです。

2. 幼稚園教諭の仕事内容を詳しく!見えない仕事も知っておこう

一日の流れでは見えにくい、教材準備や保護者対応など「裏方の仕事」にも注目してみましょう!
  • 子どもたちとの教育活動
  • 事務作業と教材準備
  • 保護者対応
一つずつ解説します。

・子どもたちとの教育活動

幼稚園の先生は、年齢や成長に合わせて教育プログラムを作り、遊びを通して子どもの力を伸ばします
自由遊びでは見守りに徹し、一斉活動ではしっかり指導する。
活動によって、動き方を使いわけているんです。
たとえば3歳児には、手洗いや片付けなど生活習慣を楽しく教えます。
4歳児には、ルールを守ることの大切さ、お友達や先生と協力する面白さを繰り返し伝えます。
5歳児には、文字や数字への興味を引き出していきますよ。
自分の名前を書く練習や、自分のもち物を整理する習慣づけなど、小学校に向けてステップを踏んで準備していきます

・事務作業と教材準備

幼稚園教諭にとって、指導案や週案づくり、子どもの記録管理も大切なお仕事
子どもたちの発達段階や興味に応じて活動を調整し、保育の質向上につなげているんです。
たとえば4歳児クラスで「はさみを使う活動」があっても、うまく使えない子も多いですよね。
そんなときは「ちぎり絵」に変更し、個人記録に「はさみ練習が必要」と書き残しておきます。
教材準備では、春の桜や冬の雪だるまなど季節ごとの壁面制作もしますが、もち帰り仕事が多くなる一面も。
効率よく準備を進めるため、先輩の作業手順を参考にする先生も多いですよ。

・保護者対応

保護者対応も、幼稚園教諭にとって欠かせないお仕事です。
送り迎えのちょっとした会話や連絡帳を通して、「家庭と園の架け橋」になりますよ♪
たとえば、人見知りだった2歳のつむぎちゃんが「笑顔で園のことを話すようになった」と保護者から感謝されたとき。
「幼稚園の先生やっててよかった…!」と、嬉しい瞬間が味わえます。
しかし、考え方や保育・教育観の違いからクレームが起きることも。
でも大丈夫!園長や主任と相談しながらチームで解決できます◎
対応方法は、後述の「幼稚園の先生の大変なこと」で解説!ぜひ読み進めてくださいね。

3. 幼稚園教諭と保育士の違いとは?仕事内容/年齢/保育時間で比較!

幼稚園教諭と保育士は同じように子どもに関わる仕事ですが、3つのポイントに違いがあります。
  1. 目的の違い
  2. 対象年齢の違い
  3. 保育時間の違い
違いを理解し、自分の考えに合った進路を選ぶ参考にしましょう。

①目的の違い

比較項目 幼稚園教諭 保育士
主な目的 教育がメイン
小学校に向けた準備
(ひらがな学習など)
保育がメイン
生活全般のサポート
(生活リズムの確立など)
管轄 文部科学省が管轄 厚生労働省が管轄
幼稚園教諭は教育が中心で、小学校へ向けた準備を行います。
一方、保育士は生活全般のサポートが役割。
両者の管轄も違いますね。
しかし、どちらも子どもの成長を支える大切な仕事であることに変わりはありません◎

②対象年齢の違い

比較項目 幼稚園教諭 保育士
対象年齢 3歳~5歳 0歳~5歳
特徴 言葉や教育重視 発達段階に応じた保育
幼稚園教諭が担当する子どもは言葉が理解できる年齢なので、製作や歌、運動など教育的活動がメイン
一方、保育士には乳児期から就学前まで、発達段階ごとの対応力が必要です。
最近増えている認定こども園は、0歳〜5歳の年齢を受け入れる施設。
幼稚園教諭と保育士の両資格が求められることもあります。両資格で活躍の場がぐっと広がりますね。

③保育時間の違い

比較項目 幼稚園教諭 保育士
基本時間 9:00~14:00 7:00~18:00
延長時間 預かり保育で18:00まで延長可 延長保育で20:00まで対応可能
午後の活用 教材研究や研修時間に活用 長時間勤務が多い
幼稚園の先生と保育士、基本の保育時間に大きな差がありますね!
実はこれが働き方にも影響し、幼稚園の先生は手遊びやピアノなど時間を有効活用しやすくなります。
しかし最近は共働き家庭が増え、表のとおりにはいかないケースも。
認定こども園推進や保育の無償化など、社会的背景も変化しているため、預かり保育の需要はアップ
幼稚園でも夕方まで保育することが増えています。
働き方も多様化しているため、「自分が望む働き方は?」と考えながら職場を選ぶことが大切です。
保育士と保護者と子ども

4. 幼稚園の先生の大変なこと2選/乗り越え方は?

