検索

ほいコレinfo produce by ほいコレナビ

【保育】看護師考案!体幹を鍛えて筋力アップ簡単エクササイズを楽しもう

エクササイズ
子どもたちは体を動かすのが大好き♪でも天気によっては外遊びができないときもありますよね。今回は保育室内でもできる簡単エクササイズで体幹を鍛えて、筋力アップ!看護師の私が考案した、簡単エクササイズをご紹介します。保育中や保育実習に役立ててくださいね。
index

1.保育に役立つ知識!体幹を鍛えるメリットは?

保育学生さん、新人保育士さん!室内で楽しく体力づくりをしたいけど、何をしたらいいかわからない…と悩んでいませんか?
今回は看護師考案!室内でもOK体幹を鍛える簡単エクササイズをご紹介!
ぜひ、実習や保育の参考にしてくださいね。
体幹とは、胸や背中、肩回り、お腹やお尻のことを指します。
まずは、子どもが体幹を鍛えることでどんなメリットがあるのか知っていきましょう。
体幹を鍛えるメリット
〈運動能力の向上〉
体幹を強くすることで、体の軸が安定しスムーズに体を動かせるようになる
〈姿勢の改善〉
猫背や、反り腰が改善されて正しい姿勢を保ちやすくなる
〈ケガの予防〉
体幹を鍛えることで、体のバランスが取れやすくなりケガのリスクを軽減できる
〈集中力の向上〉
正しい姿勢を保つことで、脳への血流が良くなり集中力が上がる
〈筋肉や骨の発達を促進する〉
成長する上で大切な筋肉や骨の発達を促し、体全体のバランスを整える
体幹が弱い子どもの特徴
・すぐに疲れる
・転びやすい
・猫背、反り腰
・手先を使う作業が苦手(鉛筆をもつ、ハサミを使う、折り紙を折るなど)
体幹を鍛えることは、運動能力だけでなく、手先の動きや集中力にも影響があります。
保育園でも簡単エクササイズを取り入れながら、楽しく体幹を鍛えていくことが大切です!

2.看護師考案!保育室内でもできる簡単エクササイズ

〈スクワットで下半身の筋力アップ〉

3~5歳の子どもにおすすめの簡単エクササイズ。
スクワットは太ももとお尻の筋肉を鍛えられます。
下半身を強くすることで、転びにくくケガのリスクを減らすことにつながりますよ。
3歳頃からバランス感覚が身に付いて来ますが、バランスを取りづらく尻もちをついてしまうことがあるので注意して行いましょう!
声掛け方法
・「足を肩と同じくらいに開いて、つま先は少し外側に向けて立つよ」
・「手は胸のところで✕を作ってね」
・「膝を曲げてお尻を突き出して、背中はまっすぐにして丸くならないようにしよう」
・「お尻を突き出したら、膝を伸ばしてまっすぐ立つよ」
注意点
・息を止めてしまう子どもがいるため、保育士が「息を吸って~吐いて~」と声掛けしながら行う
・膝や腰が痛い場合は無理をせず止める
子どもが好きな音楽をかけて行うと楽しいので、ダンスの振付に取り入れてみてはいかがでしょうか。
子どもたちが楽しんでできるのが一番大事!
無理せず、子どものペースに合わせて行ってくださいね。

〈ジャンプで体をあたためよう〉

2歳頃から両足ジャンプができるようになります。
ジャンプ力には個人差があるので、ジャンプが難しい子どもは膝の曲げ伸ばしから練習するのもOK!
ジャンプは下半身の筋力アップが期待できます。
また、お腹に力を入れるため腹筋を鍛えることにつながりますよ。
準備体操にもジャンプはおすすめ!
体全体を使うので、血流がよくなり体が温まります。
声掛け方法
・「隣のお友達にぶつからないように、広がるよ」
・「まずはその場で両足をそろえてジャンプするよ」
・「次は、ジャンプをしながら手と足をパーグーパーグーと広げて戻すよ。花火になりきってみよう!」
注意点
・着地するとき、膝を伸ばしたままだと膝に負担がかかるため「床に足がつくときは膝を少し曲げようね」と声掛けをする
・子どもたちがわかりやすいように、保育士が前でお手本を見せる
ジャンプは体幹を鍛えるのはもちろん、瞬発力や柔軟性、平衡感覚が身に付きます。
簡単エクササイズの中でも、気軽にできるため音楽に合わせて楽しんでやってみましょう!

〈頭の上でクラップ!姿勢を整えよう〉

人のマネが上手になる、1歳頃からおすすめの簡単エクササイズ。
1歳児が行う場合は、言葉がわからない場合があるので、保育士さんが前に出て一緒に行いましょう!
頭の上で手をたたく動きは、腕や肩回りの筋肉を鍛えるのに効果的。
正しい姿勢を保つのに、大切な部分を強くします。
声掛け方法
・「足を肩と同じ幅に開くよ」
・「両方の腕を横にまっすぐ伸ばして、手の平を上向きにしてね」
・「頭の上て手をたたいたら、また元の場所に腕を戻すよ」
・「お腹にグッと力を入れて、背中は真っすぐにしよう」
注意点

・肩や腕が痛い場合は、無理せず中止する

頭の上でクラップをしながら、サイドステップをしたり、膝の曲げ伸ばしをすることでリズム感も身に付きます。

〈片足ケンケンでバランス力アップ〉

3~4歳におすすめの簡単エクササイズ。
3歳児は片足立ちができる時期ですが、まだケンケンは難しい子どももいるので子どものペースに合わせて行いましょう。
片足で立つことでバランス感覚が身に付き、腹筋や足の筋肉が強くなり、体幹がしっかりします。
声掛け方法
・「片足を上げて立ってみよう。難しいときは、腕を伸ばしてバランスを取ってみてね」
・「片足のまま軽くジャンプ!ケンケンしてみよう」
・「反対の足でもやってみてね」
注意点
・片足ケンケンが難しい子どもは、片足で立つところから始める
・バランスを取るのが難しく転んでしまうこともあるので、運動が苦手な子どもの近くで保育士が見守る
バランス感覚が身につくと、正しい姿勢を保ちやすくなり集中力の向上につながりますよ。

3.簡単エクササイズで子どもたちと楽しく筋力アップ

今回は、看護師考案!保育に役立つ簡単エクササイズをご紹介しました。
紹介した簡単エクササイズをダンスの振付に取り入れると、運動が苦手な子どもでも楽しめますよ。
ジャンプをする子ども
ゲームやスマホが普及していて、外遊びが減り体幹が弱い子どもが増えています。
体幹が弱くなることで、ケガのリスクが上がるので日常的に運動を取り入れることが大事!
たとえば継続して運動できるように朝の会に取り入れたり、雨の日や、猛暑で外遊びができないときに保育室内で行うのもいいですね。
保育園で簡単エクササイズを取り入れることで、運動不足が解消されるだけでなく、集中力アップ、姿勢の改善にもつながるのでメリットがたくさん♪
子どもたちのペースに合わせて簡単エクササイズを保育に取り入れ、丈夫な体作りをしていきましょう!

執筆者:瀬川知子(看護師)

頼れる保育士さんになるためのお手伝い

Event就活イベント

記事が見つかりませんでした。