幼稚園の先生にとって大変なことを2つにわけて解説します。乗り越え方も紹介するので安心してくださいね!
  1. 体力勝負の毎日|上手にリフレッシュ!
  2. 保護者との関わり方|信頼で解決しよう
順に見ていきましょう。

①体力勝負の毎日|上手にリフレッシュ!

質問
「幼稚園の先生に向いている人は?」
答え
「体力に自信があり、健康管理ができる人が向いている」といえるでしょう。
幼稚園の先生は、一日中動き回るため体力が必要です。
運動会の練習で園庭を走り回り、家に帰る頃には声が出ないほど疲れることも!
足腰や喉の負担も大きい仕事ですが、ストレッチやヨガで体を整えたり、のど飴や加湿器で喉を守ることが大切◎
適切な休息を取り、自分自身で心もケアすることで長く働きやすくなります。

②保護者との関わり方|信頼で解決しよう

保護者の方からの「うちの子は叱らないで」「もっと厳しくして!」など、真逆の意見に戸惑うこともあります。
そんなときは一人で抱えず、主任や園長にすぐ相談するのが大切◎
困ったときの対応方法
報告 → 職員で整理・記録 → 園の方針を決定・主任が対応 → 解決後も様子確認
解決後も、保護者とコミュニケーションを取り「園と保護者の架け橋」として信頼を高めましょう
将来主任になる際に必要な「調整力」も養われます。
保育士3人 ガッツポーズ

5. 幼稚園教諭の魅力/やりがいを2つ厳選!

幼稚園の先生の仕事は大変なこともありますが、それ以上に心から「やっていてよかった」と思える瞬間もたくさん!とくに強く感じる魅力を次の2つにまとめました。
  1. 子どもの成長をそばで実感!
  2. 保護者や仲間と築く信頼
順に解説します。

①子どもの成長をそばで実感!

幼稚園教諭の仕事の醍醐味、それは「子どもの成長を間近で見守れること」。
私のクラスのこういち君も、気に入らないとすぐ友だちを叩いてしまっていました。
でも、毎日の関わりの中で
「貸してって言ってみよう」
「ありがとうって言えると嬉しいよ」
と伝え続けたんです。
結果、年長の春には「貸して」「ありがとう」が自然に出るように!
卒園前には、転んだ年下の子に「大丈夫?」と手を差し伸べる優しい姿を見せてくれました。
子どもの小さな「心の成長」に寄り添えるのは、幼稚園の先生の特権!
子どもの人生・子どもの人格形成の「土台」へ、大きな影響力をもつお仕事です。
将来、大人になった子どもたちから「あのとき先生がいてくれたから」と言われるかもしれません。
そんな未来を思うと胸が熱くなります。

②保護者や仲間と築く信頼

幼稚園教諭のやりがいは、保護者、そして一緒に働く仲間との信頼関係にも感じられます!
保護者とは日々、コミュニケーションをとって信頼関係を築いていきます。
信頼し合うことで、子どもたちが安心して園生活を送れるんですね。
保護者から「先生がいるからもう1年お願いします」と言われたときなんて…胸がいっぱいになりました。
また、幼稚園はチームで動く職場。
運動会で担任の先生が急病でも、他の先生たちが一丸となってダンスや準備を分担。
結果、運動会は大成功!
先生たちみんなで支え合えば、どんなピンチも乗り越えられるんです。
さらに、未就園児のイベントや地域行事では、教育者として地域に貢献!幼稚園教諭として役わりの大きさを実感できます。
「先生だからこそできること」がたくさんあるのが、この仕事の魅力です。
手を繋ぐ園児たち

6. 幼稚園の先生になるには?資格と就活ガイド

幼稚園の先生を目指すなら、まずは資格の種類と取り方を知っておきましょう!公立・私立の違いも解説するので、自分に合った進路を見つける参考にしてくださいね。
  • 幼稚園教諭の資格の種類と取り方
  • 公立?私立?給料や働き方の違い
一つずつ見ていきましょう。

・幼稚園教諭の資格の種類と取り方

幼稚園教諭の免許は、「一種」「二種」「専修」3種類
どのルートでも教育実習は必須ですが、大学なら一種、短大や専門学校では二種、大学院に進むと専修免許が取れます。
多くの方がまず、大学・短大・専門学校を検討すると思います。
そこで、気になる学費は以下のとおりです。
  • 大学:約400万円
  • 短大・専門:200万円~250万円
保育士資格を一緒に取ることもおすすめ◎
なぜなら0歳〜5歳の子どもたちを担当する「認定こども園」でも働けるため、活躍の場が広がるんです。
なお、保育士か幼稚園教諭のどちらかの資格をもっている人は、「幼保特例制度」が使える場合もあります。
幼保特例制度とは?
一定の実務経験があれば、もう一方の資格を取得するために必要な単位数を減らせる国の制度。
短期間で両方の資格を取得しやすくなることがメリット!
幼保特例制度は2029年まで使えます◎
一種免許をもつと資格手当がついたり、昇進が早まることも。
主任へのステップアップ、園長などキャリアアップを目指す人には有利といえます。
将来の選択肢を広げるためにも、資格の違いを知っておくことが大切です。くわしくは以下の記事も参考にしてくださいね。

・公立?私立?給料や働き方の違い

「幼稚園の先生の給料はいくらですか?」と気になりますよね。
幼稚園の先生の給料(平均年収)は、公立と私立を合わせて約412万円です。
公立は公務員なので安定しており、福利厚生も充実。異動もあるため、いろんな園で経験を積めるでしょう。
一方、私立は園ごとに特色があります。
自分に合った園を選びやすかったり、個性を活かして保育できたりするのが魅力です。
公立は自治体の試験に合格する必要があり、私立は、園独自の面接が中心。
「どっちがいいんだろう…」と悩んでしまいますよね。
選び方の一例
  • 安定重視 → 公立(地域に根ざしたキャリアを築ける)
  • 自分らしい保育をしたい → 私立(いろいろな保育にチャレンジできる)
それぞれのメリット・デメリットを知り、自分に合うスタイルを考えてみるといいですね◎くわしくは、以下の記事も読んでみてください。
電卓とペン

7. 幼稚園教諭の履歴書|まずは仕事内容を箇条書きで整理!

履歴書を書くときは、まずは自分が経験した仕事内容を整理するのがおすすめです。次の2つのポイントを押さえましょう。
  • 幼稚園教諭の仕事内容|履歴書のポイント
  • やりがいや強みはどう活かす?
順に解説します。

・幼稚園教諭の仕事内容|履歴書のポイント

記事の最初で紹介したように、幼稚園の先生の仕事内容は、朝の準備や子どもとの活動などいろいろ。
幼稚園教諭の履歴書を書くときは、まず実習や体験で経験した仕事内容を箇条書きで整理しましょう。
仕事内容を箇条書きで並べたら、次は「実習で何をしたか?」を具体的に書いていきます。
たとえばこんな感じです。
「4週間の実習で20人の子どもを対象に、季節の制作活動を担当」
このように、担当したクラスや人数、具体的な活動を入れると熱意が伝わりやすくなります。
ピアノ伴奏や制作指導、体育指導もアピールポイントになりますよ◎
さらに「子どもの主体性を大事にしたい」など、自分の保育観を添えると志望動機に深みが出ます
その際、園の方針と自分の思いがつながるように書くと好印象!
以下記事も参考に、仕事内容は「子どもの指導」で終わらせず、数字や具体例を交えて書いてみてください。

・やりがいや強みはどう活かす?

履歴書や面接では、「どんなときにやりがいを感じたか」を志望動機で具体的に伝えるのがコツです。
たとえば、以下の例文を見てみましょう。
志望動機の例文
「実習では、子どもたちが自分の考えを言葉で伝えようとする姿に感動し、私も子どもの主体性を大切にする保育をしたいと思いました。」
このように、具体的エピソードを使ってやりがいや将来の目標を伝えると、採用担当者の印象に残ります。
また、理想だけでなく「泣いている子に寄り添う大変さも学んだ」など体験談を入れると誠実さも伝わりますね。
さらに「音楽が好きだからリズム遊びで子どもたちと関わりたい」など、自分の強みを園の特徴と結びつけると好印象ですよ。
履歴書

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執筆者:ひらい まい(保育士)

幼稚園教諭って、どんな仕事?

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